就職・転職・スキルアップ部門
勤め上げない働き方
部門別ランキング2位
35歳以上のミドル層の働き方が変わっている。年金の支給開始年齢の引き上げや、大手企業でさえも倒産する中で「1つの企業に終身勤めあげる」というよりも、自身のキャリアプランやワーク・ライフ・バランスに重きをおいて働き方を選択する人が増えている。さらに男性社員に育休取得を義務付けたり、35歳以上の転職人口が増加しているなど、それを受容できる土壌も整ってきている。
大学生の就職活動 ガイド
小寺 良二
「若年層は自分の個性を活かして、新しい生き方を見つけたいという人が多くみられます。35歳以降のミドル層の人は、新しい生き方を見つけるというよりも、現状をより良いものに変えていこうとする人が多いのではないでしょうか」
転職のノウハウ・外資転職 ガイド
小松 俊明
「起業というのが、ミドル層の就職のひとつの選択肢になってきています。自分の才能を活かしたい、という方が増えたのでは、というのは感じていますが、乱立し過ぎているのは気になります」
起業・独立のノウハウ ガイド
中野 裕哲
「年齢にかかわらず転職か起業かを迷って起業するというパターンが増えています。情報発信が各々できるようになって、在宅でできる作業も増え、それを受け入れる環境もできてきました。つまり、『場』が整ってきたのです。さらに、子供と触れ合ったり、自分の時間を作ったりして、生活を豊かにしたい、と思っている人が増えているのも現状を後押ししていると思われます」