——他社のブランドリフト調査と比較して、今回の取り組みが優れている点はありますか?
村井
他メディアでブランドリフト調査を行う場合、基本的には追加料金の発生するオプションメニューといった扱いになっています。一方、「All About」のタイアップ広告ではブランドリフト調査が標準実装されているため、追加料金はかからず、コストメリットが高いと言えます。
また、資本業務提携によって双方のメディア間で相互送客していることから、「All About」の記事閲覧者がプレミアパネルの回答モニターである率も高く、3万PVで接触・非接触それぞれ200サンプル以上という効率的なサンプル回収が可能となっています。
加えて、一般的なブランドリフト調査は、ディスプレイ広告で行われることが多いため、可視化できるのは『認知度合い』にとどまっています。しかし、今回の場合はタイアップ広告で行うため、「興味・理解度」「利用・購入意向」といったより深い態度変容効果までを可視化できる点が特長です。
また、資本業務提携によって双方のメディア間で相互送客していることから、「All About」の記事閲覧者がプレミアパネルの回答モニターである率も高く、3万PVで接触・非接触それぞれ200サンプル以上という効率的なサンプル回収が可能となっています。
加えて、一般的なブランドリフト調査は、ディスプレイ広告で行われることが多いため、可視化できるのは『認知度合い』にとどまっています。しかし、今回の場合はタイアップ広告で行うため、「興味・理解度」「利用・購入意向」といったより深い態度変容効果までを可視化できる点が特長です。
——アンケート回答の回収期間の目安は、どのくらいですか?
小松
dポイントクラブ会員自らがアンケートサイトにアクセスして回答するため、回答期間を厳密にコントロールすることはできませんが、過去の実績としては1週間程度が目安となります。回収数が目標値に届かない場合は、期間を延長します。
——過去の実績ということは、すでに導入されたクライアントがいらっしゃるということですか?
小松
はい。テスト案件として5〜6社でブランドリフト調査をさせていただきました。大手家電メーカー様、医薬品メーカー様、食品メーカー様などジャンルはさまざまです。テスト期間もありレポート表示についてのアドバイスをいただくこともありましたが、リフト調査の実施とその結果にはご満足いただいております。
また、リリース後は広告代理店からも今回の標準実装にご興味をお持ちいただくことも多く、ご質問やお問合せも増えてますね。
また、リリース後は広告代理店からも今回の標準実装にご興味をお持ちいただくことも多く、ご質問やお問合せも増えてますね。
——さまざまな業種・業態の企業様で導入されたようですが、タイアップ広告でのブランドリフト調査に向き・不向きはないのでしょうか。
村井
調査の性質のほか、「All About」の媒体特性もありますが、やはりBtoC企業のほうが向いているとは思います。ただ基本的にはどんな業種・業態の企業様に実施していただけるものとなっています。
——では最後に、今後、この取り組みをどう展開していきたいですか?
飯塚
プレミアパネルのユーザーはアカウント識別子と紐づけられているので、NTTドコモが保有する広告ソリューションとの連携も容易になります。例えば、「All About」の記事を読んでアンケートに答えてくださったプレミアパネルのユーザーに、メール広告(メッセージS)を送るといったことも、追加施策として広告主にご提案が可能になります。
さらには、dポイントクラブ加盟店での購買行動とも紐づけが可能となるので、「記事を読んで商品に対する理解が深まり、その後、該当商品の購買に至った」というところまでが、一気通貫で可視化できる取り組みも始まっています。
タイアップ広告の効果をデータで示して広告主の広告効果をさらに高めていく取り組みを、引き続きオールアバウト様とご一緒に推進していければと考えています。
さらには、dポイントクラブ加盟店での購買行動とも紐づけが可能となるので、「記事を読んで商品に対する理解が深まり、その後、該当商品の購買に至った」というところまでが、一気通貫で可視化できる取り組みも始まっています。
タイアップ広告の効果をデータで示して広告主の広告効果をさらに高めていく取り組みを、引き続きオールアバウト様とご一緒に推進していければと考えています。
村井
これからの広告は、ブランドリフト調査によって効果を可視化するのが当たり前になっていくと考えています。そのような中で、「All About」のタイアップ広告の価値を示していけるよう、ブランドリフト調査によって得られた結果を深く分析し、その後の運用・コンテンツ改善に活かすことで、ブランドリフト効果をさらに高められる施策をご提案していきたいです。
——広告の価値を可視化して、効果までお返しするのが、メディアの使命だということですね。
小松
そうですね。たとえばPrimeAdに参加いただいている複数のメディアのタイアップを掲載する「メディアオーケストレーション」の場合は、All Aboutを含む全メディアのタイアップについて、ブランドリフト調査を実施することもできます(ご実施料金によります)。各メディアによってリフト率が異なり示唆に富んだレポートをご提供できますので、ぜひご活用いただきたいです。
■参考リリース
総合情報サイト「All About」のタイアップ広告が「ブランドリフト調査」を標準実装~ドコモの約600万人の調査パネルと連携し、広告の効果を測定~
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