オペレーション部門は事業を支える「最後の砦」 進化し続けるための創造と挑戦
アパレル業界でおよそ15年間、ロジスティクスの専門家としてキャリアを積んだ後、オールアバウトライフマーケティングに入社した、オペレーション部 部長の篠原正徳さん。「サンプル百貨店」の魅力や、篠原さんがマネジメントの上で大切にしていることを語ってもらいました。
篠原 正徳(しのはら まさのり)
株式会社オールアバウトライフマーケティング オペレーション部 部長 アパレル業界で15年間キャリアを積み、2021年11月、オールアバウトライフマーケティング入社。ロジスティクスを中心に、一貫してオペレーションまわりを担当している。 |
■アパレル企業のディストリビューターから、ロジスティクスのエキスパートに
ー篠原さんは、現在どんなお仕事をしているのですか?
日本最大級のお試しサービス「サンプル百貨店」や、総合通販サイト「dショッピング」を運営するオールアバウトライフマーケティングで、オペレーション部長をつとめています。オペレーション部は、商品ページの作成やロジティクス、イベントの企画まで、サービス運営の基盤を担う部署です。
ーオールアバウトライフマーケティングに入社する前は、どんなキャリアを歩んできたのでしょう。
学生時代から洋服が好きで、ファッション関係の職に就きたいと考えていました。ファッションに関わる仕事について調べていく中で、「ディストリビューター」という役割があることを知りました。アパレル企業の中で働くディストリビューターは、製造した商品をどの店舗にどれくらい配分するかを決める役割を担っています。売れ行きを見ながら商品を別の店舗に移動させたり、価格を調整したりするのも、ディストリビューターの仕事です。
この仕事なら好きなファッションにかかわり続けることができそうだと感じ、全国に店舗を抱えるアパレルブランドに就職したのです。シーズンごとに次々と新商品が発売される中、時には製造スケジュールがギリギリになることもありました。深夜に工場へ行き、製造担当の方と一緒に検品をして全国に発送すると同時に、東京近郊の店へは自分で商品を届けるというような、体育会系の働き方をしていました。
この仕事なら好きなファッションにかかわり続けることができそうだと感じ、全国に店舗を抱えるアパレルブランドに就職したのです。シーズンごとに次々と新商品が発売される中、時には製造スケジュールがギリギリになることもありました。深夜に工場へ行き、製造担当の方と一緒に検品をして全国に発送すると同時に、東京近郊の店へは自分で商品を届けるというような、体育会系の働き方をしていました。
ーかなりハードなお仕事だったのですね。
1社目の企業で、ディストリビューターとして一定の経験を積むことができたので、次は思い切って新たな領域に挑戦してみようと考えて。ECビジネスを手がけるアパレル企業に転職し、物流担当として、自社が販売する商品の物流や、物流のノウハウをクライアントに提供する業務にも携わりました。
「物流」と聞くと、トラックを運転したり、フォークリフトで荷物を運ぶイメージが浮かぶかもしれません。私はもう少し俯瞰的に会社のロジスティクス全体を見て、会社が求める要件をどう効率的かつ効果的に実現するかを考え、現場のメンバーと協力しながら実行する役割を担っていました。前職に比べかかわる人の数も増え、キャリアの幅を広げることができたと感じています。
「物流」と聞くと、トラックを運転したり、フォークリフトで荷物を運ぶイメージが浮かぶかもしれません。私はもう少し俯瞰的に会社のロジスティクス全体を見て、会社が求める要件をどう効率的かつ効果的に実現するかを考え、現場のメンバーと協力しながら実行する役割を担っていました。前職に比べかかわる人の数も増え、キャリアの幅を広げることができたと感じています。
■「成長企業で、新たな挑戦がしたい」とオールアバウトライフマーケティングに入社
ーオールアバウトライフマーケティングに転職したきっかけを教えてください。
実は、「どうしても転職したい」と考えていたわけではないんです。前職では、会社に対する不満もなく、自由に楽しく仕事をさせてもらっていました。もし、さらに成長している業界で、多くの物量を扱う機会があれば話を聞いてみたいと思い、情報収集をしていたときに、たまたまオールアバウトライフマーケティングのことを知ったのです。
私自身、アパレル業界に15年間身を置いて、グループ会社やクライアントを含む10社以上のロジスティクスにかかわってきましたが、サンプル百貨店のような「トライアルマーケティング」という業態の企業に出会ったのは初めてでした。ユニークで面白いなと思いましたし、フットワーク軽く新しいことに挑戦していく会社の姿勢にも魅力を感じて、入社を決めたんです。
私自身、アパレル業界に15年間身を置いて、グループ会社やクライアントを含む10社以上のロジスティクスにかかわってきましたが、サンプル百貨店のような「トライアルマーケティング」という業態の企業に出会ったのは初めてでした。ユニークで面白いなと思いましたし、フットワーク軽く新しいことに挑戦していく会社の姿勢にも魅力を感じて、入社を決めたんです。
ーサンプル百貨店について、詳しく教えてください。
食料品や日用品など、話題の商品をお得に試すことができるお試しサービスです。サンプルや試供品というと、無料で配布するイメージが強いかもしれませんが、サンプル百貨店では、有料のサンプリングも実施しているんです。少しの負担で魅力的な商品を数多く試せることから、約400万人のユーザーの支持を集めています。パートナー企業にとっては、ユーザーの生の声を知ることができるという魅力があり、名だたる大企業が出店しています。
のべ100回以上開かれてきたリアルイベント「RSP(リアルサンプリングプロモーション)」やオンラインイベント「RSP Live」も、ほかにはないサンプル百貨店の特徴です。都内のホテル会場を貸し切って行われるRSPには、1日1,000人近い参加者が集まり、出店企業のプレゼンに耳を傾けます。発売前の新商品をホテルサービスで試飲・試食でき、たくさんのサンプルを持ち帰れることから、毎回抽選になるほど大人気のイベントなんですよ。
個人のSNSアカウントで感想を投稿することが参加の条件となっており、出店企業にとっては、ユーザーの感想を知り、マーケティングの効果も期待できるという大きなメリットがあります。
のべ100回以上開かれてきたリアルイベント「RSP(リアルサンプリングプロモーション)」やオンラインイベント「RSP Live」も、ほかにはないサンプル百貨店の特徴です。都内のホテル会場を貸し切って行われるRSPには、1日1,000人近い参加者が集まり、出店企業のプレゼンに耳を傾けます。発売前の新商品をホテルサービスで試飲・試食でき、たくさんのサンプルを持ち帰れることから、毎回抽選になるほど大人気のイベントなんですよ。
個人のSNSアカウントで感想を投稿することが参加の条件となっており、出店企業にとっては、ユーザーの感想を知り、マーケティングの効果も期待できるという大きなメリットがあります。
Back Number
Rankingランキング
- MONTH
- WEEK