「超不器用」でも結果を出す。強みを活かすチームプレイから生まれたヒット施策
「自ら打席に立ち続ける人でありたい」と語るのは、「All About ニュース」の記事企画や編集、SNS運用などを担うメディアプロデュース部の吉原さん。「私は超不器用・超非効率なんです」という彼が、自らの強みを見つけ、アフィリエイトやLINEの施策で成果をあげて、新人賞を受賞するまでの歩みをじっくり聞かせてもらいました。
メディア事業部 メディアプロデュース部 吉原
2022年、新卒入社。「All About ニュース」で記事の企画・編集、公式LINEやSNSの運用を担当。2024年度下期新人賞を受賞。 |
■人の温かさに惹かれ、「この会社なら楽しく働けそう」とオールアバウトへ
ーまずは、吉原さんの現在のお仕事について教えてください。
オールアバウトが運営するニュースメディア「All About ニュース」の記事企画や編集、公式LINEやSNSの運用を担当しています。
ーオールアバウトに入社しようと考えたきっかけは?
大学では、経営学部でマーケティングを専攻しました。社会に向けて情報を発信することに興味があり、メディア・広告業界を中心に就職活動をしたんです。オールアバウトは総合職採用なので、編集職に就ける保証はありませんでしたが、選考を通じて出会った社員の方々の人柄に強く惹かれました。中でも内定後にOB訪問をした方は、私のお礼のメールに、2倍以上の分量で丁寧に返信をくれて。「吉原くんなら、どこへ行っても活躍できると思います。自分の行きたい道を進んでください。」と書いてくれたんです。こんな人柄の方がいる会社なら、どんな職種でも楽しく働けそうと感じました。
実際に入社してからも、入社前に感じた「人の温かさ」にギャップはありませんでした。わからないことがあっても、皆さん忙しい中でも寄り添って教えてくれる。飲み会の場で一度会っただけの先輩が、会社ですれ違いざま気さくに声をかけてくれる。そんな職場なんです。
実際に入社してからも、入社前に感じた「人の温かさ」にギャップはありませんでした。わからないことがあっても、皆さん忙しい中でも寄り添って教えてくれる。飲み会の場で一度会っただけの先輩が、会社ですれ違いざま気さくに声をかけてくれる。そんな職場なんです。
■思うように動けなかった1年目。焦りから始まった挑戦の日々
ー吉原さんが所属するメディアプロデュース部は、どんな部署なのでしょう。
「All About」と「All About ニュース」、2つのメディアの運営をしています。経験豊富な先輩たちから若手まで、幅広い年代の編集者がいて、社歴で言えば、私自身はちょうど中堅に差しかかる立ち位置です。
私が入社した2022年は、まだコロナ禍の影響が残っていて、リアルでコミュニケーションをとる機会も限られていました。加えて「All About ニュース」自体が、2021年に再始動したばかりのタイミング。指示を待つのではなく、自分で仕事を見つけ、動かしていくことが求められました。
なかなかペースをつかめずにいましたし、自分はもともと不器用で、立ち上がりに時間がかかるタイプ。結果を出す同期の姿や、優秀な後輩社員の存在を見て、正直、焦りもありました。
私が入社した2022年は、まだコロナ禍の影響が残っていて、リアルでコミュニケーションをとる機会も限られていました。加えて「All About ニュース」自体が、2021年に再始動したばかりのタイミング。指示を待つのではなく、自分で仕事を見つけ、動かしていくことが求められました。
なかなかペースをつかめずにいましたし、自分はもともと不器用で、立ち上がりに時間がかかるタイプ。結果を出す同期の姿や、優秀な後輩社員の存在を見て、正直、焦りもありました。
ー「私は不器用」とおっしゃる吉原さんですが、2024年度下期には新人賞を受賞されています。ターニングポイントになった出来事はありますか?
新人賞の表彰対象になるのは、新卒入社の場合、「入社後3年間」なんです。2024年の上期の終わり、取締役の方に「新人賞は、次の半年がラストチャンスだね」と声をかけられて。新人賞のラストチャンスということは、会社が「新人」として見てくれる最後の半年間ということ。心の底からやり切ったと思えるくらい、本気で仕事に取り組もうと目標を立てました。
そのために、とにかく「自ら打席に立つ回数を増やそう」と、行動量を増やしたんです。既存の業務についてはさまざまな打ち手を試し、同時に新たな施策をどんどん打ち出していく。元々自分は臆病な性格で、行動に移すまでに考えすぎてしまうタイプだったのですが、指示を待つだけでなく、自分から動いてチャンスを作り出すことで、成功率を上げようと考えました。
そのために、とにかく「自ら打席に立つ回数を増やそう」と、行動量を増やしたんです。既存の業務についてはさまざまな打ち手を試し、同時に新たな施策をどんどん打ち出していく。元々自分は臆病な性格で、行動に移すまでに考えすぎてしまうタイプだったのですが、指示を待つだけでなく、自分から動いてチャンスを作り出すことで、成功率を上げようと考えました。
■仲間と挑んだアフィリエイト施策。地道な努力で導いた大きな成果
ー具体的には、どんな「踏み込み」をしたのでしょう。
まず、「アフィリエイト施策」の業績向上に取り組みました。安定したアフィリエイト収益を得られる状況を作りたいと考えていたメディア企画のメンバーに声をかけていただき、始まった施策でした。これまであまり注力してこなかった分野なので、編集部内にもほとんど知見がなく、ゼロからのスタートです。数字の分析を得意とするメディア企画グループと協力して、プロジェクトを進めました。
制作工数を抑え、より多くの記事を公開し続けられるよう、AIを使って情報収集を効率化したり、記事フォーマットを見直したりといった工夫をして。メンバー全員でアイディアを出し合い、記事ジャンルの幅も広がりました。
分析力に長けたメディア企画グループのメンバーと協力しながらABテストを繰り返し、ものすごい売り上げを達成することができたんです。
制作工数を抑え、より多くの記事を公開し続けられるよう、AIを使って情報収集を効率化したり、記事フォーマットを見直したりといった工夫をして。メンバー全員でアイディアを出し合い、記事ジャンルの幅も広がりました。
分析力に長けたメディア企画グループのメンバーと協力しながらABテストを繰り返し、ものすごい売り上げを達成することができたんです。
ー“ものすごい!”ですか⁉(笑)。 相当よい結果だったんですね。
はい(笑)! そのほか、公式LINEアカウントにご登録いただいた方に、毎日ダイジェストで記事を紹介する「LINE定時配信」と、専門家が読者の素朴な疑問に答える「ガイドQ&A記事」も私の担当です。
LINE定時配信では、実際の記事を制作した編集者とのコミュニケーションを増やしました。ヒット記事の傾向を共有したり、私からの提案を増やしたりすることで、記事のヒット率を向上させることができたんです。
Q&A記事では、数字の分析力に長けたメンバーや、記事に使用する画像が得意なメンバーとチーム全体で取り組み、目標を達成しました。
LINE定時配信では、実際の記事を制作した編集者とのコミュニケーションを増やしました。ヒット記事の傾向を共有したり、私からの提案を増やしたりすることで、記事のヒット率を向上させることができたんです。
Q&A記事では、数字の分析力に長けたメンバーや、記事に使用する画像が得意なメンバーとチーム全体で取り組み、目標を達成しました。
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