「お金の知識」はとても大切! 「不安なく、賢く、自分らしく」生きるために、正しい情報をわかりやすく読者に届けたい。
総合情報サイト「All About」の看板とも言える「All Aboutマネー」は、企業理念の「個人を豊かに、社会を元気に。」をまさに体現するコンテンツ。編集者として向き合い続けてきた長谷川さんの取り組みや、その思いをインタビューした。
メディアビジネス部 ガイドメディアグループ 長谷川
2015年中途入社。2022年度下期MVPを受賞。キャリアのスタートは地方新聞記者。その後雑誌社を経てオールアバウトに入社。2018年より「All About」のマネーコンテンツに携わる。現在はマネーコンテンツ編集のリーダー。 |
■紙媒体の限界を感じて「All About」へ
―今までの経歴について、簡単に教えていただけますか?
オールアバウトは3社目になります。最初は父の故郷にある地方新聞社に入りました。2年9ヵ月勤めて東京に戻り、経済系の雑誌出版社を経てオールアバウトに転職しました。
メディア「All About」は以前から調べ物をする時によく読んでおり、多くの方に役立つ情報以外にもニッチな情報も届けるサイトという印象でした。
入社が2015年で、最初の1年は国内旅行とビジネス部門のプロデューサーでした。2016年に「All About NEWS」の立ち上げに参加。その後は2018年に All Aboutマネーのコンテンツを配信する担当になり、現在まで同じ部署にいます。
メディア「All About」は以前から調べ物をする時によく読んでおり、多くの方に役立つ情報以外にもニッチな情報も届けるサイトという印象でした。
入社が2015年で、最初の1年は国内旅行とビジネス部門のプロデューサーでした。2016年に「All About NEWS」の立ち上げに参加。その後は2018年に All Aboutマネーのコンテンツを配信する担当になり、現在まで同じ部署にいます。
―紙媒体の会社から、Web中心のオールアバウトに転職したのはなぜだったのでしょう?
いろいろありますが、理由の一つは紙媒体にはそろそろ限界があると感じたことです。
新聞社に入ったのが2011年4月。東日本大震災の直後でした。東京でも交通網が麻痺して混乱しましたが、SNSを介して素早く情報が飛び交うのを目の当たりにして、個人の発信が強くなる時代がこれから来るなと思いました。新聞でできることって、案外少ないのかもしれないと強烈に感じたのです。ただ、新聞記者として伝え方の基礎をきちんと学んだことは、今とても役に立っています。
新聞社に入ったのが2011年4月。東日本大震災の直後でした。東京でも交通網が麻痺して混乱しましたが、SNSを介して素早く情報が飛び交うのを目の当たりにして、個人の発信が強くなる時代がこれから来るなと思いました。新聞でできることって、案外少ないのかもしれないと強烈に感じたのです。ただ、新聞記者として伝え方の基礎をきちんと学んだことは、今とても役に立っています。
■「マネーの知識を正しくわかりやすく伝えて、生活を豊かに」
―メディアビジネス部のミッションを教えてください。
「個人を豊かに。社会を元気に」という会社の方針につながるよう、ガイドメディアグループのマネー領域では「生活になくてはならないお金の知識を、正しくわかりやすく伝えて生活を豊かにする」というミッションを掲げています。
お金って使い方を間違えれば時には人生を変えてしまうこともある。それほど大切な領域なので、慎重かつ丁寧にコンテンツを作っています。
お金って使い方を間違えれば時には人生を変えてしまうこともある。それほど大切な領域なので、慎重かつ丁寧にコンテンツを作っています。
―マネー領域は「All About」の看板とも言えますが、その人気の秘密はどこにあると思いますか?
「あるじゃん」というマネー系の雑誌を2007年にリクルートからオールアバウトが引き継いで今に至っているので、雑誌時代の編集者が今も多くマネー領域で業務を続けています。
そんな歴史もあって、マネーガイド(専門家)は80人以上いて住宅ローン・保険から子育て・教育・年金まで生涯にわたるお金のことを網羅しています。幅広い年齢層のあらゆるお金の疑問に、読者に寄り添ってわかりやすく正しく答えられているのかなと思います。
なかでも人気なのは、読者の悩みに専門家がお答えする「マネープランクリニック」で、「あるじゃん」時代から続いています。読者に寄り添うコンテンツはやはり人気があって長く読まれています。
そんな歴史もあって、マネーガイド(専門家)は80人以上いて住宅ローン・保険から子育て・教育・年金まで生涯にわたるお金のことを網羅しています。幅広い年齢層のあらゆるお金の疑問に、読者に寄り添ってわかりやすく正しく答えられているのかなと思います。
なかでも人気なのは、読者の悩みに専門家がお答えする「マネープランクリニック」で、「あるじゃん」時代から続いています。読者に寄り添うコンテンツはやはり人気があって長く読まれています。
[お金の悩みを解決!マネープランクリニック] All About|お金の悩み・貯金ができない悩みにアドバイス
マネープランクリニックはFPにお金の無料相談ができます。貯金ができない、借金がある、赤字などの家計の悩みから、マイホームを買いたい、住宅ローン返済の仕方、保険の見直し、子どもの教育費や老後資金が心配など、実際に寄せられた相談に専門家がお答えします。
―長谷川さんの具体的な仕事やチームでの役割分担を教えてください。
「All Aboutマネー」のチーム構成は、基本はメンバー2名と私の3名体制です。あとはマネジャーの菊地さんとクオリティマネジャーの矢野さんにも参加してもらっているほか、アルバイトさんや業務委託さんにも協力をしてもらっています。
メンバーには、マネーガイドとやり取りをしてコンテンツを作り、編集実務を担当してもらっています。私はメンバーが苦手そうなところを補い、動きやすいように全体を見ながら調整をしています。
メンバーには、マネーガイドとやり取りをしてコンテンツを作り、編集実務を担当してもらっています。私はメンバーが苦手そうなところを補い、動きやすいように全体を見ながら調整をしています。
―チームの方に長谷川さんのことを伺ったところ、「誠実」「こまやか」「献身的」など様々なワードが上がりました。
私は苦手なことはやりたくないですし(笑)、皆さんも同じだと思うので、コミュニケーションを取りながらうまく得意分野を活かして役割分担ができていると思います。
記事をガツガツと自由に作っていくことが得意なメンバーにはそれを活かしてほしいし、ちょっと脱線しそうかな? と思う時は優先順位をつけて交通整理しています。
また私は細かいところを見て読者の目線に合わせて直すことが得意なので、編集のサポート、校正・校閲と、その後の分析をしています。
分析の繰り返しから新規コンテンツのアイデアを考えたり、わかりにくいコンテンツを改良する提案をしたり、そのほか他メディアの担当者とのやりとりや配信も私の担当です。
記事をガツガツと自由に作っていくことが得意なメンバーにはそれを活かしてほしいし、ちょっと脱線しそうかな? と思う時は優先順位をつけて交通整理しています。
また私は細かいところを見て読者の目線に合わせて直すことが得意なので、編集のサポート、校正・校閲と、その後の分析をしています。
分析の繰り返しから新規コンテンツのアイデアを考えたり、わかりにくいコンテンツを改良する提案をしたり、そのほか他メディアの担当者とのやりとりや配信も私の担当です。
―マネー領域の難しさというのは、どういう点にありますか?
本当に難しいジャンルです。専門用語が多く、税理士さんにしか答えられない範囲や弁護士さんでないと答えてはいけない内容もありますし、借金、破産や命に関わるような話もあります。詳しく伝えたいけれども、あまりにも専門的になってしまうと読者にとってわかりにくくなってしまいます。逆に簡単に書きすぎると正しく伝わらないリスクもあります。
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