優秀な人を真似することを頑張っていた頃、言われてハッとした恩師の言葉
社員が大切にしている言葉を紹介する連載企画「Quotes」。第35回は、開発部 メディア開発1グループ 高松さんが、必要とされるビジネスパーソンになるために、模索し続けていることを紹介します。
世の中同じ人が沢山いても成り立たない。他の人とは違う“オリジナル”になりなさい。
この言葉との出会いは確か高校生ぐらいだったと記憶しています。当時のお世話になっていた先生から言われた言葉で、「ハッ」としたのを覚えています。
当時の自分は個性とか、自分らしさとか、そういった事はほとんど考えておらず、優秀な人を見て、真似をして、その人たちが出来る事を自分も出来るようになろうと頑張っていました。
人からアドバイスされた事も同様で、指摘された事とか方法を提示された場合は、「自分よりも出来る人が言ってるのだから間違いない。」とあまり考えず鵜呑みにしていた気がします。
当時の自分は個性とか、自分らしさとか、そういった事はほとんど考えておらず、優秀な人を見て、真似をして、その人たちが出来る事を自分も出来るようになろうと頑張っていました。
人からアドバイスされた事も同様で、指摘された事とか方法を提示された場合は、「自分よりも出来る人が言ってるのだから間違いない。」とあまり考えず鵜呑みにしていた気がします。
■特定多数の誰かと同じはつまらない
つまり、当時の自分は誰か他の人の模倣を行い、物事に対する考え方も「合わせに行っていた」ということです。それが間違っているとは言いません。知見が全くない状態であれば、先人に倣う事は大事だと思います。ただある程度の基礎力が備わった状態でそれでも模倣し続けるのは、不特定多数の誰かになりにいくのと同義。それだと、輝き続けるのは非常に難しいです。
子供の頃ってやたらと海岸の貝殻や道端の石を拾うことってあったと思います。その時目に留まって、拾ったのは他とは何処か違う特徴のあるものだと思います。形がものすごく綺麗だとか、色が変わっているだとか。そのほかの黒っぽくてありきたりな形のものは、特に目に止まらない。それと同じことが、人間にも言えると思っています。
子供の頃ってやたらと海岸の貝殻や道端の石を拾うことってあったと思います。その時目に留まって、拾ったのは他とは何処か違う特徴のあるものだと思います。形がものすごく綺麗だとか、色が変わっているだとか。そのほかの黒っぽくてありきたりな形のものは、特に目に止まらない。それと同じことが、人間にも言えると思っています。
■世の中的にどんな人が求められるのか
仕事をこなす場合も同様だと思います。同じ知識セットや同じ考え方の人たちが沢山いるよりも、能力がそれぞれ異なっていて、考え方も異なる方がさまざまな視点で考えられるので、より成果が上がると思います。
誰かの真似をし続けた先の自分は、その人の代わりにしかなりません。そうではなく、沢山の人たちの意見を聞いて、自分の中で消化し、自分にとって必要だと感じたことを取り入れていくこと。
そうすることで他者とは違う個人が形成され、自分らしさが生まれます。その自分らしい考え方を生かすことで、本当に自分が必要とされる場所が生まれると思っています。
誰かの真似をし続けた先の自分は、その人の代わりにしかなりません。そうではなく、沢山の人たちの意見を聞いて、自分の中で消化し、自分にとって必要だと感じたことを取り入れていくこと。
そうすることで他者とは違う個人が形成され、自分らしさが生まれます。その自分らしい考え方を生かすことで、本当に自分が必要とされる場所が生まれると思っています。
私自身の過去のエピソードとしては、誠実に働いていたからこそ助けてもらった経験があります。スケジュール的に数ヶ月かかる長期開発に携わっていた際、スケジュールの遅れが生じ始めて自分だけではどうやっても間に合わない場面がありました。
元々は進捗が順調だったのと、初めて開発リードを任されたこともあり遅れが出ていることを伝える事に抵抗があった事を覚えてます。それでも正直に伝えて相談をした結果、解決に向けてすぐ動いてくださり、知見の詳しい別部署の方々も一緒になって対応をしていただけました。
もちろん業務ですので当たり前かも知れません。それでも皆さん年末という忙しい中、文句も言わず助けてくれた事は、普段の自分の仕事の仕方も関係していたのかなと思っています。
まだまだ自分らしさは探し続けている最中です。この先も沢山の人達の考え方に触れて自分を形成して行こうと思います。
元々は進捗が順調だったのと、初めて開発リードを任されたこともあり遅れが出ていることを伝える事に抵抗があった事を覚えてます。それでも正直に伝えて相談をした結果、解決に向けてすぐ動いてくださり、知見の詳しい別部署の方々も一緒になって対応をしていただけました。
もちろん業務ですので当たり前かも知れません。それでも皆さん年末という忙しい中、文句も言わず助けてくれた事は、普段の自分の仕事の仕方も関係していたのかなと思っています。
まだまだ自分らしさは探し続けている最中です。この先も沢山の人達の考え方に触れて自分を形成して行こうと思います。
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