落ち込んだ時に思い出す言葉たち
社員が大切にしている言葉を紹介する連載企画「Quotes」。第24回に登場していただくのは、マーケティングソリューション部・アカウントプランニングG 鈴木さん。仕事が山積みで暗澹とした気持ちになったときに思い出す、ふたりの先輩の言葉を紹介します。
■自分の機嫌を自分でとるのは難しい
仕事をしていると、どうしても感情の起伏とは無縁ではいられないことがあります。社会人十余年目となった今でも、ちょっとしたコミュニケーションの行き違い、ボタンの掛け違いなどで、ストレスを感じたり落ち込むことが、ままあります。コロナ禍でリモートワークになり、非対面のやり取りが多くなると、なおさらです。
私は自分でいうものなんですが、自分の機嫌を自分でとるのが上手な方ではありません。とはいえ、時短勤務のワーママのため、就業中は1分1秒が惜しい状況。トラブルで心が折れそうになっても、とにかく心を無にして、終業まで突っ走らなくてはいけません。
終業後にじわじわと湧いてくる暗澹とした気持ち。そんな時に思い出す、言葉たちを紹介させてください。
私は自分でいうものなんですが、自分の機嫌を自分でとるのが上手な方ではありません。とはいえ、時短勤務のワーママのため、就業中は1分1秒が惜しい状況。トラブルで心が折れそうになっても、とにかく心を無にして、終業まで突っ走らなくてはいけません。
終業後にじわじわと湧いてくる暗澹とした気持ち。そんな時に思い出す、言葉たちを紹介させてください。
■3拍子で報告しろ
新卒で初めて配属されたのは人事の部署でした。直属の上長は、いわゆる軍曹タイプの、厳しい(とされている)上司でした。部下だけでなく、時には、経営陣や他部署の部長ともハードめに議論するタイプの方でした。よく他部署の方から「パワハラは大丈夫か」と聞かれたものです。
かたや親バカ的な一面もあり、ほめる時にはきちんとほめてくれる、優しい時には、とことん優しい上司でした。
新卒の頃、私は、追いつめられると、みけんにシワが寄り「追いつめられている」という状況が100%顔に出ていました。納期が今日なのに大きな修正が入ったプレゼンテーション資料、交渉中の取引先が投げてきた期待に沿わない回答......こういったものを引っ提げて上司のところに確認や相談にいく時、みけんにシワが寄った私に上司はこういいました。
かたや親バカ的な一面もあり、ほめる時にはきちんとほめてくれる、優しい時には、とことん優しい上司でした。
新卒の頃、私は、追いつめられると、みけんにシワが寄り「追いつめられている」という状況が100%顔に出ていました。納期が今日なのに大きな修正が入ったプレゼンテーション資料、交渉中の取引先が投げてきた期待に沿わない回答......こういったものを引っ提げて上司のところに確認や相談にいく時、みけんにシワが寄った私に上司はこういいました。
3拍子で報告しろ
私は「はあ?」という表情をこれまた全面に出しつつ、「ワンツースリー、ワンツースリー」のリズムに合わせて報告しようとします。すると、これが下手くそすぎてどうしても自分で笑っちゃうんですね。
「3拍子で報告しろ」は緊張の糸をゆるめる魔法の言葉でした。
「3拍子で報告しろ」は緊張の糸をゆるめる魔法の言葉でした。
■スマイル100%でがんばってよ
新卒で人事の部署に配属された後、配置転換で、様々な経験をさせていただきました。その中でも、特に苦労したものの一つに、編集部でのサイトニューアルの業務があります。
ひとくちにサイトリニューアルといっても、目的も手段も色々です。私は当時マネーのコンテンツを担当しており、ターゲット拡大と、それに合わせたコンテンツ拡充のために、コンテンツだけでなく、ページデザインや、コンテンツ構造も含めて見直す必要がありました。
お金の勉強もつい最近し始めたばかりの人間が、サイトリニューアルなぞできるわけもなく、先輩編集者とwebディレクターの方とプロジェクトを編成することになりました。
この時ご一緒させていただいたwebディレクターの方が、まさに神様のような方で、エラー対応など本当にやばい時以外は、常に朗らかさと笑顔を絶やさない方でした。
見よう見まねで書いたつたないデザインをチェックしてくださったり、検討違いの質問に丁寧に回答してくださったり、と神対応は枚挙にいとまがありません。
私といえば不明点ばかりで、顔に常に?が表示されている状況。タイトなスケジュールと、失敗できないというプレッシャーもあり、控えめにいってポジティブな状態とはいえませんでした。
この時のサイトリニューアル自体は、チームのみなさまのおかげで、無事リリースさせられたのですが、webディレクターの方が、その後、弊社を卒業される時に、送別の言葉として(逆に)贈ってくださったのが「スマイル100%でがんばってよ」というメッセージでした。
お世話になった感謝と、ストレートな励ましの言葉とで、目頭が熱くなったのを今でも鮮明に覚えています。
ひとくちにサイトリニューアルといっても、目的も手段も色々です。私は当時マネーのコンテンツを担当しており、ターゲット拡大と、それに合わせたコンテンツ拡充のために、コンテンツだけでなく、ページデザインや、コンテンツ構造も含めて見直す必要がありました。
お金の勉強もつい最近し始めたばかりの人間が、サイトリニューアルなぞできるわけもなく、先輩編集者とwebディレクターの方とプロジェクトを編成することになりました。
この時ご一緒させていただいたwebディレクターの方が、まさに神様のような方で、エラー対応など本当にやばい時以外は、常に朗らかさと笑顔を絶やさない方でした。
見よう見まねで書いたつたないデザインをチェックしてくださったり、検討違いの質問に丁寧に回答してくださったり、と神対応は枚挙にいとまがありません。
私といえば不明点ばかりで、顔に常に?が表示されている状況。タイトなスケジュールと、失敗できないというプレッシャーもあり、控えめにいってポジティブな状態とはいえませんでした。
この時のサイトリニューアル自体は、チームのみなさまのおかげで、無事リリースさせられたのですが、webディレクターの方が、その後、弊社を卒業される時に、送別の言葉として(逆に)贈ってくださったのが「スマイル100%でがんばってよ」というメッセージでした。
お世話になった感謝と、ストレートな励ましの言葉とで、目頭が熱くなったのを今でも鮮明に覚えています。
■感謝の気持ちと共に
暗澹とした気持ちになった時、いただいた言葉たちを思い出すと、感謝の気持ちと共に、ほんわかとした熱量が湧いてきます。いつまでも忘れたくない、大切な言葉です。
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