立ち止まりそうな時に奮い立たせてくれる“ヒーロー”の言葉

私は今でこそエンジニアとして日々頑張らせてもらってますが、実は大学では日本史学専攻で幕末から明治の明治維新史を中心に勉強していました。歴史を勉強していると各時代にその時代の象徴のような人物が出てくると思います。飛鳥時代の聖徳太子、戦国時代なら織田信長、幕末なら坂本龍馬みたいな。

じゃあ、自分が生まれ育った“平成”なら誰だろうか……。諸説ありますが、私にとっては木村拓哉です。いろんなドラマ・映画を観ては子供ながらに「かっこいいなぁ、あんな風になりてぇなぁ」と思わせてくれた、ウルトラマン・仮面ライダーに並ぶ私にとってのHEROです。

お待たせしました、本題です。

2014年に放送された＜シーズン2＞での台詞なのでまだ大学生の時に出会った言葉ですね。たぶん当時は「さすが良いこと言うわ〜」くらいにしか思ってなかったはずなんですが、ずっと頭の片隅に残っていた言葉です。

そうして社会人になって、ようやくこの言葉が自分の中にハマった感じがします。もちろん私も人並みには、したい仕事内容、あまりテンション上がらない業務みたいなものはあるわけで……。

もう仕事をするようになって7年目ですが、未経験からエンジニアになったのもあって周りと比べて未熟だったり、ちょっと厳しくない？ って環境に放り込まれたり、やりたい仕事ができないなって時間もあったりしました。それでも腐らず、その瞬間瞬間で自分ができることに集中する、目標に向けて行動を起こす！

とは言いつつ全部が全部上手くいくわけもなく、“Hop! Step! Jump! ”ってよりは“Hop! Step! Slip……”くらいがほとんど。なんならSlip続きだってあります。そんな時は別の手を試したり、工夫したり、それこそ他の人に頼ったり。一人で頑張る、やり切るっていうプライドも大事だし、誰かに頼ることで道が拓けることもある。スランプが続いたらそれはそれで神様がくれた長い休暇だと思って無理に頑張らない。“今の自分が何をするか”、この選択の連続が今の自分を作ってくれているんだなと、この記事執筆で改めて思えました。

気づけば開発部内でも社歴だったら上の方、後輩も増えて立ち位置も変わってきてるけど、私にとって大事にしたいことはいつでもシンプル。

“今の自分が何をするか”だ。