頑張り方を見直すきっかけになった言葉
社員が大切にしている言葉を紹介する連載企画「Quotes」。第56回はシステム部 SREグループの橋田さん。日々のパフォーマンスを安定させてくれる指針を紹介します。
「Quotes」 の執筆を依頼されたということで、自分の中で大切にしている言葉を思い浮かべてみました。
真っ先に浮かんだのが、「ゆっくり急げ」という言葉です。
学生時代、『思考の整理学』などを執筆された外山滋比古先生の著書をよく読んでおり、その中でこの言葉に出会いました。(どの本だったかは忘れてしまいましたが……。)
真っ先に浮かんだのが、「ゆっくり急げ」という言葉です。
学生時代、『思考の整理学』などを執筆された外山滋比古先生の著書をよく読んでおり、その中でこの言葉に出会いました。(どの本だったかは忘れてしまいましたが……。)
■言葉の解釈
「ゆっくり急げ」とは、ラテン語の“Festina lente(フェスティナ・レンテ)”を訳した言葉で、古代ローマの皇帝 アウグストゥスの座右の銘としても知られています。抽象度が高い言葉なのでさまざまな解釈が可能ではありますが、私は以下のように捉えています。
> 何かを成し得るには、一定のペースで歩み続けることが大切である。
要は、何かを達成するためには「やめないこと」が大切だということです。やめずに続けていれば、少しずつでも前に進めます。瞬間風速的に頑張るのも悪くはありませんが、持続しなければ長期的な目標を達成することはできません。とはいえゆっくりしすぎていても、目標を達成するまでに膨大な時間を要してしまいます。あくまで、一定のペースで歩みを止めないことが大切です。
> 何かを成し得るには、一定のペースで歩み続けることが大切である。
要は、何かを達成するためには「やめないこと」が大切だということです。やめずに続けていれば、少しずつでも前に進めます。瞬間風速的に頑張るのも悪くはありませんが、持続しなければ長期的な目標を達成することはできません。とはいえゆっくりしすぎていても、目標を達成するまでに膨大な時間を要してしまいます。あくまで、一定のペースで歩みを止めないことが大切です。
■言葉がもたらした変化
この言葉との出会いは、私の思考や行動を変えました。学生時代の私は、締め切り直前に課題や試験勉強に取り掛かることがよくありました。毎回、心身ともに消耗しながらなんとか完遂していましたが、この言葉と出会ってからは意識が変わりました。なるべく頑張りすぎずに、毎日一定のペースで取り組み続けることを意識するようになったのです。以来、体力面でも精神面でもパフォーマンスが安定していったことを覚えています。
■今でも人生の指針に
今でもこの言葉は私の中に深く根付き、思考や行動の源泉になっています。例えば私は、毎日の学びをアウトプットする日報を5年間続けています。量は多くありませんが、「1日ひとつ」新しい学びや経験を積み上げることを意識して継続しています。この積み重ねが、私自身の成長と自信につながっていると感じています。
また、私の専門領域であるエンジニアリングでもこの考え方を実践しています。達成したいゴールがあるときは、適切な大きさにタスクを分解します。そして一つひとつ丁寧に片付けることを意識しています。パッケージの更新やコードの改善についても同様です。一度に大きなアップデートをするのではなく、なるべく細かくアップデートしていくことを心がけています。
このように「ゆっくり急げ」は私の日常に溶け込み、仕事や人生における一つひとつの判断を導く指針として息づいています。これからも急ぎすぎず、ゆっくりしすぎず、マラソンのように一定のペースで仕事と人生を走り続けていきたいです。
また、私の専門領域であるエンジニアリングでもこの考え方を実践しています。達成したいゴールがあるときは、適切な大きさにタスクを分解します。そして一つひとつ丁寧に片付けることを意識しています。パッケージの更新やコードの改善についても同様です。一度に大きなアップデートをするのではなく、なるべく細かくアップデートしていくことを心がけています。
このように「ゆっくり急げ」は私の日常に溶け込み、仕事や人生における一つひとつの判断を導く指針として息づいています。これからも急ぎすぎず、ゆっくりしすぎず、マラソンのように一定のペースで仕事と人生を走り続けていきたいです。

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