自分の無力さに対峙したとき、それを乗り越えるための言葉
社員が大切にしている言葉を紹介する連載企画「Quotes」。第36回に登場するのはメディアアライアンス部 太田さん。組織の中で、ふと立ち止まりそうになったときに、思い浮かべるブルース・リーの名言を紹介してくれました。
2007年11月にオールアバウトに入社して、早15年。同期やお世話になった上司、先輩も何人か送り出して、いつからか古株の1人になりました。入社時はまだ20代で「恵比寿のIT企業で自分がやっていけるだろうか」などと考えたものですが、40代の今はなんとか体裁は保っているかと思います。
さて、「社員が影響をうけた言葉を紹介する」というQuotesで私が紹介したいのは、アクション映画俳優として知られるブルース・リーの言葉とされる以下の一節です。
さて、「社員が影響をうけた言葉を紹介する」というQuotesで私が紹介したいのは、アクション映画俳優として知られるブルース・リーの言葉とされる以下の一節です。
限界などない。停滞期があるだけだ。
留まってはいけない。それを超えていくのだ。
If you always put limits on everything you do, physical or anything else, it will spread into your work and into your life. There are no limits. There are only plateaus, and you must not stay there, you must go beyond them.
Bruce Lee
映画俳優として知られるブルース・リーには
格闘家、思想家としての一面もあり、関連書籍は多岐にわたります。
私はブルース・リーが創始した格闘技「ジークンドー」を長らく習っており、あるとき調べ物をしているときにこの言葉に出会いました。
ブルース・リーの名言として伝わっている言葉には、実は他の人の言葉から彼が影響を受けたであろうというものも含まれています。実際の発言であるという確証は得られていないのですが、シンプルながら納得感があり、何度もこの言葉に勇気づけられてきました。自分のいたらなさ、無力さを感じたときに頭に浮かぶ言葉です。
ブルース・リーの名言として伝わっている言葉には、実は他の人の言葉から彼が影響を受けたであろうというものも含まれています。実際の発言であるという確証は得られていないのですが、シンプルながら納得感があり、何度もこの言葉に勇気づけられてきました。自分のいたらなさ、無力さを感じたときに頭に浮かぶ言葉です。
■腐らず、信用を売り続ける
40歳を超え、周りからすればベテランだとか働き盛りだとかいわれる年齢。第一線で活躍しているのは同年代どころか、もっと若い人たちもいます。
自分自身の能力や伸びしろ、日頃の行動について、不安になることは日常茶飯事です。自分の限界のようなものに触れ、もちろん「もう潮時かな」と思ったこともあります。
ついでにいえば弊社には同い年で私と同じ名前の「さとし」が複数名いて、私の他はみんな役職者ばかり。肩書らしい肩書といえば、会社の「労働者代表」になっているくらいです。思えば子どものころから学級委員などではなく、班長や部活の部長みたいな立ち位置でした。
自分のことをおもしろがってくれる同僚や上司、若い人たち(これが本当にありがたい)には恵まれていますが、能力的には地味だなぁと感じることがよくあります。
いつだったか「太田さんは社歴が長いですが、なんでそんなに続けられるんですか?」と聞かれたことがあり、「逃げ足が遅いだけだよ」と答えたことを思い出しました。
本当のところ「そんなに続けられる理由」については、社内の人がいいことはもちろん、いろいろなことをやらせてもらえるからだと感じています。
普段はサービスの運用や記事の編集、各種施策の進行役などですが、この15年で新規サービスの立ち上げをいくつか担当させてもらう機会がありました。ここ最近では、趣味で始めた写真撮影の経験から、商品販売ページの写真撮影で声をかけてもらっています。
自分自身の能力や伸びしろ、日頃の行動について、不安になることは日常茶飯事です。自分の限界のようなものに触れ、もちろん「もう潮時かな」と思ったこともあります。
ついでにいえば弊社には同い年で私と同じ名前の「さとし」が複数名いて、私の他はみんな役職者ばかり。肩書らしい肩書といえば、会社の「労働者代表」になっているくらいです。思えば子どものころから学級委員などではなく、班長や部活の部長みたいな立ち位置でした。
自分のことをおもしろがってくれる同僚や上司、若い人たち(これが本当にありがたい)には恵まれていますが、能力的には地味だなぁと感じることがよくあります。
いつだったか「太田さんは社歴が長いですが、なんでそんなに続けられるんですか?」と聞かれたことがあり、「逃げ足が遅いだけだよ」と答えたことを思い出しました。
本当のところ「そんなに続けられる理由」については、社内の人がいいことはもちろん、いろいろなことをやらせてもらえるからだと感じています。
普段はサービスの運用や記事の編集、各種施策の進行役などですが、この15年で新規サービスの立ち上げをいくつか担当させてもらう機会がありました。ここ最近では、趣味で始めた写真撮影の経験から、商品販売ページの写真撮影で声をかけてもらっています。
愛用のカメラ。仕事でもプライベートでも活躍。
先日、上司の「さとし」さんにも「太田君は粘り強い」と言われたので、視点が変われば見え方も変わるものだなぁと感じます。
そういった恵まれた環境でも、やはり自分の無力さは常に突きつけられているもの。そんなときに冒頭の言葉を思い出すと「もうちょっとやってみるか」と思えるから不思議です。結果的に「逃げ足」はずいぶん遅くなりました。
社会人生活は、約束をしてそれを守ることの繰り返しです。1つ1つの業務を着実にこなし、「あの会社、あの人に任せたら安心だよね」みたいな信用を売り続けるのが主な仕事だと思っています。
そういえばブルース・リーは「Walk on!(歩き続けろ)」とも言っていました。余計な自意識で腐ることなく、求められること、必要なことを着実に進めていく。その結果として、新しい機会と成長が得られると考えています。
そういった恵まれた環境でも、やはり自分の無力さは常に突きつけられているもの。そんなときに冒頭の言葉を思い出すと「もうちょっとやってみるか」と思えるから不思議です。結果的に「逃げ足」はずいぶん遅くなりました。
社会人生活は、約束をしてそれを守ることの繰り返しです。1つ1つの業務を着実にこなし、「あの会社、あの人に任せたら安心だよね」みたいな信用を売り続けるのが主な仕事だと思っています。
そういえばブルース・リーは「Walk on!(歩き続けろ)」とも言っていました。余計な自意識で腐ることなく、求められること、必要なことを着実に進めていく。その結果として、新しい機会と成長が得られると考えています。
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