いつのまにか根付いたある本の言葉(ただし、本の内容は覚えてない)
社員が大切にしている言葉を紹介する連載企画「Quotes」。第14回に登場していただくのは、システム部・情報システムグループの新井さん。日々の生活のなかで、そして仕事をしていてもふと意識する、ある本の言葉が今回のQuotesです。
■ 昔読んだ、ある哲学本より
今回、私が紹介するQuotesは、
「自分が知らないということを知っている人」
この言葉は「ソフィーの世界」という世界的にベストセラーとなった本の中で出てきた言葉です。
元々はこの連載コーナーのVol.12でも紹介されていたソクラテスの「無知の知」という有名な言葉を言い換えた言葉なので、若干被ってしまいましたね(汗)
私がこの言葉を知ったのは20歳前後にこの本を読んだ時です。
当時は療養のため家に籠もっていた時期で、毎日時間だけはあるといった生活を送っていました。ただ近くの図書館くらいは行けたので、適当に本を借りて来ては時間潰しに読んでいました。その頃にもうちょっと向上心があれば今の仕事に役立つ勉強とかしていたかもしれませんが、ジャケ買いならぬ、ジャケ借りしてはパラパラ読んでいるような感じでした。
そんな暇つぶしに読んでいた中の一冊ということもあってか、本の内容については全くといってよいほど、覚えていません。(もしかしたら最後まで読んでいないのかも)
なので、この原稿を執筆するにあたり、事前に広報グループの方々に「ソフィーの世界」の一節を紹介する旨を伝えた時、「この本面白いですよね」と返ってきた時はちょっとヒヤヒヤしました。
ちなみに、いい機会かなと思い、先日図書館でこの本を借りてみましたが、ほぼ読まずに2週間経って返却しました。
ただ、それでもこの言葉だけは今でも強く覚えています。
「自分が知らないということを知っている人」
この言葉は「ソフィーの世界」という世界的にベストセラーとなった本の中で出てきた言葉です。
元々はこの連載コーナーのVol.12でも紹介されていたソクラテスの「無知の知」という有名な言葉を言い換えた言葉なので、若干被ってしまいましたね(汗)
私がこの言葉を知ったのは20歳前後にこの本を読んだ時です。
当時は療養のため家に籠もっていた時期で、毎日時間だけはあるといった生活を送っていました。ただ近くの図書館くらいは行けたので、適当に本を借りて来ては時間潰しに読んでいました。その頃にもうちょっと向上心があれば今の仕事に役立つ勉強とかしていたかもしれませんが、ジャケ買いならぬ、ジャケ借りしてはパラパラ読んでいるような感じでした。
そんな暇つぶしに読んでいた中の一冊ということもあってか、本の内容については全くといってよいほど、覚えていません。(もしかしたら最後まで読んでいないのかも)
なので、この原稿を執筆するにあたり、事前に広報グループの方々に「ソフィーの世界」の一節を紹介する旨を伝えた時、「この本面白いですよね」と返ってきた時はちょっとヒヤヒヤしました。
ちなみに、いい機会かなと思い、先日図書館でこの本を借りてみましたが、ほぼ読まずに2週間経って返却しました。
ただ、それでもこの言葉だけは今でも強く覚えています。
■ いつのまにか根を下ろし、心がけるようになったこと
たぶん、色んな物事を知っていることに価値があると思っていたところに、思いもしなかったことを言われたような気がしたからなのかなと思います。
まずは知らないことを自覚しないと始まらないんだと。
そうして覚えているから、たまに物知り顔でつまらないことを話してしまった後なんかにこの言葉を思い出します。
知ることは大切だけど、大して知ってもいないことを言ってアピールする必要はないかなと。
そして、あまり知っていることだけに頼らないようにしようと。
ですので、普段も知っていることよりも、知らないことに意識をむけるように心掛けています。
これは、オールアバウトで仕事をする上でも思っていることで、知っていることに頼って、”これが自分のできること”と、自分の範囲を決めて仕事をするのではなく、知らないことに力を注いでいけるようにしています。
実際、前職でも今と同じ、いわゆる情シスと呼ばれる社内のシステムや機器を担当する業務をしていましたが、今扱っているシステムや業務のほとんどがオールアバウトに入ってから覚えたことばかりです。
そう考えていると、知っている範囲で仕事をこなしているだけの時より停滞感がなく、辛くても楽しく仕事ができているように感じています。
それに、日々成長できているかなとも少し思っています。
そうはいっても、常に意識できているわけでもなく、たまに忘れてつまんないことを物知り顔で話してしまうこともあるかもしれません。
もしそんな顔を見かけたら、このURLをそっと送ってください。
それを見て、ハッとしようかなと思います。
まずは知らないことを自覚しないと始まらないんだと。
そうして覚えているから、たまに物知り顔でつまらないことを話してしまった後なんかにこの言葉を思い出します。
知ることは大切だけど、大して知ってもいないことを言ってアピールする必要はないかなと。
そして、あまり知っていることだけに頼らないようにしようと。
ですので、普段も知っていることよりも、知らないことに意識をむけるように心掛けています。
これは、オールアバウトで仕事をする上でも思っていることで、知っていることに頼って、”これが自分のできること”と、自分の範囲を決めて仕事をするのではなく、知らないことに力を注いでいけるようにしています。
実際、前職でも今と同じ、いわゆる情シスと呼ばれる社内のシステムや機器を担当する業務をしていましたが、今扱っているシステムや業務のほとんどがオールアバウトに入ってから覚えたことばかりです。
そう考えていると、知っている範囲で仕事をこなしているだけの時より停滞感がなく、辛くても楽しく仕事ができているように感じています。
それに、日々成長できているかなとも少し思っています。
そうはいっても、常に意識できているわけでもなく、たまに忘れてつまんないことを物知り顔で話してしまうこともあるかもしれません。
もしそんな顔を見かけたら、このURLをそっと送ってください。
それを見て、ハッとしようかなと思います。
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