周囲を巻き込み、熱量を広げる「起点」のつくり方
社員が大切にしている言葉を紹介する連載企画「Quotes」。第60回はメディア事業部 開発部 メディア開発グループ 渡部さん。作り手としての本質に気づかせてくれた友人の言葉を紹介します。
オールアバウトに入社した年の年末、社内イベントに携わる機会がありました。もともとはエンジニアだけのイベントの予定で、個人的にはあまり乗り気ではなかったのを覚えています。そんな折、前職で社内イベントの担当をしていた友人と飲んでいるときに、イベントが盛り上がった秘訣を尋ねたところ、返ってきたのがこの一言でした。
「どうせやるなら自分が楽しめることをやろう」と思ってやってたんだよ。
そのときの衝撃を、今でも忘れられません。楽しむことはどこか無責任で、わがままなことだと思い込んでいた私にとって、その視点は180度異なるものでした。同時に、「作り手本人が冷めているのに、受け手の心が動くはずがない」という、ものづくりの本質を突きつけられた気がしたのです。
それを受けて、社内イベントはもっといろいろな人を巻き込んだ方が楽しいと考え、運営チームに提案しました。すでに段取りが決まっていた段階でしたが、運営チームのみんなは私の話を真剣に聞いてくれました。また、周りの方の協力もあり、イベントはエンジニアだけでなく、さまざまな部署の人が集まってくれて、すごく盛り上がったのが印象的でした(当時協力してくださった皆様には今でも感謝しています)。
もうひとつ別の話題として、年末のイベントが終わってすぐあとの、新卒研修を担当したときの話をします。確か、当初は仕事に必要なルールを教えたり、あとはOJTで進めたりといった流れだったと思います。ちょうどその時期に、新卒研修の発表をした方と話す機会があり、研修の裏側の話をいろいろ聞かせてもらいました。そのときも衝撃的だったのですが、「自分たちが受けたくなる新卒研修にしよう」という言葉に「これだ!」って思いました。急いで計画を練り直し、自分が受けるならどういう形が良いかを考えました。そのときの研修は座学に加えて、新卒メンバーでチームを組み、実際の事業部の方にプロダクトオーナーを務めていただき、現場の熱量に触れながら本当に欲しいものを一緒に作る、という内容にしました。研修の最後に振り返りと成果発表を行いましたが、その熱量は確実に参加者にも伝わったという手応えがありましたし、何より私自身が一番その場を楽しんでいました。
この価値観は、今のプロダクト開発にも根付いています。単に依頼されたものを作るだけでなく、「自分だったらこれが欲しいか」「本当にこれが嬉しいか」ということを常に問いかけ、その過程で、「もっとこうしたら良いのではないか」というアイデアが浮かんだ際は、積極的に提案するようにしています。たとえ自分の案が採用されなかったとしても、声を上げることに価値があると思っていて、そこから新しい議論が生まれ、より良い意見が周りから返ってくる。その対話のプロセスそのものが、今の私にとっては大きな喜びです。
まずは自分が楽しむことから始める。
ただし、それは独りよがりではなく、周囲を巻き込み、熱量を広げていく起点になるべきだと思っています。作り手の熱がプロダクトの価値を決める。だからこそ私は、これからも自分の仕事の最初のユーザーであり、最も熱量の高いファンであり続けます。
それを受けて、社内イベントはもっといろいろな人を巻き込んだ方が楽しいと考え、運営チームに提案しました。すでに段取りが決まっていた段階でしたが、運営チームのみんなは私の話を真剣に聞いてくれました。また、周りの方の協力もあり、イベントはエンジニアだけでなく、さまざまな部署の人が集まってくれて、すごく盛り上がったのが印象的でした(当時協力してくださった皆様には今でも感謝しています)。
もうひとつ別の話題として、年末のイベントが終わってすぐあとの、新卒研修を担当したときの話をします。確か、当初は仕事に必要なルールを教えたり、あとはOJTで進めたりといった流れだったと思います。ちょうどその時期に、新卒研修の発表をした方と話す機会があり、研修の裏側の話をいろいろ聞かせてもらいました。そのときも衝撃的だったのですが、「自分たちが受けたくなる新卒研修にしよう」という言葉に「これだ!」って思いました。急いで計画を練り直し、自分が受けるならどういう形が良いかを考えました。そのときの研修は座学に加えて、新卒メンバーでチームを組み、実際の事業部の方にプロダクトオーナーを務めていただき、現場の熱量に触れながら本当に欲しいものを一緒に作る、という内容にしました。研修の最後に振り返りと成果発表を行いましたが、その熱量は確実に参加者にも伝わったという手応えがありましたし、何より私自身が一番その場を楽しんでいました。
この価値観は、今のプロダクト開発にも根付いています。単に依頼されたものを作るだけでなく、「自分だったらこれが欲しいか」「本当にこれが嬉しいか」ということを常に問いかけ、その過程で、「もっとこうしたら良いのではないか」というアイデアが浮かんだ際は、積極的に提案するようにしています。たとえ自分の案が採用されなかったとしても、声を上げることに価値があると思っていて、そこから新しい議論が生まれ、より良い意見が周りから返ってくる。その対話のプロセスそのものが、今の私にとっては大きな喜びです。
まずは自分が楽しむことから始める。
ただし、それは独りよがりではなく、周囲を巻き込み、熱量を広げていく起点になるべきだと思っています。作り手の熱がプロダクトの価値を決める。だからこそ私は、これからも自分の仕事の最初のユーザーであり、最も熱量の高いファンであり続けます。

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