課題の本質を見抜き、素早く形にする。PrimeAd事業部の「頭脳」を担うプランナーの思考
エンジニアから、セールス、そしてプランナーへ。2023年に新卒入社した石原さんは、職種を越えて、仕事の幅を広げてきました。職種は変わっても、それぞれの仕事は「課題の本質をとらえ、形にする」という点でつながっているといいます。現在は提案設計に加え、AIを活用したプロダクト開発や営業活動にも携わっています。幅広い働きぶりが評価され、2025年度下期の新人賞を受賞しました。そんな石原さんに、キャリアを切り開いてきた原動力や、課題を新たな価値へ変える仕事の進め方について聞きました。
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PrimeAd事業部 PrimeAd One推進部 プランニンググループ 石原
2023年、新卒入社。広告代理店とメディアをつなぐプラットフォームの開発を担当した後、2024年10月にセールスへ職種転換。2025年7月からプランナーとして、広告代理店やクライアントへの提案設計、AIを活用したプロダクト開発などを幅広く担う。2025年度下期、新人賞を受賞。 |
■「自立した人を増やしたい」とオールアバウトへ
ーはじめに、現在のお仕事について教えてください。
広告代理店によるクライアント企業への提案を支援する「PrimeAd One」というサービスに携わっています。メディアや広告施策を取りまとめて提案したり、受注後の制作進行をサポートしたりするサービスです。私は提案を設計するプランナーですが、営業もしますし、プロダクトを作ることもあり、肩書きの枠にはあまり収まっていないかもしれません。
ー当初はエンジニアとして入社されたそうですが、もともとプログラミングに興味があったのですか?
学生時代は、気象や気候に関する研究をしていました。データを解析する上でプログラミングが欠かせないので、研究を通じて自然と知識が身についたと思います。研究以外でも、みんなが論文を閲覧できるサイトを作ったり、父が仲間とテニスをするときに使う予約システムを作ったりしていました。
ーその頃から、身近な人の困りごとをシステムで解決していたのですね。就職活動は、どんな軸で進めましたか?
もともと、ひとつの専門性を極めるというより、さまざまな知識やスキルを組み合わせて事業を前に進められる、総合力のある人間になりたいと思っていました。ただ、キャリアの順序を考えたとき、総合的な仕事から専門職のエンジニアへ移るよりも、まずエンジニアとして専門性を身につけ、そこから仕事の幅を広げていくほうがスムーズなのではないかと考えたんです。そこで、キャリアの入り口としてエンジニアを選びました。
また、会社の規模感も見ていました。いつか事業をつくる側になりたいという思いがあり、大企業で限られた領域だけを担当するよりも、事業の全体を見渡せる規模の組織で経験を積みたいと考えていたからです。
また、会社の規模感も見ていました。いつか事業をつくる側になりたいという思いがあり、大企業で限られた領域だけを担当するよりも、事業の全体を見渡せる規模の組織で経験を積みたいと考えていたからです。
ー最終的に、オールアバウトを選んだ決め手は?
オールアバウトは「個人を豊かに、社会を元気に。」というミッションを掲げています。事業を通じ、個人の自立をサポートすることを目指しているんです。私自身も、自分の意思で自分の人生を選び取れる、自立した人を増やしたいという思いを持っているので、ミッションに共感した部分が大きいです。
■エンジニアからセールスを経てプランナーへ。二度の「越境」
ー入社後は、エンジニアとしてどんな仕事を担当されたのですか?
広告代理店とメディアをつなぐプラットフォーム「PrimeAd BMP」の開発を担当しました。約1年半、エンジニアとして経験を積んだ後、セールスへ移りました。
ーセールスに挑戦しようと思ったきっかけは?
開発チームはしっかりと体制が整っていて、とても恵まれた環境でした。一方で、仕事に慣れるにつれ、決められた領域の中で専門性を高めるだけでなく、枠を飛び出して事業全体に関わりたい気持ちが大きくなってきたんです。そのほうが自分の強みを発揮できるのではないかという思いもあり、事業部長に相談しました。
ー新しい環境を求め、転職する選択肢もあったと思います。オールアバウトの中で職種を変える選択をしたのはなぜですか?
もともとミッションに共感して入った会社ですし、「この会社でまだ何も成し遂げていない」という思いもありました。ちょうどPrimeAdの事業も、プロダクトを提供するだけでなく、広告代理店やクライアントの課題により深く踏み込んでいこうとするタイミングでした。さまざまな企業の案件に関わり、ビジネスを見る目を養えるチャンスだと考え、セールスへの挑戦を決めました。
ーセールスとしては、どのような仕事を担当したのでしょう。
お客様から案件についての情報をヒアリングし、どのような提案ができるかを考える仕事です。エンジニア時代、お客様と直接やりとりする機会はほとんどなかったので、初めは打ち合わせでもガチガチに緊張していました。一方で、毎日新しいことを学べるのがとても楽しかったですね。
ーその後、セールスからプランナーになったのは、どのような経緯だったのでしょうか?
セールスチームが大きくなり、役割を分ける必要が出てきたんです。以前はメンバーそれぞれが提案の戦略を考え、資料を作っていました。より質の高い提案をするため、戦略を立て提案を考えるブレーンの役割を切り出し、プランナーチームが作られることになり、そこに私が配属されました。完全に裏方へ回ったわけではなく、引き続きお客様との打ち合わせや提案も行いつつ、戦略を立てる仕事の比重が大きくなったというイメージです。
■課題の本質を見抜く。「熱」があるうちに、まず形にする
ープランナーという仕事のやりがいは、どんな点にあると感じていますか?
私はもともと、課題を整理して「本質的な問題はここではないか」「そのためにはこれが必要ではないか」とあれこれ深く考えてしまう性格なんです。振り返ると、学生時代の研究も、エンジニアやプランナーの仕事でも、その点が共通していたと思います。そしてプランナーは、その特性を発揮しやすい仕事だと感じています。
企業が抱えている課題は、表から見えるものだけではありません。ステークホルダーや社内の状況も含め、立体的にとらえることで、初めて本来あるべき姿が見えてきます。そこに向かって適切な提案をすることにやりがいを感じますね。
企業が抱えている課題は、表から見えるものだけではありません。ステークホルダーや社内の状況も含め、立体的にとらえることで、初めて本来あるべき姿が見えてきます。そこに向かって適切な提案をすることにやりがいを感じますね。
ー2025年度下期には、新人賞を受賞されました。職種の枠にとらわれないご活躍に加え、さまざまなツールやプロダクトを「爆速で」開発したことも評価されたとうかがっています。
考えていることを言葉だけで伝えるのは、あまり得意ではないんです。あれこれ説明するより、実際に作って見てもらうほうが早いと思っていて。例えばチーム内の雑談で「こういうツールがあったらいいよね」という話が出ても、時間が経つと忘れてしまうんですよね。だから「熱」があるうちに、すぐ形にすることを意識しています。事業を前に進める上でも、チャンスを逃さないことが大切ではないでしょうか。
ー実際に作ったプロダクトの中で、特に思い入れのあるものは?
AIを活用し、提案の設計を相談できるプロダクトと、お客様の状況やコミュニケーションフローをデータベース化する仕組みです。どちらも現在は、開発当初と同じ形では使われていません。ただ、そこで得られた知見や視点が、今も別のプロダクトの中に生きているんです。例えばお客様の状況をデータベース化するという発想は、形を変えて新たなプロダクトに引き継がれ、現在はお客様向けのサービスとして案内を始めているところです。
実際に使ってもらえる、役に立つプロダクトを開発するのは難しいですが、まずプロトタイプを使ってもらい、フィードバックを受けて改善していく。その繰り返しなのかなと思っています。初めからうまくはいかなくても、失敗の先にきっと新しいものが生まれるはずです。
実際に使ってもらえる、役に立つプロダクトを開発するのは難しいですが、まずプロトタイプを使ってもらい、フィードバックを受けて改善していく。その繰り返しなのかなと思っています。初めからうまくはいかなくても、失敗の先にきっと新しいものが生まれるはずです。
ー石原さんはAIを活用したツールも多く開発されていますが、今後、AIとはどう付き合っていくべきだと考えていますか?
大切なのは、AIの活用そのものを目的にしないことだと思っています。情報を整理したり、仕事を効率化したりする上で、AIはとても強力なツールです。一方で、何かをゼロから生み出したり、人の感情や複雑な事情を捉えたりすることは、引き続き人間が担う領域だと考えています。まず解決したい課題があって、そのための手段としてAIを使う。プランナーとして、その順番は大切にしていきたいですね。
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