営業で培った経験を武器に、メディアが共創する新たなプラットフォームづくりに挑戦
新卒2期生として、2007年に入社した大和田誠さん。12年にわたって営業を担当し、現在はプラットフォーム開発部でコンテンツマーケティングプラットフォーム「All Aboutプライムアド」の提携メディア開拓や商品開発を担当しています。今回は、営業から商品開発へ活躍の舞台を移した大和田さんの人物像、そして仕事観に迫りました。
大和田 誠(おおわだ まこと) プラットフォーム開発部 コンテンツネットワークグループ マネジャー 2007年オールアバウトに新卒入社。約10年間にクライアントのマーケティング課題に向き合うソリューション営業に従事。2018年から営業で培った経験を武器に、コンテンツマーケティングプラットフォーム「All Aboutプライムアド」を構築するプラットフォーム開発部を兼務。2019年より同部署に異動し、コンテンツネットワークグループのマネジャーに就任。 |
――まずは、新卒入社から12年にわたって担当されてきた、営業のお仕事について教えてください。
2007年に入社してから約12年間、総合情報サイト「All About」の広告営業を担当し、様々な業界の宣伝担当や広告代理店のマーケティングパートナーとして、クライアントの課題に向き合う仕事をしていました。
オールアバウトの営業なので、提案内容は当然ながら自社メディアを使ったソリューションがメインですが、クライアントの課題によってはオールアバウトに固執せず、他メディアを活用したり、SNSやイベントなども絡めたほうが効果的である場合があって。その場合、調整で社内外の協力がかなり必要になるのですが、クライアントの課題解決を優先し、外部のソリューションと組み合わせた提案をすることが多かったと思います。
解決手段が増えれば提案の幅も広がりますから、クライアントからの要望を既存の商品に当てはめるのではなくて相談を受けながら解決策を考えていく、そんなスタイルで仕事をしていましたね。そういった提案をしているうちに、一部のクライアントからは、ブランド戦略の部分から相談を受けて、コミュニケーションストーリーを作るところから入らせてもらえるなど、貴重な経験をさせてもらいました。
オールアバウトの営業なので、提案内容は当然ながら自社メディアを使ったソリューションがメインですが、クライアントの課題によってはオールアバウトに固執せず、他メディアを活用したり、SNSやイベントなども絡めたほうが効果的である場合があって。その場合、調整で社内外の協力がかなり必要になるのですが、クライアントの課題解決を優先し、外部のソリューションと組み合わせた提案をすることが多かったと思います。
解決手段が増えれば提案の幅も広がりますから、クライアントからの要望を既存の商品に当てはめるのではなくて相談を受けながら解決策を考えていく、そんなスタイルで仕事をしていましたね。そういった提案をしているうちに、一部のクライアントからは、ブランド戦略の部分から相談を受けて、コミュニケーションストーリーを作るところから入らせてもらえるなど、貴重な経験をさせてもらいました。
■メディア同士の共創で、本質的なコミュニケーションプランを
――現在、所属しているプラットフォーム開発部でのお仕事について教えてください。
弊社のコンテンツマーケティングプラットフォーム「All Aboutプライムアド」の基盤となる、優良なメディアネットワークの構築を担当しています。主なミッションは提携メディアの開拓ですが、ネットワークを活用して、さまざまな特性を持つ各メディアの強みを活かす取り組みも推進しています。メディア同士がつながることで、どんなシナジーを生み出せるか。そういったことを考えて、メディア提携と商品設計を両輪で進めているという感じです。いくつか商品もリリースしていますが、まだまだこれからというところですね。
コンテンツマーケティングプラットフォーム「All About PrimeAd(プライムアド) 」
All About PrimeAdは、60の一次情報メディアがアライアンスを結び、コンテンツ制作から広告配信、レポートまでを支援するコンテンツマーケティングプラットフォームです。
――メディア同士が生み出すシナジーにはどのような強みがあるのでしょうか?
メディア同士が共創(きょうそう)することで、より価値のあるコミュニケーションプランを企業に提案することができると思います。ユーザーのことを最も理解しているメディアが、それぞれの強みを活かした形で横断的なコミュニケーションプランをデザインすれば、よりユーザーの共感が得られたり、ブランドに対する理解の質を高められる施策を実現できるのではと考えています。
これは自分が営業時代に感じていた課題でもありますが、昨今デジタルにおいては、リーチと効率性を重視したプランニングに集約されるケースが非常に多いと思っています。GoogleやFacebook、Twitter、LINEといった規模とテクノロジーを強みとしたプラットフォーム頼みで、フルファネルでのマーケティングをそのプラットフォーム上だけで完結する場合も多いです。もちろん、それらのプラットフォームはデジタルマーケティングにおいて非常に重要な手段ではありますが、コミュニケーションの質や目的によっては、それだけで完結できないことは確かです。
改めて、メディアやコンテンツがコミュニケーションの手段として役割を担えるということを、クライアントに伝えていきたい。そのためには、施策のプランニングや効果測定部分もしっかりと明示できる仕組みが必要だと思っています。そういう意味でも、コミュニケーションの最前線にいるメディア同士が連携し、横断的な指標で本来のクライアントが解決したい課題に対し施策がどう寄与したのかを図れるような、メディアコンテンツを軸としたプラットフォームを目指したいと思っています。
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