<部署紹介 vol.3>システム部
オールアバウトに関わる様々な”ヒト”のほか、部署にもフォーカスし、その内情を分かりやすくご紹介する本コーナー。第3弾はシステム部です。
オールアバウトの部署紹介第3弾では、オールアバウトグループでシステム面での組織横断的な役割を持つ“システム部”をご紹介します。システム部は情報システムグループ、バックオフィス開発グループ、SREグループ、ラボ開発グループという4つのグループからなります。各グループよりミッションや業務内容をお伝えします。
■情報システムグループ
システム部 情報システムグループ(以下、情シス)の壁谷です。
情シスはオールアバウトグループ全体の社内IT環境を担っており、働きやすい環境作りやセキュリティの向上などを担当している組織です。従業員のパフォーマンス向上を通じて、オールアバウトのビジョン達成に近づくことを目指しています。
2020年度には情シスのメンバーが一年間で活躍した社員を表彰する「年間MVP」を受賞しました。本人の努力が大きいのはもちろんですが、情シスの取り組みも評価されたものとして受け止めています。
情シスはオールアバウトグループ全体の社内IT環境を担っており、働きやすい環境作りやセキュリティの向上などを担当している組織です。従業員のパフォーマンス向上を通じて、オールアバウトのビジョン達成に近づくことを目指しています。
2020年度には情シスのメンバーが一年間で活躍した社員を表彰する「年間MVP」を受賞しました。本人の努力が大きいのはもちろんですが、情シスの取り組みも評価されたものとして受け止めています。
新井さんのPlayers ホスピタリティと緻密さで社員を守り、ゼロトラスト構築×Active Directoryの廃止で攻める情シス!
オールアバウトの頼れる情シス・新井祐樹さん。彼がいなければコロナ禍でスムーズにリモートワークが開始出来ていなかったと社内のみんなが口をそろえるほど。忙しい時でも丁寧に対応するホスピタリティと、親しみやすい人柄、そして高い解決力でグループ会社全体から頼られる存在です。そんな新井さんの人物像と今実現させようと進めているオールアバウト流ゼロトラストとは何かをお伝えします。
技術面では、早くからゼロ・トラストの思想に着目し、認証基盤の刷新やMDM及びCASB導入などセキュリティの強化を進めてきました。昨年6月にはオフィス移転に合わせて社内ネットワークにサーバーを設置しないサーバーレスを実現し、現在ではActive DirectoryからAzure ADへの切り替えも完了しています。さらに、Azure Virtual Desktopを活用して働き方の変化に対応したり、PCのセットアップやワークフローの自動化で効率化するなど、新たな技術や思想を取り入れています。
今後取り組みたいトピックの例としては以下のようなものがあります。
今後取り組みたいトピックの例としては以下のようなものがあります。
1. DLP(Data Loss Prevention)
データ監視によるセキュリティ強化
2. BYOD(Bring Your Own Device)
柔軟な環境を提供し、働き方の変化に対応
3. チャットボットによる社内問い合わせの自動応答
問い合わせに自動応答して対応スピードを短縮
働き方が大きく変わる中で、ユーザビリティとセキュリティを両睨みで強化しながら従業員のパフォーマンス向上に貢献していきます。
とはいえ、まだまだ社内業務を把握しきれていない部分もあります。社員からセキュリティやシステム導入、業務効率化などで気軽に相談できる部署でありたいと考えています。
データ監視によるセキュリティ強化
2. BYOD(Bring Your Own Device)
柔軟な環境を提供し、働き方の変化に対応
3. チャットボットによる社内問い合わせの自動応答
問い合わせに自動応答して対応スピードを短縮
働き方が大きく変わる中で、ユーザビリティとセキュリティを両睨みで強化しながら従業員のパフォーマンス向上に貢献していきます。
とはいえ、まだまだ社内業務を把握しきれていない部分もあります。社員からセキュリティやシステム導入、業務効率化などで気軽に相談できる部署でありたいと考えています。
■バックオフィス開発グループ
続いて、バックオフィス開発グループも壁谷から紹介します。
バックオフィス開発グループは、元々はシステム部内の開発グループとしての位置づけでしたが、より業務改善に力をいれるために2020年1月より専門部署として独立しました。オールアバウトの基幹システムやコーポレートサイトの開発およびメンテナンス、さらには各部署の業務改善推進を主に担当しています。
基幹システムは、売上などの各種計上数字を扱っているため、監査などに対応した厳しい運用ルールを定めており、これらを実施することで、停止期間や不具合を最小限にし、安定した稼働を実現しています。
また、業務改善では、主にRPAツール(ロボティック・プロセス・オートメーション)を用いて業務の自動化を進めています。自動化に使用しているツールはUiPathをはじめとして、IntegromatやPower Automateなど多岐にわたっており、状況に合わせて最善の選択ができるようにしています。
実際に業務改善&自動化を進めていく中で、各部署で各種数字を集計しレポートを作るような業務が多く見受けられていましたが、RPAによってレポート作成は自動化され、担当メンバーの負担は軽減しています。2020年4月の発足から、現時点(2022年3月)の累積で14,000時間※の削減効果をあげることができました。
※弊社基準の削減した業務を年換算する計算結果
所属メンバーは「困っている人を助けたい」という気持ちが強く、定期的に各部署へのヒアリングや相談を受けていますが、感情だけでなくセキュリティや効率性などにも注意し、より俯瞰的に全体を見ながら改善を進めていっています。
今後は、オールアバウトグループ各社の業務改善にも着手し、グループ全体の底上げにも貢献していきたいと考えています。
バックオフィス開発グループは、元々はシステム部内の開発グループとしての位置づけでしたが、より業務改善に力をいれるために2020年1月より専門部署として独立しました。オールアバウトの基幹システムやコーポレートサイトの開発およびメンテナンス、さらには各部署の業務改善推進を主に担当しています。
基幹システムは、売上などの各種計上数字を扱っているため、監査などに対応した厳しい運用ルールを定めており、これらを実施することで、停止期間や不具合を最小限にし、安定した稼働を実現しています。
また、業務改善では、主にRPAツール(ロボティック・プロセス・オートメーション)を用いて業務の自動化を進めています。自動化に使用しているツールはUiPathをはじめとして、IntegromatやPower Automateなど多岐にわたっており、状況に合わせて最善の選択ができるようにしています。
実際に業務改善&自動化を進めていく中で、各部署で各種数字を集計しレポートを作るような業務が多く見受けられていましたが、RPAによってレポート作成は自動化され、担当メンバーの負担は軽減しています。2020年4月の発足から、現時点(2022年3月)の累積で14,000時間※の削減効果をあげることができました。
※弊社基準の削減した業務を年換算する計算結果
所属メンバーは「困っている人を助けたい」という気持ちが強く、定期的に各部署へのヒアリングや相談を受けていますが、感情だけでなくセキュリティや効率性などにも注意し、より俯瞰的に全体を見ながら改善を進めていっています。
今後は、オールアバウトグループ各社の業務改善にも着手し、グループ全体の底上げにも貢献していきたいと考えています。
■SREグループ
SREグループの甘粕です。
SREグループはGoogle社が提唱したSite Reliability Engineering(SRE)
の理念を取り入れ、2018年に組織されたグループです。オールアバウトのサービスインフラの安定性・信頼性の向上と運用プロセスの最適化を目指して活動しています。
私たちはこの目標にむけて、Google Cloud Platform(GCP)への全面移行、KubernetesのフルマネージドサービスであるGoogle Kubernetes Engine(GKE)や、CloudRunなどのサーバレスを活用した変化に強い環境の構築、アカマイなどの複数サービスを組み合わせてのサイトパフォーマンス改善、自作ツールによる運用プロセス改善などさまざまなアプローチを実施してきました。
最近ではさらなる一歩として、サービス拡大に運用負担が比例しない構造への転換(Google社推奨設計をベースにした抜本的なインフラのモダナイズ)や、インフラ運用の品質・速度向上を目的としたガードレール構想の導入(Security Command CenterやTerraform Validatorなどを検討中)などを進めていこうと考えています。
チームメンバーは2022年3月時点では5名と少数です。しかし、社外イベントであるGoogle Cloud Day:DigitalやGoogle Nextなどへの登壇、GolangやTerraformなどの社内勉強会、2021年末からは「オールアバウトTech Blog」への投稿など新技術習得のみならず、発信にも力をいれています。さらに新メンバーを迎えることで、より活発なチームにしていく予定です。
今後もオールアバウトのインフラ・運用をよくしていくために専心していきたいと考えているので、関心のある方は是非ご連絡ください!
SREグループはGoogle社が提唱したSite Reliability Engineering(SRE)
の理念を取り入れ、2018年に組織されたグループです。オールアバウトのサービスインフラの安定性・信頼性の向上と運用プロセスの最適化を目指して活動しています。
私たちはこの目標にむけて、Google Cloud Platform(GCP)への全面移行、KubernetesのフルマネージドサービスであるGoogle Kubernetes Engine(GKE)や、CloudRunなどのサーバレスを活用した変化に強い環境の構築、アカマイなどの複数サービスを組み合わせてのサイトパフォーマンス改善、自作ツールによる運用プロセス改善などさまざまなアプローチを実施してきました。
最近ではさらなる一歩として、サービス拡大に運用負担が比例しない構造への転換(Google社推奨設計をベースにした抜本的なインフラのモダナイズ)や、インフラ運用の品質・速度向上を目的としたガードレール構想の導入(Security Command CenterやTerraform Validatorなどを検討中)などを進めていこうと考えています。
チームメンバーは2022年3月時点では5名と少数です。しかし、社外イベントであるGoogle Cloud Day:DigitalやGoogle Nextなどへの登壇、GolangやTerraformなどの社内勉強会、2021年末からは「オールアバウトTech Blog」への投稿など新技術習得のみならず、発信にも力をいれています。さらに新メンバーを迎えることで、より活発なチームにしていく予定です。
今後もオールアバウトのインフラ・運用をよくしていくために専心していきたいと考えているので、関心のある方は是非ご連絡ください!
Rankingランキング
- MONTH
- WEEK