<部署紹介 Vol.15>オールアバウト内部監査室
オールアバウトに関わる様々な“ヒト”のほか、部署にもフォーカスし、その内情を分かりやすくご紹介する本コーナー。第15弾はオールアバウトグループの企業価値の維持・向上をミッションに、組織の整備と報告に従事する内部監査室の仕事を紹介します。
■そもそも「内部監査」って何で必要か?
こんにちは。内部監査室の前浦です。今回は、内部監査室の仕事や目標、実際の業務などを本記事にてご紹介できればと思います。拙い紹介となると思いますが、お時間をください。
内部監査室 前浦 大学卒業後、証券会社の営業、石油関係会社の総務人事、ビルメンテナンス企業の内部監査を経て、2018年3月にオールアバウトに入社。 最近はなかなか時間がとれないのですが、趣味はフットサルやゲームです。 |
「内部監査」の業務といえば、不正行為の摘発調査などがイメージされやすく、それ以外には何やっているかわからないという方が多いのではないでしょうか。実際に「何やってるの?」と聞かれることも多いのですが、コンプライアンスもあって詳しくお伝えすることが難しい我が部署。そこで、本記事では一般的な内部監査室の仕事について紹介していきたいと思います。
内部監査室の最大のミッションは企業価値の向上と維持です。そのために、不正調査だけでなく、不正行為を未然に防ぐための内部統制評価を行っています。
例えば、航空会社は飛行機で人も物を運ぶサービスを提供していますが、そこには飛行機が墜落するリスクがありますよね。そのリスクを日々の整備などで下げるコントロール(統制)します。経営者はそのコントロールが有効的かつ効率的に運用されているか気になりますが、経営者自らが細かくチェックすることはできません。
内部監査の仕事は日々の仕事環境に企業価値を毀損するリスクが無いかをチェックし、経営者に報告する。場合によっては、各部署の業務フローの改善・提案をすることにより組織機能の向上を目指します。
監査・評価する側の内部監査部門は公平、独立性、客観性を持つ必要があり、どこの部署にも所属しません。弊社の場合も社長室直下であり、少しだけ孤独です。
内部監査室の最大のミッションは企業価値の向上と維持です。そのために、不正調査だけでなく、不正行為を未然に防ぐための内部統制評価を行っています。
例えば、航空会社は飛行機で人も物を運ぶサービスを提供していますが、そこには飛行機が墜落するリスクがありますよね。そのリスクを日々の整備などで下げるコントロール(統制)します。経営者はそのコントロールが有効的かつ効率的に運用されているか気になりますが、経営者自らが細かくチェックすることはできません。
内部監査の仕事は日々の仕事環境に企業価値を毀損するリスクが無いかをチェックし、経営者に報告する。場合によっては、各部署の業務フローの改善・提案をすることにより組織機能の向上を目指します。
監査・評価する側の内部監査部門は公平、独立性、客観性を持つ必要があり、どこの部署にも所属しません。弊社の場合も社長室直下であり、少しだけ孤独です。
■対外的な企業価値評価に影響するガバナンス(内部統制)
2015年に東証1部上場企業が不正会計を行っていたことが明るみになり大きなニュースとなりました。ここで問題になったのは、不正を誘発する企業体制です。
最も不正が誘発されやすいのが、職務の一元化です。たとえば、ある会社が営業部門に与信管理の権限を持たせていたとします。そして売上を伸ばしたい営業部門が与信の低い(支払能力が低い)顧客にも販売し、売上を計上していたと仮定します。この場合、支払能力が低い顧客から代金回収ができないというリスクがあるわけですが、この体制・業務フローではリスクが放置されてしまいます。
このような代金回収不能を未然に防ぐために、与信権限は営業部門以外のところに持たせ、職務の分離をするのが一般的です。オールアバウトの場合は、与信審査をするのは経理グループですね。極端な例ですが、このように職務が適切に分離されているか、リスクが分散できるかをみていくのが内部統制評価の一つであります。
それ以外には各部署において報告体制・承認体制が適正であるか、人事異動などで担当者が変わっても、社員一人ひとりが予め企業が設定したルールに従い「承認依頼」や「上司への報告」などが適切に行われているか、ルール・業務手順が属人かされていないかを見ていきます。
■監査結果の報告先について
これらの内部統制評価やコンプライアンス監査等の結果は監査報告書にまとめ、社長と監査役会に報告します。また、監査結果は被監査部門の責任者や経営者にフィードバックをしています。(指摘した項目のフォローアップ・モニタリングは継続的に実施します。)
内部統制の評価結果については別途、監査法人に提出しています。これは上場企業には、金融商品取引法により、財務報告に係る内部統制の「評価」が義務づけられているからです。オールアバウトでは内部監査室が内部統制評価を実施し、結果を監査法人に提出を行っています。最終的には「内部統制報告書」が開示され、株主・投資家、取引先、債権者などが閲覧できるようになります。
内部統制の評価結果については別途、監査法人に提出しています。これは上場企業には、金融商品取引法により、財務報告に係る内部統制の「評価」が義務づけられているからです。オールアバウトでは内部監査室が内部統制評価を実施し、結果を監査法人に提出を行っています。最終的には「内部統制報告書」が開示され、株主・投資家、取引先、債権者などが閲覧できるようになります。
■メンバー紹介
最後に、オールアバウトの内部監査室のメンバーを紹介します。
内部監査室は法務グループの高橋さんと共に活動しています。写真には写っていませんが、監査目標によってはシステム部の寺門ジェネラルマネジャーと壁谷マネジャーと伴に監査を行うこともあります。
会社の状態を正しく認識し、報告するために、皆さんのお時間をいただくことも多いですが、ぜひ明るく出迎えていただけると嬉しいです!
内部監査室は法務グループの高橋さんと共に活動しています。写真には写っていませんが、監査目標によってはシステム部の寺門ジェネラルマネジャーと壁谷マネジャーと伴に監査を行うこともあります。
会社の状態を正しく認識し、報告するために、皆さんのお時間をいただくことも多いですが、ぜひ明るく出迎えていただけると嬉しいです!
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