WEB接客プラットフォーム「KARTE」を基盤に、クライアントが持つ顧客の購買履歴などの1stパーティーデータと、総合情報サイト「All About」のオーディエンスデータを連携しています。KARTEを導入しているのは「住宅」「金融」「妊娠出産・子育て」「結婚」の4領域で、クライアントサイトに来訪したユーザーが、「All About」でどのような記事を見ているか、リアルタイムにユーザーを可視化しインサイトを把握。インサイトに応じて個別に最適化したアプローチを設計することで、One to Oneマーケティングを提供しています。
【参考記事】メディアからマーケティングプラットフォームへ ~「KARTE」の導入でオールアバウトが目指すこと
ユーザーのライフイベントや興味関心を個別に把握し、最適なコミュニケーションでユーザーの態度変容を促すOne to Oneマーケティングの実現にむけ、メディアからマーケティングプラットフォームに変革する構想を掲げるオールアバウト。第1弾として2017年12月にWEB接客プラットフォーム「KARTE」を国内のメディアとしては初めて導入し、本格始動しました。この先オールアバウトが目指すことを、メディアビジネス事業部の箕作さんと橋本さんに語ってもらいました。
(2)コンテンツのPDCAをまわす、運用型のコンテンツマーケティング
弊社がコンテンツマーケティングにおいて指標としているのは、PVだけでなく、
(ⅰ)誘導枠からのクリック率
(ⅱ)コンテンツの読了率
(ⅲ)クライアントサイトへの送客率やコンバージョンポイントへの遷移率
の3つ。人の気持ちを動かすインサイトの発見、ユーザーの態度変容効果の最大化を目的に、この3つの指標を掛け合わせて分析し、誘導枠のコピーやコンテンツの切り口を変更、掲載する広告パターンを集約するなど、効果を最適化する運用を2~3ヶ月にわたって行います。
PVだけでコンテンツを評価し、「見られてよかった」で終わるのではなく、本当にユーザーが動くインサイトの発見こそが、コンテンツマーケティングに役割だと考えています。
(ⅰ)誘導枠からのクリック率
(ⅱ)コンテンツの読了率
(ⅲ)クライアントサイトへの送客率やコンバージョンポイントへの遷移率
の3つ。人の気持ちを動かすインサイトの発見、ユーザーの態度変容効果の最大化を目的に、この3つの指標を掛け合わせて分析し、誘導枠のコピーやコンテンツの切り口を変更、掲載する広告パターンを集約するなど、効果を最適化する運用を2~3ヶ月にわたって行います。
PVだけでコンテンツを評価し、「見られてよかった」で終わるのではなく、本当にユーザーが動くインサイトの発見こそが、コンテンツマーケティングに役割だと考えています。
【参考記事】<リーダーズ Vol.9>PVからの脱却を目指して!営業と制作が一体となって成果にコミットする組織づくり
オールアバウトでは、2016年11月から営業と制作部門が一体となって、コンテンツマーケティングの効果最大化に向けた取り組みを行っています。“営・制一体”の取り組みから約一年が経ち、徐々に成果が現れ始めた今、アカウントプランニング部(営業)の飯塚さんと制作部の西川さんに、それぞれ責任者の立場から見たコンテンツマーケティングを取り巻く現況について、語っていただきました。
■「正しい分析」を行うために、国内媒体で初めてアドベリフィケーションを導入
昨年末くらいから「アドフラウド」「ブランドセーフティ」「ビューアビリティ」といった言葉を耳にした方も多いのではないでしょうか。特に、広告費を不当に得る事を目的に、広告の閲覧表示回数(インプレッション数)やクリック数を不正に水増しするアドフラウド(広告詐欺)は、国内でも広告主側に年間で数百億円の損害が生じているとみられています。
上の図は同じコンテンツをサイトAとサイトBで配信した結果です。サイトAは誘導枠のクリック率もPVもサイトBと比較して倍以上の結果が出ていますが、平均読了率が約30%で、平均読了時間は35秒。一方でサイトBは平均読了率が約70%で、読了時間も1分としっかりコンテンツが読まれたことがわかります。クライアントサイトへの送客数もほぼ同じですが、サイトAから来たユーザーはちゃんとコンテンツを読んでいない、そもそも人ではない可能性が高いと考えられます。
先ほどの弊社の取り組みとして紹介しましたが、弊社はユーザーの態度変容の最大化を目的に、PVだけでなく読了率や遷移率などあらゆる指標でコンテンツを分析し、運用しています。その結果として出てきた数値が信用できない場合、当然ながらコンテンツを正しく分析することはできないですし、インサイトの発見もできないでしょう。
このような理由から、国内媒体ではじめてアドベリフィケーションツールを導入しています。計測の結果、国内における不正インプレッション率の平均は8.4%(IAS社の調べ)に対し、「All About」は0.38%でした。
弊社では、この数値を「低かった」と捉えず、限りなくゼロに近づけることをゴールとしています。
先ほどの弊社の取り組みとして紹介しましたが、弊社はユーザーの態度変容の最大化を目的に、PVだけでなく読了率や遷移率などあらゆる指標でコンテンツを分析し、運用しています。その結果として出てきた数値が信用できない場合、当然ながらコンテンツを正しく分析することはできないですし、インサイトの発見もできないでしょう。
このような理由から、国内媒体ではじめてアドベリフィケーションツールを導入しています。計測の結果、国内における不正インプレッション率の平均は8.4%(IAS社の調べ)に対し、「All About」は0.38%でした。
弊社では、この数値を「低かった」と捉えず、限りなくゼロに近づけることをゴールとしています。
「All About」のサイトスローガンは「あなたの明日が動き出す」。正しく計測されたデータをもとにユーザーを知る、それをもとに個別に最適化されたコンテンツをレコメンドすることで、ユーザーの課題解決に貢献する。ユーザーの明日が動くメディアとして更なる成長を目指しています。
■コンテンツマーケティングの成果・効果が分かりにくいとお悩みの方へ
多くの企業が取り組みをはじめているコンテンツマーケティング。しかし、短期的に成果が見える・得られるものでないため、どのように運用すればよいか、特に評価指標について悩まれている担当者が多いのが実情。コンテンツマーケティングの基本的な情報をまとめつつ、運用するに当たり重要な指標について解説します。
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