■未来を考えたらオフショアは必然の選択
ー昨年度、社内の開発リソースを空けて、スピードを高めるために既存の不要なシステムを「捨てるプロジェクト」が動いていました。それでもやはり、オフショアが必要だったということでしょうか。
「捨てるプロジェクト」では、コスパが悪い社内システムを中心に精査する作業をしていました。そのおかげもあって、いま社内の開発リソースにも比較的余裕がでてきていると思います。それでもオフショアが必要なのは、未来に対し先手を打つ必要があるから。
今年4月のキックオフ(全社総会)で取締役の舟久保さんが「未来のことを考えて動く」と言っていましたが、オフショアもそれにあたると思っています。いまは多少余裕があっても、組織が将来的に求める開発体制に対しエンジニア不足の深刻さが加速することを考えたとき、オフショアは必然。そういうわけで、3か月後くらいには、メディア事業部がもっているタスクをベトナムでできるよう、連携強化を急いでいます。
最終的には、ベトナムでなんでもやれる状態を目指していて。場所は離れているけど、同じプロダクトをつくるチームを国の垣根なく作っているという状態が理想で、オフショア=外注という考えではなく、社員と同等の働き方、考え方を彼らにも求めています。
今年4月のキックオフ(全社総会)で取締役の舟久保さんが「未来のことを考えて動く」と言っていましたが、オフショアもそれにあたると思っています。いまは多少余裕があっても、組織が将来的に求める開発体制に対しエンジニア不足の深刻さが加速することを考えたとき、オフショアは必然。そういうわけで、3か月後くらいには、メディア事業部がもっているタスクをベトナムでできるよう、連携強化を急いでいます。
最終的には、ベトナムでなんでもやれる状態を目指していて。場所は離れているけど、同じプロダクトをつくるチームを国の垣根なく作っているという状態が理想で、オフショア=外注という考えではなく、社員と同等の働き方、考え方を彼らにも求めています。
ーベトナムオフィスの様子を教えてください。
オフショアには、約850名の社員がいるんですが、ほぼ全員エンジニアです。そのなかで、オールアバウトを担当するのは5人です。東京オフィスに常駐してくれているブリッジSEのKhanh(カン)さんを含めると6人ですね
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5月からは、2拠点の精神的な距離を縮めるために、中継モニターを設置。営業時間内は常時、東京とハノイの様子がお互いのモニターに映し出されます。連携を早めるために、僕と同じグループの古野さんは3か月単位で入れ替わり、ベトナム常駐する予定です。
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■オールアバウトの未来を切り開きたいという使命感に駆られベトナム行きを決断
ーなんでも、ベトナム駐在が決定するまで、ご家族でもひと悶着あったとか。
決定するまで、というかもうベトナムに行くことは相談する前から決めていたので初っ端から「ベトナムに行くから」って言ったんです。そしたら妻にものすごくキレられました……。よく執行役員の箕作(みつくり)さんが「Whyを語らないとだめだ」と言ってますが、妻に対してWhyを語らなかったのがいけなかったのだと思っています。
ーそういう状況下、よくベトナム行きを決断されましたね。
なんというか、オールアバウトに対する使命感みたいなものがあったんだと思います。社歴も8年と長年組織をみているなかで、今の状況をなんとかしたいというか。あとは、開発をがんがん回していくというのが単純に楽しそうだったというのが大きいですかね。海外にも興味があったので、チャレンジできるならいいチャンスだと思いました。
とは言え、最終的に妻も子どもも私の判断を尊重し、応援してくれることになりました。3ヶ月という長いようで短い期間ではありますが、成長した自分の姿を早く家族にみせたいですね!
とは言え、最終的に妻も子どもも私の判断を尊重し、応援してくれることになりました。3ヶ月という長いようで短い期間ではありますが、成長した自分の姿を早く家族にみせたいですね!
ー現地にいかれて数週間たちますが、言語とかコミュニケーションは問題ないですか?
仕事では英語で会話をしています。日本にいるときから英語の勉強をしていたかいもあり、業務上支障なくコミュニケーションはとれているかと思います。自分以外も、東京オフィスの社員と現地とのコミュニケーションは基本的にSlackを介して行いますが、英語でやりとりをしていて。翻訳ボットを試験的に導入しながらではありますが、だんだん慣れてきたという感じです。
とはいえ、やっぱり日本人だったら当たり前に通じていることが通じないというのは当然あって。例えば、日本人間なら暗黙の了解で回っていたことも、きちんとタスクとして明確化する必要があります。コミュニケーションがうまくいかないときは、東京オフィスに常駐してくれている、ベトナム人でブリッジSEのKhanh(カン)さんが拾ってくれる。互いに常駐者がいることで、コミュニケーションも円滑に、連携はスムーズに推進できているのではないでしょうか。
とはいえ、やっぱり日本人だったら当たり前に通じていることが通じないというのは当然あって。例えば、日本人間なら暗黙の了解で回っていたことも、きちんとタスクとして明確化する必要があります。コミュニケーションがうまくいかないときは、東京オフィスに常駐してくれている、ベトナム人でブリッジSEのKhanh(カン)さんが拾ってくれる。互いに常駐者がいることで、コミュニケーションも円滑に、連携はスムーズに推進できているのではないでしょうか。
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ーお仕事以外での、現地の生活はどんな感じですか?
ランチは専らオフィス付近の定食屋さんで食べるか、お弁当のデリバリーサービスを利用しています。お弁当のデリバリーは最近ベトナムのオフィスで流行っているそうです。夏の暑い日は外を歩きたくないですからね。
オフィス近くの定食屋で食べるPhở(フォー)
ちなみに、休日のランチも専らフォーを食べています。こちらはアパート近くの牛肉フォーの専門店です。安い、うまい、早いので最近よく通っています。オフィス近くの定食屋だと、1杯だいたい500円くらいなのですが、このお店だと200円くらいで食べられます。
アパートの近くの牛肉Phở(フォー)の専門店。
小腹がすいたときは、オフィス外の道路に出れば、アジアンフルーツを販売するワゴンが終日出ているので、フルーツを買ってデスクで食べることが多いです。この写真に写っているのは、chôm chôm(チョムチョム) というフルーツです
。ほかの国ではランブータンと呼ばれているそうです。
オフィス外の道路に売りに来るフルーツ屋さん
仕事終わりには、チームメンバーで予定を立てて近所の屋台にご飯を食べに行くこともあります。
夜道はこんな感じで少しノスタルジックですよね。
オフィス近くの道路。狭い道をぐいぐい車が走ります。
この日は現地でも人気のKEM DỪA(ケンズーアー)を食べに行きました。KEM DỪAはココナッツを繰り抜き、中にゼリーとアイスを入れたベトナムで夏に人気のデザート。夜風に当たりながら甘いものをみんなで食べるのは中々よかったです。
夏に人気のデザートKEM DỪA(ケンズーアー)の専門店
ー楽しそうですね!それではまた、成果がでたタイミングでインタビューさせてください!
ちなみに、三亀さんは当オウンドメディアの人気記事、「『男の夜遊び』ガイドとの恵比寿はしご酒」にも出演中。
お洒落かっ!デートコースとしても使える男同士の恵比寿「はしご酒」プランを、山田ゴメスに聞いてみた - About All About
総合情報サイト「All About」が誇る900人の専門家(ガイド)に色々聞いて、教えてもらうこちらのコーナー。 第3弾は、All About「男の夜遊び」ガイドの山田ゴメスさんに、大人の男の「恵比寿の楽しみ方」について教えていただきました。
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