オールアバウトグループのミッション
オールアバウト、過去最高の売上高と営業利益を記録 サンプル百貨店の伸長が貢献し、今後への成長投資も継続
江幡哲也(以下、江幡):みなさま、本日は決算発表にご参加いただきましてありがとうございます。代表取締役社長の江幡です。資料を用いて、私から当期の決算についてご説明します。よろしくお願いします。
決算のご説明に入る前に、オールアバウトグループが掲げているミッションをご紹介します。「個人を豊かに、社会を元気に。」というミッションは創業以来変わっていません。なお、昨年はこのミッションを掲げて20周年を迎えました。
個人のチカラをベースに世の中の不具合を直し、それまでの情報の流れや商売の流れ、ものづくりの流れ、またそのようなものを含めた社会システム全体をあるべき姿に変えていく、イノベーションプラットフォームを展開し、経済の発展と持続可能な社会の両立に貢献します。
ご存じのとおり、昨今はSDGsの流れが非常に強くなっています。SDGsには個人の意識変革・自立が必須と考えています。当社は創業以来このようなミッションを変えずに取り組んできていますので、少し不遜ですが、まさに時代がついてきたと思っております。
決算のご説明に入る前に、オールアバウトグループが掲げているミッションをご紹介します。「個人を豊かに、社会を元気に。」というミッションは創業以来変わっていません。なお、昨年はこのミッションを掲げて20周年を迎えました。
個人のチカラをベースに世の中の不具合を直し、それまでの情報の流れや商売の流れ、ものづくりの流れ、またそのようなものを含めた社会システム全体をあるべき姿に変えていく、イノベーションプラットフォームを展開し、経済の発展と持続可能な社会の両立に貢献します。
ご存じのとおり、昨今はSDGsの流れが非常に強くなっています。SDGsには個人の意識変革・自立が必須と考えています。当社は創業以来このようなミッションを変えずに取り組んできていますので、少し不遜ですが、まさに時代がついてきたと思っております。
本資料の前提となる連結対象企業構成
当期の決算ハイライトについて、アジェンダに沿ってご紹介します。はじめに全体のハイライト、続いてセグメントにおけるハイライト、今期の業績見通しの流れでご説明します。
当社はグループ連結で決算を開示していますので、まずは連結の構成企業群についてご説明します。グループ経営推進において基本的な考え方としては事業領域ごとに会社を分け、その分野の専門性を高めるとともに意思決定スピードを上げて進んでいくことを目指しています。このようなかたちの経営体制を9年ほどとっており功を奏してきていると自負しています。
当社はグループ連結で決算を開示していますので、まずは連結の構成企業群についてご説明します。グループ経営推進において基本的な考え方としては事業領域ごとに会社を分け、その分野の専門性を高めるとともに意思決定スピードを上げて進んでいくことを目指しています。このようなかたちの経営体制を9年ほどとっており功を奏してきていると自負しています。
オールアバウトグループのセグメント
会計セグメントは大きく2つのセグメントでご報告しています。スライド上段のマーケティングソリューションセグメントは、主に法人の収益を主体とした事業群です。多くは創業来行っていますインターネットのメディアを活用したデジタルマーケティングのビジネスが中心になります。いわゆる広告系の事業が多い群です。
スライド下段のコンシューマサービスは、生活者個人のみなさまからの収益を主体とした事業群であり、コマース系ビジネが中心になっているセグメントです。こちらのセグメントに沿ってご紹介します。
スライド下段のコンシューマサービスは、生活者個人のみなさまからの収益を主体とした事業群であり、コマース系ビジネが中心になっているセグメントです。こちらのセグメントに沿ってご紹介します。
業績サマリー
全体業績サマリーということで、このスライド1ページで今回の決算のポイントを3つまとめています。1つ目としては、現在もそうですが、コロナ禍ということで非常に多くの産業や生活者が影響を受けています。このような環境下が丸々1年影響した期でしたが、その中において、弊社のコンシューマサービスの中心サービスであり、コマース系のビジネスであるトライアルマーケティング&コマースビジネスが利益構造を含めて大きく成長することができました。
また、もう1つのセグメントであるメディア&デジタルマーケティングビジネスについては、企業が広告を出し控えた環境下でも健闘したということがポイントです。その結果、おかげさまで過去最高の売上高と営業利益を記録することができました。
この2点を結果として出しつつも、弊社はこの先大きなビジョン・ミッションにむけさらに成長していこうと思っています。そのような部分を支える戦略的な投資も併せて進捗しました。この3つのポイントが当期のまとめです。
また、もう1つのセグメントであるメディア&デジタルマーケティングビジネスについては、企業が広告を出し控えた環境下でも健闘したということがポイントです。その結果、おかげさまで過去最高の売上高と営業利益を記録することができました。
この2点を結果として出しつつも、弊社はこの先大きなビジョン・ミッションにむけさらに成長していこうと思っています。そのような部分を支える戦略的な投資も併せて進捗しました。この3つのポイントが当期のまとめです。
連結売上高の推移(年度)
年度ごとの収益の推移をグラフにしています。スライドの一番右側が当該期ですが、お陰さまで9期連続の増収となっています。グラフには書いていませんが、営業利益も過去最高を更新しています。
先ほどお伝えしたグループ経営体制に移ったのはちょうど9期前ですので、その体制をとってからずっと成長を続けているという流れになっています。
先ほどお伝えしたグループ経営体制に移ったのはちょうど9期前ですので、その体制をとってからずっと成長を続けているという流れになっています。
2021年3月期の決算ハイライト①
通期の連結業績の具体的な数字についてご説明します。売上高は172億8,300万円、対前期増減率は10.8パーセント増となりました。営業利益は9億900万円、対前期増減率は111.3パーセント増ということで、先ほどお伝えしたとおり、売上高、営業利益ともに過去最高となりました。
昨期は始まりの4月に業績の予測を出しませんでしたが、8月に1回目の業績予測として営業利益5億円を出しています。その後、3月に8億円に上方修正しました。そして3月末に向けてさらに業績を伸ばすことができ、決算を締めた結果、営業利益ベースで約9億円まで伸びたという結果となりました。
昨期は始まりの4月に業績の予測を出しませんでしたが、8月に1回目の業績予測として営業利益5億円を出しています。その後、3月に8億円に上方修正しました。そして3月末に向けてさらに業績を伸ばすことができ、決算を締めた結果、営業利益ベースで約9億円まで伸びたという結果となりました。
2021年3月期の決算ハイライト②
営業利益以下の数字についてはスライドに記載のとおりです。いずれも全指標において過去最高の成績となることができました。
連結売上高の推移(四半期)
こちらが3期分の四半期ごとの推移です。連結の売上高は昨期から10.8パーセント増となりました。四半期をご覧いただいておわかりのとおり、当該期の第4四半期においてマーケティングソリューション系サービスが伸びています。
当社は、大手のいわゆるナショナルクライアントの広告主のみなさまが多いのですが、新型コロナウイルスの影響で出し控えをされていたものの、期末にかけて伸びてきており、世の中も少し復調傾向になってきていると感じています。今後もこの傾向が続くのではないかと考えています。
当社は、大手のいわゆるナショナルクライアントの広告主のみなさまが多いのですが、新型コロナウイルスの影響で出し控えをされていたものの、期末にかけて伸びてきており、世の中も少し復調傾向になってきていると感じています。今後もこの傾向が続くのではないかと考えています。
連結営業損益の推移(四半期)
こちらは損益の推移です。非常に大きく利益を伸ばすことができました。ご覧のとおり、四半期ごとに利益の水準を上げています。
当該期の第1四半期においては、特にコマース系サービスで巣ごもり特需がありました。これはEC系のサービス業界全体もそうだったと思いますが、特需ということで、今期以降の数字を前年と比べる時は少し特殊性があると考えています。
当該期の第1四半期においては、特にコマース系サービスで巣ごもり特需がありました。これはEC系のサービス業界全体もそうだったと思いますが、特需ということで、今期以降の数字を前年と比べる時は少し特殊性があると考えています。
配当政策について
配当政策等についてです。本日あらためて発表していますが、剰余金配当を1株あたり7円に決定しています。昨年は3円ですので、大きく増配します。こちらも上場以来一番大きな数字です。
また、スライドの右側をご覧ください。主に個人の株主のみなさま向けになりますが、株主優待制度ということで、インターネット企業らしく、持っていただいている株数によってポイントを提供し、そのポイントを商品に替えていただくという仕組みも継続的に強化しています。以上が、グループ全体のハイライトです。
また、スライドの右側をご覧ください。主に個人の株主のみなさま向けになりますが、株主優待制度ということで、インターネット企業らしく、持っていただいている株数によってポイントを提供し、そのポイントを商品に替えていただくという仕組みも継続的に強化しています。以上が、グループ全体のハイライトです。
2021年3月期の決算ハイライト③
ここからはセグメントごとの補足をします。まずは、マーケティングソリューションセグメントです。当セグメントは、売上高36億8,300万円、対前期増減率1.5パーセント増となりました。営業利益は4億1,700万円、対前期増減率15パーセント減という結果でした。
先ほどもお伝えしたとおり、広告ビジネスを中心とした部分ですので、新型コロナウイルスの影響を非常に大きく受けている分野です。その中においても弊社は増収微減益です。冒頭にもお伝えしましたが、この先の成長に寄与するための投資をしっかりと行っている上でこの数字ですので、健闘できたと捉えています。
先ほどもお伝えしたとおり、広告ビジネスを中心とした部分ですので、新型コロナウイルスの影響を非常に大きく受けている分野です。その中においても弊社は増収微減益です。冒頭にもお伝えしましたが、この先の成長に寄与するための投資をしっかりと行っている上でこの数字ですので、健闘できたと捉えています。
マーケティングソリューションの売上・営業損益推移(四半期)
こちらが四半期ごとの営業利益の推移です。このセグメントは第4四半期に利益が伸びるのですが、当該期も同じかたちとなっています。特に新型コロナウイルスの影響で第4四半期の推移が気になるところではあり、なかなか従前に予測を出しづらかったのですが、結果としてはしっかりと収益を伸ばすことができたところがポイントです。
マーケティングソリューションの営業費用の明細推移(四半期)
こちらが費用の推移です。スライドの一番下の肌色の部分が固定費ですが、生産性向上を図り、ご覧のとおり昨期に比べて一段圧縮しています。この環境下で利益を上げていく構造をきちんと作っていこうということです。
タイアップ広告売上の現状と市場比較
市場との比較についてもまとめています。大きな視点になりますが、一番大きな1兆6,630億円の部分がインターネット広告媒体費全体のマーケットです。これは電通調べであり、前年比較となっています。
このコロナ禍にあってもデジタルマーケティングシフトが進んでいるということで、105.6パーセントと若干伸びているのが市場感です。
弊社は、大手ナショナルクライアント向けのタイアップ広告を得意としているのですが、それはディスプレイ広告という分野に分類されています。
我々が身を置くそのディスプレイ広告市場も、デジタルシフトにより若干伸びてはいます。オールアバウトはその中のタイアップ広告に取り組んでいますが、この環境下でも、市場より伸び率を高く伸ばすことができました。
主力のタイアップ・コンテンツマーケティングの振り返りについてご紹介しました。
このコロナ禍にあってもデジタルマーケティングシフトが進んでいるということで、105.6パーセントと若干伸びているのが市場感です。
弊社は、大手ナショナルクライアント向けのタイアップ広告を得意としているのですが、それはディスプレイ広告という分野に分類されています。
我々が身を置くそのディスプレイ広告市場も、デジタルシフトにより若干伸びてはいます。オールアバウトはその中のタイアップ広告に取り組んでいますが、この環境下でも、市場より伸び率を高く伸ばすことができました。
主力のタイアップ・コンテンツマーケティングの振り返りについてご紹介しました。
Rankingランキング
- MONTH
- WEEK