2023年3月期 第3四半期決算の補足説明をおこないました
2023年2月9日に発表しました、株式会社オールアバウト2023年3月期第3四半期決算補足説明の内容を書き起こしでお伝えします。
オールアバウト 2023年3月期第3四半期 決算説明動画
オールアバウトグループ IR 公式チャンネルで動画を公開中です。
via www.youtube.com
2023年3月期第3四半期決算説明
江幡哲也:みなさまこんにちは、株式会社オールアバウト 代表取締役社長兼グループCEOの江幡です。
本日はオールアバウト2023年3月期 第3四半期決算説明をご覧いただきまして、ありがとうございます。
それでは資料に即しまして私の方から当期の決算のご説明を申し上げます。まず決算のご報告に入る前に、オールアバウトグループが掲げています企業理念についてふれたいと思います。
本日はオールアバウト2023年3月期 第3四半期決算説明をご覧いただきまして、ありがとうございます。
それでは資料に即しまして私の方から当期の決算のご説明を申し上げます。まず決算のご報告に入る前に、オールアバウトグループが掲げています企業理念についてふれたいと思います。
オールアバウトグループの企業理念
まず我々の掲げているミッションは、「個人を豊かに、社会を元気に。」です。不確実な世の中になっていますが、ここを打開するにはやはり個人が台頭し、社会と共生していくことが必要ということを創業以来掲げており、こちらは不変のものです。
そうしたミッションを持ちながら我々がビジョンとして掲げておりますのが、「テクノロジーと人の力で『不安なく、賢く、自分らしく』を支えるプラットフォームになる。」です。
この存在になるために、社員ひとりひとりが日々の活動において大事にしている考え方であるフィロソフィーが、「システムではなく、人間。」です。
AIやテクノロジーの進化がますます進む中でも、最終的には人間の力とテクノロジーが組み合わさってより良い社会になっていく、こういったことを創業以来掲げており、現在もなお不変の理念として活動をしています。
そうしたミッションを持ちながら我々がビジョンとして掲げておりますのが、「テクノロジーと人の力で『不安なく、賢く、自分らしく』を支えるプラットフォームになる。」です。
この存在になるために、社員ひとりひとりが日々の活動において大事にしている考え方であるフィロソフィーが、「システムではなく、人間。」です。
AIやテクノロジーの進化がますます進む中でも、最終的には人間の力とテクノロジーが組み合わさってより良い社会になっていく、こういったことを創業以来掲げており、現在もなお不変の理念として活動をしています。
オールアバウトグループの事業領域と構成
こちらがオールアバウトグループの全体の事業領域の俯瞰図です。2つのセグメントで構成され、まず1つ目が左側のマーケティングソリューションセグメントです。こちらは法人のお客様からの収益を主体とする事業群で構成されています。主には祖業であるインターネットのメディア、デジタルマーケティングの事業です。
もう一方がコンシューマサービスセグメントです。こちらは生活者のみなさまからの収益を主体とするサービス群でして、主にトライアルマーケティング&コマース、いわゆるeコマースに近い領域を中心とした事業群になります。
また下段のグレーの箇所が、R&D(Research & Development)です。2025年度に向けた3本目の柱として、まだ投資段階ではありますが、テクノロジーベンチャー各社への投資を行っています。
もう1つは我々が重点においています人生の基盤領域で、「ライフアセットマネジメント領域」と呼んでいるマネー、ウェルネス、キャリア、人間関係等の分野の新しい事業の立ち上げです。こういったものを将来の3本目の柱ということでR&Dとして進めています。
以上がオールアバウトグループ全体の事業構造です。
それでは決算のハイライトからご紹介をしてまいります。まず連結決算の全体のハイライトです。
もう一方がコンシューマサービスセグメントです。こちらは生活者のみなさまからの収益を主体とするサービス群でして、主にトライアルマーケティング&コマース、いわゆるeコマースに近い領域を中心とした事業群になります。
また下段のグレーの箇所が、R&D(Research & Development)です。2025年度に向けた3本目の柱として、まだ投資段階ではありますが、テクノロジーベンチャー各社への投資を行っています。
もう1つは我々が重点においています人生の基盤領域で、「ライフアセットマネジメント領域」と呼んでいるマネー、ウェルネス、キャリア、人間関係等の分野の新しい事業の立ち上げです。こういったものを将来の3本目の柱ということでR&Dとして進めています。
以上がオールアバウトグループ全体の事業構造です。
それでは決算のハイライトからご紹介をしてまいります。まず連結決算の全体のハイライトです。
2023年3月期の戦略方針
当期のハイライトをお伝えする前に、当期の開始にあたりまして前期の決算発表の際に2023年3月期の大方針というものを3点掲げていますので、こちらについて少し振り返りをしてから決算のご報告をいたします。
まず1点目は、2025年度に我々グループ全体として取扱高1,000億円、売上高300億円、営業利益30億円という規模感を想定し、その実現に向けて事業基盤をしっかり作っていく、その途中過程の年度であるということです。
途中過程といたしましては、当期グループ取扱高で約500億円程度を目指すということを掲げて進み出すということを申し上げました。
2点目は、そうした大きな成長を図っていくためには、今がチャンスと考えている分野に対して戦略的にしっかりと投資を行っていくということです。5億円程度の戦略投資ですが、内訳は「PrimeAdへの投資」、「ドコモ経済圏向けマーケティング投資」、「テックベンチャー投資」等で、全て2025年までの大きなジャンプアップに向けての準備です。
3点目は戦略投資についてしっかりと別管理をして見ていくことです。戦略投資の進捗、成功の見通し、また投資にかかった費用を除いた既存事業群の状況を可視化するため、投資調整後営業利益も併せてご報告することを申し上げています。
まず1点目は、2025年度に我々グループ全体として取扱高1,000億円、売上高300億円、営業利益30億円という規模感を想定し、その実現に向けて事業基盤をしっかり作っていく、その途中過程の年度であるということです。
途中過程といたしましては、当期グループ取扱高で約500億円程度を目指すということを掲げて進み出すということを申し上げました。
2点目は、そうした大きな成長を図っていくためには、今がチャンスと考えている分野に対して戦略的にしっかりと投資を行っていくということです。5億円程度の戦略投資ですが、内訳は「PrimeAdへの投資」、「ドコモ経済圏向けマーケティング投資」、「テックベンチャー投資」等で、全て2025年までの大きなジャンプアップに向けての準備です。
3点目は戦略投資についてしっかりと別管理をして見ていくことです。戦略投資の進捗、成功の見通し、また投資にかかった費用を除いた既存事業群の状況を可視化するため、投資調整後営業利益も併せてご報告することを申し上げています。
エグゼクティブサマリー
それでは、この大方針に沿って当期のサマリーを申し上げます。
まず1点目、いちばん注力しているグループ全体の取扱高につきましては、コンシューマサービスセグメントが大きく伸長し、前年同期比で2桁の増加となっています。併せて売上高につきましても、両セグメントとも前年同期を上回る2桁増収を達成し、いちばん大きく掲げているポイントについて堅調に推移していると考えています。
一方2点目ですが、粗利率の低下やさらなる成長に向けた人員増強等にかかる費用増により、投資調整後営業利益が減益となっています。また、冒頭に申し上げた戦略投資の実施により営業損失も発生しています。足元の進捗と事業環境等をふまえまして、後ほど申し上げますが、通期の業績予想を修正をさせていただきました。
3点目、戦略投資についてです。戦略投資につきましては、費用対効果を考慮しながら機動的に実行を進めています。前年同期比では増加していますが、元々期初に計画をしていたよりは若干低水準で推移しており、そのような中でも戦略的な取り組みについては着実に進行をしていると捉えています。
以上が第3四半期までの全体のエグゼクティブサマリーです。
まず1点目、いちばん注力しているグループ全体の取扱高につきましては、コンシューマサービスセグメントが大きく伸長し、前年同期比で2桁の増加となっています。併せて売上高につきましても、両セグメントとも前年同期を上回る2桁増収を達成し、いちばん大きく掲げているポイントについて堅調に推移していると考えています。
一方2点目ですが、粗利率の低下やさらなる成長に向けた人員増強等にかかる費用増により、投資調整後営業利益が減益となっています。また、冒頭に申し上げた戦略投資の実施により営業損失も発生しています。足元の進捗と事業環境等をふまえまして、後ほど申し上げますが、通期の業績予想を修正をさせていただきました。
3点目、戦略投資についてです。戦略投資につきましては、費用対効果を考慮しながら機動的に実行を進めています。前年同期比では増加していますが、元々期初に計画をしていたよりは若干低水準で推移しており、そのような中でも戦略的な取り組みについては着実に進行をしていると捉えています。
以上が第3四半期までの全体のエグゼクティブサマリーです。
連結取扱高と売上高の推移
続いて連結取扱高と売上の推移、年度毎の推移です。さきほど通期の業績予想を修正したとお伝えしましたが、左上にその修正数字を掲げています。修正した業績予想に対しての進捗率は、取扱高で77.5%、売上高で75%と、概ねこの指標についてはグリップしています。
ご覧のとおり、2021年度から取扱高が大きく伸長し非連続に伸びているのが見て取っていただけると思います。資本業務提携をしているNTTドコモの「dショッピング」を共同運営し、我々が運用を実施し、またその他の事業も含め大きく取扱高を伸ばす施策に移行している最中です。
本年度も取扱高、売上高は大きく伸ばすことができると考えていますので、この流れは今後も含めてさらなる成長に向かって続けてまいりたいと思っています。
ご覧のとおり、2021年度から取扱高が大きく伸長し非連続に伸びているのが見て取っていただけると思います。資本業務提携をしているNTTドコモの「dショッピング」を共同運営し、我々が運用を実施し、またその他の事業も含め大きく取扱高を伸ばす施策に移行している最中です。
本年度も取扱高、売上高は大きく伸ばすことができると考えていますので、この流れは今後も含めてさらなる成長に向かって続けてまいりたいと思っています。
連結取扱高の推移
連結取扱高の推移を四半期で表示しています。取扱高につきましては、対前年同期比で16.2%増と伸びている状況がお分かりいただけます。
連結売上高の推移
こちらは連結売上高の推移です。同様に売上高は通期ベースで10%以上の伸びと、しっかり推移しています。
連結投資調整後営業利益の推移
続きまして、連結投資調整後の営業利益は、様々な戦略投資を除いた主に既存事業にあたる利益についての推移です。ここにつきましては各セグメントのご説明でも申し上げますが、既存サービスの粗利率の低下、そこに加えて人員増強を図っている等の投資を進めておりますので、減益になっています。
連結営業利益の推移
連結営業利益の推移です。こちらはいわゆる当期積極的に行っている戦略投資を加えています。1つ前のページで戦略投資調整後営業利益が減益となっていますが、我々の大方針としては戦略投資につきましては機動的にしっかりと、効果を見ながらではありますが、緩めず進めています。それが営業利益に反映されているかたちです。
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