お知らせ

【年頭所感~2019】変革期こそチャンス。専門性をもった個人のチカラで社会の“不”を解消したい

オールアバウトの代表取締役社長 江幡哲也の年頭所感です。

新年おめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
オールアバウトグループを代表し、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

2018年、おかげさまでオールアバウトグループは、上半期終了時点で7期連続の増収となり、メディアビジネス事業、eコマース事業を中心に、生涯学習事業、海外向けメディア事業など様々な事業分野で成長をすることができました。
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一方、利益面は度重なる自然災害や、総合情報サイト「All About」を中心としたメディアビジネスを取り巻く環境変化から減益となり、10月以降の下半期において巻き返しを図るべく改革を進めております。また、5月にはNTTドコモとの資本業務提携を行い既存事業の非連続な成長と新たな取り組みを進める一年となりました。

私たちが創業時から掲げるグループビジョンは、「個人を豊かに、社会を元気に。」です。
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戦後日本の経済成長を支えてきた社会システムは、「国と企業が中心の社会システム」であり、高い経済成長と物質的な豊かさを得ることができました。

一方、安定による活力の低下や、超少子高齢化、グローバルにおけるポジションの変化を背景に、その社会システムが1997年に寿命を迎えていることは、その後の失われた20年という言葉が表す通り自明の理です。そして時代に即した新しい社会システムへの大きな舵取りは、いまだ進んでいません。

インターネット、AI、IoTなど情報技術(IT)の革命的進化やグローバル環境の激変は待ったなしです。スマートフォンの革新的進化、電子マネーの急速な普及、AI・ロボットによる業務自動化、シェアリングエコノミーやC2Cエコノミーの台頭による多くの業界変革、自動運転や電気自動車、新エネルギーの台頭、環境要因や安全保障、地政学的なグローバル環境の変化など、テクノロジーの進化により、生活や事業を取り巻く環境はあっという間に変わり、現実のものとなっています。

日本特有の状況に加え、こうした変化に対応するためにも、日本の未来を支える新たな社会システムは「国や企業が中心」ではなく「個人の自立」に立脚したものであるべきと考えます。
グループビジョンにはその想いを込めています。

オールアバウトグループは、ITを駆使しながら、そこに様々な分野で専門性や知見・経験を持った個人とのネットワークを加え、個人の活躍の舞台を提供し、システムにはできない人間ならではの創造性を組み合わせることで、世の中の不合理や不条理を解消して産業構造をイノベーションするプラットフォーム事業を提供しています。これにより、個人の自立をサポートし、「個人を中心とした社会システム」への変革の一助となるべく影響力を拡大しています。

インターネットの出現によって、クラウドワーカーに代表されるような新しい仕事の形が生まれています。オールアバウトグループでは、2000年の創業以来、我々の事業ビジョンに共感し、ネットワーク型で我々のプラットフォームに参加していただく個人を「スキルワーカー」と定義していますが、このような方々はすでに様々な事業において活躍されています。そして、この動きはますます強まっています。

2001年にスタートした「All About」も、人生を自分で豊かにするための情報支援を目的に、各分野で専門的知見や経験、想いを持っている方々を「ガイド」というスキルワーカーとしてネットワークしてきました。信頼できる情報を発信する日本最大級のハウツーサイトを目指し、現在、専門家数900名、テーマ数1,300、月間総利用者数が2,500万人を超えるメディアへと成長しています。

「All About」は大きなインターネットメディアの一つではありますが、激変するこの業界において、更なる成長と影響力の拡大を図っていくためには、非連続なユーザー数およびユーザーデータ資産の規模拡大が必要です。またテクノロジーの進化を取り込み、AIやビックデータの活用も必須です。

今回のNTTドコモとの資本提携はそうした環境変化に対応するためのものです。まずはNTTドコモが持つ契約者データやサービスの活用データと、「All About」が持つ記事閲覧データを統合したカスタマーデータプラットフォーム(CDP)の構築と、双方のユーザ―接点の連動や新規拡大を進めています。
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グループのもう一つの柱である、トライアルマーケティングで成長中の「サンプル百貨店」は、利用者数が200万人を超え、飲料、食品、日用品に加え、お酒や薬、ファッション、地方産品など、お試し買いをしていただく商品分野の拡充も進みました。

また、人生100年時代に一生涯よりそう、日本最大級の生涯学習プラットフォームである「楽習フォーラム」も、ヘルスケア分野との連携などの準備を進めております。

2019年は、
・メディアビジネスにおけるあらゆるクオリティの強化
・eコマースにおけるトライアルマーケティングの進化とファッション領域の確立
・生涯学習におけるスモールコミュニティ支援
・グローバル事業における海外スキルワーカーと企業ネットワークの構築
そして、
・ヘルスケアプラットフォームへの本格チャレンジなどを、NTTドコモとの業務提携とともに次のステージへ進めてまいります。

また、グループで働く一人ひとりにとっても働き方をイノベーションする一年としたいと思います。

テクノロジーの進化のほか、国や産業の状況がどう変わろうとも、その中心は人間の喜びです。そのためには人間ならではの創造性がより重要になっていくと考えます。「システムではなく、人間。」というビジョンを大切に、事業基盤の拡大に取り組んでまいります。

本年もオールアバウトグループをよろしくお願いいたします。
株式会社オールアバウト
代表取締役社長
オールアバウトグループ代表
江幡 哲也

■新年のご挨拶メッセージ動画

日頃の感謝の意を込めまして、オールアバウトグループより、新年のメッセージをお届けいたしますので、よろしければご覧ください。

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