<部署紹介 Vol.12>オールアバウトの強みの源泉、個の力を引き出すビジネスモデルを支えるガイドサービス部
オールアバウトに関わる様々な”ヒト”のほか、部署にもフォーカスし、その内情を分かりやすくご紹介する本コーナー。第12弾はオールアバウトの強みの源泉、個の力を引き出すガイドモデルを支えるガイドサービス部をご紹介します。
こんにちは!ガイドサービス部の佐々木です。
今までは、編集部の中にある2名体制のグループだったのですが、2018年10月から私含め4名に増員し、独立した部署となりました。
部のミッションは「ガイドモデルの構築と運用」。これだけだと全くわからないと思いますので、しばし解説にお付き合いください。
部のミッションは「ガイドモデルの構築と運用」。これだけだと全くわからないと思いますので、しばし解説にお付き合いください。
■そもそもガイドモデルって?
ガイドモデルは、創業時から存在するオールアバウトにとってのコアな仕組みで、当社の「強み」そのものです。
元々オールアバウトは、2000年に代表の江幡が日本の「個人を豊かに 社会を元気に」を目的として立ち上げた会社です。キーワードは「個人の自立」。国や会社に過度に依存しない自立した個人が増えることで、世の中が良くなると考えていました。 実はこの「個人」には、2つの意味が含まれていて、一つは世の中に対して役立つ知恵やスキル(=専門性)を持つものの、アウトプットできていない個人。 もう一つは専門性のある情報にアクセスできず、損をしてしまう個人です。
元々オールアバウトは、2000年に代表の江幡が日本の「個人を豊かに 社会を元気に」を目的として立ち上げた会社です。キーワードは「個人の自立」。国や会社に過度に依存しない自立した個人が増えることで、世の中が良くなると考えていました。 実はこの「個人」には、2つの意味が含まれていて、一つは世の中に対して役立つ知恵やスキル(=専門性)を持つものの、アウトプットできていない個人。 もう一つは専門性のある情報にアクセスできず、損をしてしまう個人です。
2000年当時、インターネットにコンテンツは多くなく、質も玉石混交。「お金に困らない方法」や「健康を維持するための方法」「自分らしいキャリアを得る方法」といった学校では教えてもらえない情報は、個人=一般の生活者には流通していませんでした。さらに、そういった情報を持つ専門性を持つ個人=専門家も、知恵を世に提供する場がなかったり、提供の仕方がわからなかったり……、つまり、まだ情報は「眠っている」状態だったわけです。
そこで江幡が構想したのが、各分野の専門家の方を集め、知恵を引き出し流通させるメディア、それが今の総合情報サイト「All About」です。「知らなくて損することをなくす」というコンセプトで、専門性を持つ個人=専門家を一般の生活者を導く「ガイド」として定義、メディアを通してガイドの方々の知恵を引き出し、一般の生活者に届ける場所をつくりました。
そこで江幡が構想したのが、各分野の専門家の方を集め、知恵を引き出し流通させるメディア、それが今の総合情報サイト「All About」です。「知らなくて損することをなくす」というコンセプトで、専門性を持つ個人=専門家を一般の生活者を導く「ガイド」として定義、メディアを通してガイドの方々の知恵を引き出し、一般の生活者に届ける場所をつくりました。
>>詳しくは江幡インタビューへ
<リーダーズ Vol.4>ビジョナリーな創業代表 江幡が目指す“スキルワーカー”が活躍する社会(前編)
オールアバウトの創業者である江幡が提唱する「スキルワーカー」という概念。経営を通じて実現したい、理想的な社会や個人のあり方とは、いったいどのようなものなのか。2000年の創業以来ずっと変わらないというオールアバウトのアイデンティティに迫ります。
■ガイドは、その人しか持ちえないユニークな視点/一次情報を持つ専門家
専門家というと、弁護士や医者のような有資格者をイメージするかもしれませんが、例えば一般の主婦であっても、パンや家電にめちゃくちゃ詳しいといった、「その人しか持ちえないユニークな視点/一次情報」を持つ方を、弊社では専門家と捉えています。
専門家の情報が流通する場=メディアを継続的に成り立たせるためには、オールアバウト・ガイド・生活者にとって、「三方良し」の状況にならなければなりません。それぞれの「良し」は以下のように整理できます。
・生活者=信頼性がある専門的な情報に無料でアクセスできる
・ガイド=「All About○○ガイド」として世の中に個人の専門性/信頼性をアピールできる
・オールアバウト=集まった生活者の方やガイドの知恵を活かし、企業の広告やコンテンツ提供でマネタイズする
この「良し」を継続的に成り立たせるために、眠っている個人の専門性を集め、引き出し、専門性を求める個人/企業にマッチングさせる。 この仕組みこそが、ガイドモデル=ビジネスモデルだと考えています。
ここにこだわり、差別性を作ることが、オールアバウトの強みの源泉です。
専門家の情報が流通する場=メディアを継続的に成り立たせるためには、オールアバウト・ガイド・生活者にとって、「三方良し」の状況にならなければなりません。それぞれの「良し」は以下のように整理できます。
・生活者=信頼性がある専門的な情報に無料でアクセスできる
・ガイド=「All About○○ガイド」として世の中に個人の専門性/信頼性をアピールできる
・オールアバウト=集まった生活者の方やガイドの知恵を活かし、企業の広告やコンテンツ提供でマネタイズする
この「良し」を継続的に成り立たせるために、眠っている個人の専門性を集め、引き出し、専門性を求める個人/企業にマッチングさせる。 この仕組みこそが、ガイドモデル=ビジネスモデルだと考えています。
ここにこだわり、差別性を作ることが、オールアバウトの強みの源泉です。
■オールアバウトのガイドモデルとは
①眠っている個人の専門性を集め、引き出し
②専門性を求める個人/企業にマッチングさせ
③継続的に成り立つ座組を作る
①眠っている個人の専門性を集め、引き出し
②専門性を求める個人/企業にマッチングさせ
③継続的に成り立つ座組を作る
■「職業人」にフォーカス
創業当初からのコアであるガイドモデルですが、ネットや社会環境の大きな変化と共に進化していかなければならないし、新しいモデルの構築も必要です。例えば、専門家にとっては、自分の専門性を世に発信できる場は増えています(さらに玉石混交になっているかもしれません)。
また、生活者にとっては、インターネットは色々なコンテンツが溢れており、よほど自分にとって役に立つものでないと利用しなくなっているでしょう。オールアバウトにとっては競合が増えた状態です。継続性のある事業を行うためには、現状のメディアを中心に拡張していかなければなりません。
では、現在の社会環境を考えると「眠っている個人の専門性」の総量が大きいところは、どこか?その答えの一つが「職業人」だと考えています。
今のAll Aboutガイドには、組織から独立して自分でビジネスを展開する「個人事業主」の方が多いのですが、今は組織に勤める会社員に対しても、個人の専門性を発揮し、自らをブランディングする機会が求められています。
たとえば、
・旅行代理店で働く方が、個人の旅行で必ず行くイチオシスポット
・家電量販店の販売員さんが、個人で買っているイチオシ家電
・セレクトショップ店員の教える、個人的にしている着回し術
こういった、ある種その領域における”プロ個人”に紐づく情報を知りたい人は、一定数いるのではないでしょうか?こうしたこれまでのガイドにはいなかったタイプの「専門家」に対しても、オールアバウトは活躍の場をつくっていきたいと考え、社内の他部署と連携して形にしているところです。
では、現在の社会環境を考えると「眠っている個人の専門性」の総量が大きいところは、どこか?その答えの一つが「職業人」だと考えています。
今のAll Aboutガイドには、組織から独立して自分でビジネスを展開する「個人事業主」の方が多いのですが、今は組織に勤める会社員に対しても、個人の専門性を発揮し、自らをブランディングする機会が求められています。
たとえば、
・旅行代理店で働く方が、個人の旅行で必ず行くイチオシスポット
・家電量販店の販売員さんが、個人で買っているイチオシ家電
・セレクトショップ店員の教える、個人的にしている着回し術
こういった、ある種その領域における”プロ個人”に紐づく情報を知りたい人は、一定数いるのではないでしょうか?こうしたこれまでのガイドにはいなかったタイプの「専門家」に対しても、オールアバウトは活躍の場をつくっていきたいと考え、社内の他部署と連携して形にしているところです。
ーメディア企画部の部署紹介記事はこちら
<部署紹介 Vol.10 >メディア企画部(オールアバウト)
既存の事業を成長や、新規事業の立案をするメディア企画部の紹介です。
■人生100年時代・ますます自立が求められている
昨今、世の中では「人生100年時代、個人は会社に頼らず、成長し続けねばならない」、「AIの発達により今ある仕事がなくなる」といった働く現役世代にとっては不安も募る話が多く聞かれます。
私は今年で36歳、5歳と2歳の子供がいます。 そもそもバブルを体験しておらず、物心ついてからずっと「失われた○年」が続いています。「個人として自立して働き、生きるには」は自分自身の課題でもあり、今のAll Aboutが提供する「知らなくて損することをなくす」を求めています。
オールアバウトがキーワードとする「個人の自立」の意義と対象は広がりました。今後も増え続けるであろう「自立したい個人」に対し、ガイドモデルを作って、三方良しの状況を作る。そこにガイドサービス部として、会社として、そして個人としても挑んでいきたいです。
私は今年で36歳、5歳と2歳の子供がいます。 そもそもバブルを体験しておらず、物心ついてからずっと「失われた○年」が続いています。「個人として自立して働き、生きるには」は自分自身の課題でもあり、今のAll Aboutが提供する「知らなくて損することをなくす」を求めています。
オールアバウトがキーワードとする「個人の自立」の意義と対象は広がりました。今後も増え続けるであろう「自立したい個人」に対し、ガイドモデルを作って、三方良しの状況を作る。そこにガイドサービス部として、会社として、そして個人としても挑んでいきたいです。
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