質問者
ご説明ありがとうございます。いくつかありますので、一問一答でお願いします。
まず、上期はマーケティングソリューションが、検索エンジンのアルゴリズムの変更で流入が減ったとか、NTTドコモのところでコンテンツの売上が減ったとか、そのようなところで、ベースが減ってしまっている印象です。
この部分の回復の見通しと言うか……実際にアルゴリズムの変更があったのは、(2018年の)3月と8月の2段階だったかと思います。例えば、9月以降は少しよくなっているとか、そのあたりの足下の状況をご解説いただけるでしょうか?
江幡
今(2018年11月8日時点)は、「完全に(検索エンジンのアルゴリズム変更の)前と同じようになっています」という状態には、まだ戻っていません。
ただ、この部分では、今までもかなり揺れがありました。基本的な弊社の考え方として、信頼性が高く、分野別に深いコンテンツをしっかりと提供していく方向性としては間違っていないと思っています。(この2回のアルゴリズム変更は)外部要因なので(そこからの回復幅を)弊社が保証できるものではありませんが、しっかりと伸ばしていけるように取り組んでいきたいと思っています。
質問者
わかりました。
ご説明ありがとうございます。いくつかありますので、一問一答でお願いします。
まず、上期はマーケティングソリューションが、検索エンジンのアルゴリズムの変更で流入が減ったとか、NTTドコモのところでコンテンツの売上が減ったとか、そのようなところで、ベースが減ってしまっている印象です。
この部分の回復の見通しと言うか……実際にアルゴリズムの変更があったのは、(2018年の)3月と8月の2段階だったかと思います。例えば、9月以降は少しよくなっているとか、そのあたりの足下の状況をご解説いただけるでしょうか?
江幡
今(2018年11月8日時点)は、「完全に(検索エンジンのアルゴリズム変更の)前と同じようになっています」という状態には、まだ戻っていません。
ただ、この部分では、今までもかなり揺れがありました。基本的な弊社の考え方として、信頼性が高く、分野別に深いコンテンツをしっかりと提供していく方向性としては間違っていないと思っています。(この2回のアルゴリズム変更は)外部要因なので(そこからの回復幅を)弊社が保証できるものではありませんが、しっかりと伸ばしていけるように取り組んでいきたいと思っています。
質問者
わかりました。
そうすると、「足下も、特段大きく回復していくわけではない」ということでいくと、(この)下期は前年下期比で増収増益を計画されていると思いますが、広告では急回復が期待できないのかなという印象を受けたのですが。そうすると、下期の前年比での増収増益は、どのようなところで達成可能なのかをご解説いただけるでしょうか?
江幡
全体で言いますと、マーケティングソリューションだけではなく、コンシューマサービスセグメントもありますので、まず、そこの部分で大きく伸ばせるということです。
江幡
全体で言いますと、マーケティングソリューションだけではなく、コンシューマサービスセグメントもありますので、まず、そこの部分で大きく伸ばせるということです。
マーケティングソリューションでは、先ほどの(図の)3つの箱の中の、一番上の「コンテンツマーケティング」です。
こちらについては、足下の下期の数字がよくなっていますので、そこで伸ばせる部分があること。
また、プログラマティック広告では、検索エンジンのアルゴリズム変更の影響で不確実なところはありますが、コンテンツ提供については、細かくは申し上げられませんが、いくつか新たな取り組みが起こります。トータルとして、下期で増収増益を見込んでいます。
質問者
イメージとしては……そうは言ってもプログラマティック広告のところを保守的に見られていて、マーケティングソリューションセグメントでは前年比での増益はちょっと厳しいかもしれないですが、全体でコンシューマサービスセグメントも伸びるので、全体では増益みたいなことですか?
江幡
はい。組み立てとしては、コンテンツマーケティングとプログラマティック広告は強気に読まないでおきたい。でも、実はそこも伸ばしていきたい。このような考えです。
質問者
わかりました。コンテンツの質自体がよろしければ、Googleの(アルゴリズム変更の)方向性からしても、そこは戻ってこなければおかしいところですので、コンテンツを強化して待たれるのかなという印象です。
江幡
そうです。あとは、「All About」のユーザー接点だけではなくて、提携メディアネットワークの存在も好影響を与えてくれると思います。良質なコンテンツを持っていらっしゃるメディアと連携を図っていますので、その部分には、寄与してくるものもあります。
質問者
わかりました。
こちらについては、足下の下期の数字がよくなっていますので、そこで伸ばせる部分があること。
また、プログラマティック広告では、検索エンジンのアルゴリズム変更の影響で不確実なところはありますが、コンテンツ提供については、細かくは申し上げられませんが、いくつか新たな取り組みが起こります。トータルとして、下期で増収増益を見込んでいます。
質問者
イメージとしては……そうは言ってもプログラマティック広告のところを保守的に見られていて、マーケティングソリューションセグメントでは前年比での増益はちょっと厳しいかもしれないですが、全体でコンシューマサービスセグメントも伸びるので、全体では増益みたいなことですか?
江幡
はい。組み立てとしては、コンテンツマーケティングとプログラマティック広告は強気に読まないでおきたい。でも、実はそこも伸ばしていきたい。このような考えです。
質問者
わかりました。コンテンツの質自体がよろしければ、Googleの(アルゴリズム変更の)方向性からしても、そこは戻ってこなければおかしいところですので、コンテンツを強化して待たれるのかなという印象です。
江幡
そうです。あとは、「All About」のユーザー接点だけではなくて、提携メディアネットワークの存在も好影響を与えてくれると思います。良質なコンテンツを持っていらっしゃるメディアと連携を図っていますので、その部分には、寄与してくるものもあります。
質問者
わかりました。
質疑応答:収益構造と成長イメージについて
次に、スライドの19ページ目を拝見すると、これはあくまでイメージとは言え、NTTドコモなどとの提携事業でかなりの売上金額を示されていて、2020年度に向けて相当大きな期待をされていると思うのですが。
今年(2018年度)に比べて、この部分の売上が倍くらいに増えるみたいなイメージを描かれています。実際には、どのような収益貢献をイメージされているのでしょうか? 「(グラフでは、2018年度の次が2020年度になっていますが)間の2019年度が、実際にはこのあたりが伸びてくるんだ」みたいな。
まだ商品自体が出てきていないので、細かいところ(のご説明)は難しいと思うのですが、ここの部分の期待度と言うか、今の社長の見通しをお伺いできるでしょうか?
江幡
もちろん、まだ正確な数字などを申し上げることはできないのですが。やはり今回の取り組みで、かなりのデータ基盤(の獲得)とリーチの拡大の2つが発生します。その部分で、かなり大きな伸びを期待しています。
ここには「2020年度~」とイメージを書かせていただいていますが、今やっているものを倍くらいにできるくらいの規模感で、トライしていきたいと思っています。中身的には、商品も多様化しますし、寄与する部分の商品群もいくつかに分かれていきます。
ただ、基本的には、ユーザーリーチとデータの強化が(コンテンツマーケティングの拡大推進の)基盤のすべてになると思っていますので、それぞれの取り組みにおいて成長できると思っています。
あとは、コンテンツマーケティングのメニューにつきましても、今は少しずつお客さまにお聞きしていますが、単価の向上が図れそうなかたちです。その部分も進めていきたいと思っています。
質問者
今の(ご回答の)最後のところの確認なのですが、NTTドコモとの提携で、データがより精緻になることで、既存商品の単価が上がってくるということですか?
江幡 そうですね。既存商品の単価も、上げていきたいと思っています。
質問者 わかりました、ありがとうございます。
今年(2018年度)に比べて、この部分の売上が倍くらいに増えるみたいなイメージを描かれています。実際には、どのような収益貢献をイメージされているのでしょうか? 「(グラフでは、2018年度の次が2020年度になっていますが)間の2019年度が、実際にはこのあたりが伸びてくるんだ」みたいな。
まだ商品自体が出てきていないので、細かいところ(のご説明)は難しいと思うのですが、ここの部分の期待度と言うか、今の社長の見通しをお伺いできるでしょうか?
江幡
もちろん、まだ正確な数字などを申し上げることはできないのですが。やはり今回の取り組みで、かなりのデータ基盤(の獲得)とリーチの拡大の2つが発生します。その部分で、かなり大きな伸びを期待しています。
ここには「2020年度~」とイメージを書かせていただいていますが、今やっているものを倍くらいにできるくらいの規模感で、トライしていきたいと思っています。中身的には、商品も多様化しますし、寄与する部分の商品群もいくつかに分かれていきます。
ただ、基本的には、ユーザーリーチとデータの強化が(コンテンツマーケティングの拡大推進の)基盤のすべてになると思っていますので、それぞれの取り組みにおいて成長できると思っています。
あとは、コンテンツマーケティングのメニューにつきましても、今は少しずつお客さまにお聞きしていますが、単価の向上が図れそうなかたちです。その部分も進めていきたいと思っています。
質問者
今の(ご回答の)最後のところの確認なのですが、NTTドコモとの提携で、データがより精緻になることで、既存商品の単価が上がってくるということですか?
江幡 そうですね。既存商品の単価も、上げていきたいと思っています。
質問者 わかりました、ありがとうございます。
質疑応答:「ツイナビ」譲渡で費用は発生しているか?
最後に、細かいのですが、「ツイナビ」の事業を譲り受けられたということでした。これは9月ですので、もう第2四半期に入っていると思いますが、何か費用が発生しているところはあるのでしょうか?
江幡
事業譲受に伴うのれん代は、当然発生しますが、それ以外に特別な費用等は発生しません。
質問者
わかりました、ありがとうございます。
江幡
Twitterのお話があったので1つ補足すると、これをきっかけに、Twitter社とはいろいろな連携が始まっています。広告商品などを共同で開発していくということもトライしていこうという話があります。
上期につきましては、いろいろなことが重なりましたので、いつもと違うかたちでのご説明もさせていただきました。わかりづらいところがありましたら、またぜひ別の機会でご質問を賜われればと思います。
下期につきましては、収益ベースで言うと、見込んでいるものをしっかりと達成しながら、次の成長の投資も築き上げてまいりたいと思いますので、引き続きご支援を賜われればと思います。
それでは、これで本日の決算説明会を終了させていただきます。長時間お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
江幡
事業譲受に伴うのれん代は、当然発生しますが、それ以外に特別な費用等は発生しません。
質問者
わかりました、ありがとうございます。
江幡
Twitterのお話があったので1つ補足すると、これをきっかけに、Twitter社とはいろいろな連携が始まっています。広告商品などを共同で開発していくということもトライしていこうという話があります。
上期につきましては、いろいろなことが重なりましたので、いつもと違うかたちでのご説明もさせていただきました。わかりづらいところがありましたら、またぜひ別の機会でご質問を賜われればと思います。
下期につきましては、収益ベースで言うと、見込んでいるものをしっかりと達成しながら、次の成長の投資も築き上げてまいりたいと思いますので、引き続きご支援を賜われればと思います。
それでは、これで本日の決算説明会を終了させていただきます。長時間お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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