■入社後すぐに、カルチャーショックを経験
学生から社会人になったときに、一番驚いたことは何ですか?
学生の時の考えていた“社会に出る理由”というのがあって、僕は直感的に、「世の中に価値を作りたいなぁ」と思っていたんです。でも現実には、会社に行く理由って、そういう意気込みだけではないというか、人それぞれ働くことの動機が違うことにショックを受けました。今考えればそんなことは当たり前なんですけど、当時は全く分からなかった。
では、会社のイメージのギャップはありましたか?
オールアバウトの成り立ちが、リクルートから独立した会社だったので、社風もリクルートっぽいのかな?と思いきや、思ったよりマイルド(笑)というギャップはありました。
なるほど(笑)。あと、働いてみて感じた“オールアバウト的なこと”はありますか?
先輩後輩の関係がフラットだというのは感じます。今のチームもそうですが、入社当初から、先輩に頭ごなしに命令されるということは、まず無かったですね。
それは、オールアバウト的な特徴ですよね。指示が無いからこそ、自ら行動する姿勢が求められますよね。
そうですね。例えば今の部署でいくと、労務管理上もちろん管理の仕組みはありますが、現実の取り組みに関していえば、“一番得意な人”が旗を振って業務を推進しています。組織としてはよくあるピラミッド型なんですが、チームにいる体感としてはサークル型に近く、自分の得意なことを仕事に活かせる環境だとは思います。
■一番きつかった入社半年間
自分の得意なことを仕事に活かせる環境……。すごく充実した社会人生活って感じですね。
いや、本音を言うと、入社して最初の半年は、まじできつかったよ。何がきついかって、今だから分かるんだけど、要するに学生時代からの“手持ちの価値観”が通用しないんですよね。ルールが全く違うというか。それがとにかくきつくて、ちょっとノイローゼ気味になって、当時の上司にはめっちゃ心配されました(笑)。
それは仕事的にきつかったってことですか?
仕事といえば仕事なんですけど、どちらかというと考え方とか捉え方の部分ですね。これは、入社して半年くらい経った頃に気が付いたんですけど、仕事がきついと感じる理由って、“何をしたらいいか分からない”か“どうしたら上手くできるか分からない”の2つに分類できるなと。WHATとHOWですね。
で、入社から半年くらいは、前者の「何をしたらいいか分からない」状況が続いたんですけど、今思えばその時期が一番つらかったですね。半年くらい経って、少しは自分の仕事を俯瞰して見られるようになって、やっと楽になった感じがしました。
で、入社から半年くらいは、前者の「何をしたらいいか分からない」状況が続いたんですけど、今思えばその時期が一番つらかったですね。半年くらい経って、少しは自分の仕事を俯瞰して見られるようになって、やっと楽になった感じがしました。
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