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若手社員が社会人としての価値を上げるべく主体的にとりくむ「若手勉強会」って?

今年3月から営業部の新卒社員によってひっそりとスタートした「若手勉強会」。 当初の参加人数は8人だったものの、今では他部署からの参加者も多く約15人が常時参加するウィークリーセミナーに。そこで若手は何を勉強しているのか?主催者に開催内容など立ち上げ背景を聞きました。

毎週水曜18時。両手いっぱいのお菓子を抱えた若手社員がゾロゾロと会議室に入っていくのを見たことがないでしょうか?あれこそが、今年3月から毎週水曜日に定期開催し、次週で18回目を迎える「若手勉強会」です。

当初はオールアバウトのアカウントプランニング部(以下、営業部)の新卒社員主導でスタートとしたものの、現在はオールアバウトグループ各社横断で実施する本勉強会。本日は、幹事メンバーである営業部の久留さん(入社3年目)、横室さん、渡邊さん(ともに入社2年目)に話を聞きました。

■自社含め、世に出ている様々なサービスの強み弱みについて理解を深めたい

―「若手勉強会」ってどんな事をしているんですか?

内容は週によって異なりますが、入社1年目~3年目のメンバーが理解できていない社内の様々な事業のことや、業界にいる上で知っておくべき知識を吸収する場です。なんとなく私たちが若いので、「若手勉強会」って名付けちゃったんですけど、気持ちが若ければ誰でも参加できるのも特徴で、参加者は1年目~10年目くらいまで、中途社員の方など幅広いです。

開催テーマは参加者からのアンケートで決めていて、講師はその領域に精通した社内の先輩にお願いします。過去に開催した講座はこんな感じです。

<過去開催ラインナップ>

・低関与商材のマーケティングについて(ディスカッション)
・PR基礎講座(講師:広報グループ)
・オールアバウトグループの強みについて(ディスカッション)
・予約型広告と運用型広告の現状 (講師:商品企画部)
・オールアバウトのSWOT分析 (ディスカッション)
・コミュニケーションにおける課題の共有 (ディスカッション)
・ヒアリング実践講座 (講師:メディビジネス本部執行役員)
・SEO基礎講座 (講師:編集部)
・オールアバウトのSEOを学ぶ会 (講師:All About編集長)
・オールアバウトのブランドを作る「イチオシ」について(ディスカッション)

―この勉強会を始めようと思ったきっかけは?

オールアバウトの営業って、広告枠やタイアップ広告だけを売る営業ではなく、クライアントの課題解決をミッションにマーケティングソリューションを提案しています。自社サービスにとどまらず、クライアントの課題に寄り添う提案が求められているのに、ある日自分で作った提案書を見返していた時、オールアバウト本位な提案になっていた事があって。その原因を考えていった時に、自分たちのサービスの強みを正しく理解できていないが故に、提案の妥当性がぶれている事に気づきました。 クライアントの課題解決となるソリューションを提案するには、手段を広く把握し、使い分ける必要がある。そのために、自社含め、世に出ている様々なサービスの強み弱みについて理解を深めたいと思ったことがきっかけです。
私は今入社2年目なんですが、きっかけは配属から1年間経って書いた自己評価シートですね。最初の一年間は、とにかく結果を出すことを重視して、「アウトプットしてやるー!」と猛ダッシュしていました。それなりに頑張っていたと思うんですけど、いざ実施したこと、出来るようになったことを書き出してみると、意外に少なくて。「あれ?1年間の吸収量ってこれでいいんだっけ?」と思いました。猛ダッシュするだけじゃなくて、立ち止まってインプットする時間も必要だったなと感じたんです。
私も最初の1年はわからないけど頑張る毎日!というのが正直なところ。「これってどういう事なんだろう」と日々の業務で疑問に思うことがあっても、誰に聞きに行くべきかわからなかったり、聞きに行くタイミングを逃したり、そうこうしているうちに、わからないことを放置していたんです。それを同期で話していたら、他の部署に配属された子も、わからない事、知りたいことが共通していて。じゃぁ同期勉強会やってみる?という話になり、「若手勉強会」をスタートしました。

―やってみて良かったことは?

自信がついたことですね。営業って、セールスシート以上の事が語れないと存在価値がないと思うんです。当たり前ですが、営業は外に出て会社の顔として話す機会が多いので、自分の担当領域以外の事も聞かれます。例えば、「オールアバウトさんはなんでSEOに強いんですか?」とか。セールスシート上にもオールアバウトの検索流入が7割であることは書いてあるにも関わらず、SEOのアルゴリズムのロジックまでは説明できない……。当然営業はSEOの専門部隊ではないので、完璧に解説する必要はないと思います。でも、対面で時間をもらっていて、質問いただいた事に対し「持ち帰って確認します」ばかりでは、相手の時間を無駄にしているというか。それだったらセールスシート送って事足りるし、何より失礼だと感じていました。あと質問されると慌てますしね……(笑)
まだ学ばないといけない事が多いですが、少しずつ回答できる項目が増え、自信にもつながっています。

総合情報サイト「 All About」編集長、大塚さんによるSEO講座
参加者にはグループ企業のオールアバウトナビや、サンプル百貨店を運営するオールアバウトライフマーケティングの若手もいるんですが、お互いの会社の事をSWOT分析する回では、改めて自分達の強みや、他社との差別化が理解できたと思います。若手勉強会では講師がいるセミナーだけじゃなく、テーマを決めて若手だけでディスカッションする事もあります。

「オールアバウトの強み」をディスカッションした時の様子
ディスカッションしている中で息詰まったり、わからない事が出てきた時には「OK SASAKI」というシステムがあるんです。後方に座っている商品企画部のジェネラルマネジャーに質問できるだけなんですけど(笑)「OK SASAKI『 ~~』教えて」って聞くと、回答してくれるんですよ。

やっぱり若手だけでとことん議論して、わからないポイントを整理することが大事だと思っていて。質問が定義できると、理解も早いんです。聞きたいタイミングで質問させてもらえるのはすごくワークしていると思います。このシステムは上司の相澤さんのアイディアなんですけど、若手勉強会用のお菓子を買ってくれたり、上司もすごく協力してくれています。

何でも教えてくれる”OK SASAKI”こと、商品企画部ジェネラルマネジャーの佐々木さん(右)と、
お菓子を提供してくれるアカウントプランニング部マネジャーの相澤さん(左)

■無邪気に質問できるのが◎ 経営層の考えを知ることができる場所

営業観点でいうと、他の業界の事例を知ることができるのもいい点ですね。 営業部は、金融、健康、美容、日用品と担当領域がわかれています。隔週で行われている営業部会(部署の全員が集まる定例)で大きい事例は共有されているものの、現場での細かなやり取りや、課題にあがっていることを共有し合う時間って今までなくて……。 他の業界の事例は自分のクライアントにとっても有益な情報なので、積極的に理解していくことは重要だと感じています。
あとは、営業部会で理解できなかったことを、無邪気に質問しまくれるのも魅力です。

―営業部会でも質疑応答の時間があるけれど、それとは違う?

私たちの営業部会は、総勢30人が参加します。当然その場で疑問に思ったことは質問して、解決することもありますが、理解できない事もあって。大勢の前で粘って質問するのは微妙だし、こういうレベル感が一緒の会で気兼ねなく質問できるのはすごくメリットです。あと、営業部会では、その案件に関わっていない人でも理解できるように共通言語で解説されるんですよね。「若手勉強会」では、そこでは語られていない背景や、担当者の本音の部分も併せて聞けるので、細部まで理解ができて身になります。執行役員やマネージャー陣を交えて気さくに会話することで、部会で言われたこと、上の人が考えていることがより理解できるようになったと思います。
あとは、実践で役立つスキルを学べるのがいいですね。
私たちが提供しているコンテンツマーケティングでは特に、クライアントの課題を解決するために与件のヒアリングが重要です。一言にヒアリング強化といっても、質問しまくればいいわけではなくて。じゃあどうやるんだ?!ということで、「若手勉強会」ではベテラン社員にロールプレイで見せてもらいました。

メディアビジネス事業部 執行役員 箕作さん(右)と、
アカウントプランニング部マネジャー 相澤さん(左)によるロールプレイングの様子
このロープレは、営業が日頃どのようにクライアントとコミュニケーションをとっているか知ることができたと営業以外の参加者からも好評でしたね。エンジニアや編集の子は、普段クライアントと直接話すことがないので、クライアントがどういったところに課題を持っているか、ロープレだからこそ理解がしやすかったようです。
若手勉強会は他の部署の人の業務内容や業務で困っている事を知る機会でもあり、そういう意味でも会社への理解が深まっていると思います。

■インプットだけじゃなく、アウトプットにつなげるのが目標

―「若手勉強会」の目標はありますか?

まずは広告業界で働いている身として十分な知識をつけることが目標です。 営業部では、ただの営業ではなく「営業2.0」になれ!という言葉があります。 「営業2.0」というのは、必要な知識の習得はもちろん、希少性、専門性の高いスキルを持ち「あなたに担当してほしい」とクライアントから指名される営業になるということなんですが、これって営業だけじゃなくて全ての若手に共通することだと思います。 参加者全員が誰かに頼られる、必要とされる存在に早く成長したいですね。
あとは、せっかく現場の意見が吸い取れる場なので、そこで出た意見を何かしらの形にしたいと思っています。もしそこで出た課題に対する打ち手があるなら、経営層に起案してみるとか。インプットだけじゃなくて、アウトプットの場にもなるといいなと思っています。
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