コンシューマサービスのハイライト④
4番目のトピックスは、ミューズコーです。
20・30代の女性を中心とした、ファッションのコマースサイトです。こちらはPMI(Post Merger Integration)が順調に進んでいます。
先ほど申し上げたように、昨期で言うと4.8億円ぐらいの営業赤字の会社です。今期はまずそこを改善していきます。Post Merger Integrationが進んで、収益上の足腰が強まると思っています。
今期は7月から取り組んでいますので、だいたい今期の売上影響は10億円程度で、すでに利益はマイナスを最大五分の一程度まで改善する進捗となっています。来期以降の収益貢献に向け、マイナスを大幅に圧縮したうえで今期は、PMIおよび投資フェーズということです。
収益構造の改善ですが、サンプル百貨店で培ったノウハウ、例えばマーケティングやコンテンツ作成の費用、こういったところは共通ですので、最適化できます。
あとは物流関連。もうすでにロジスティックセンターの統合は済んでおりまして、この秋から統合を行い、コストがかなり削減されます。また昨期はかなりの広告宣伝費を使っていたんですが、事業戦略の方向転換を行うことでその圧縮と我々自身の集客力を使って抑えることが可能です。
意志を持ってやっていますので、今期はそれぐらいの影響を取り込もうとしていると思っていただければと思います。
下期はさらに改善をしていく予定です。
20・30代の女性を中心とした、ファッションのコマースサイトです。こちらはPMI(Post Merger Integration)が順調に進んでいます。
先ほど申し上げたように、昨期で言うと4.8億円ぐらいの営業赤字の会社です。今期はまずそこを改善していきます。Post Merger Integrationが進んで、収益上の足腰が強まると思っています。
今期は7月から取り組んでいますので、だいたい今期の売上影響は10億円程度で、すでに利益はマイナスを最大五分の一程度まで改善する進捗となっています。来期以降の収益貢献に向け、マイナスを大幅に圧縮したうえで今期は、PMIおよび投資フェーズということです。
収益構造の改善ですが、サンプル百貨店で培ったノウハウ、例えばマーケティングやコンテンツ作成の費用、こういったところは共通ですので、最適化できます。
あとは物流関連。もうすでにロジスティックセンターの統合は済んでおりまして、この秋から統合を行い、コストがかなり削減されます。また昨期はかなりの広告宣伝費を使っていたんですが、事業戦略の方向転換を行うことでその圧縮と我々自身の集客力を使って抑えることが可能です。
意志を持ってやっていますので、今期はそれぐらいの影響を取り込もうとしていると思っていただければと思います。
下期はさらに改善をしていく予定です。
コンシューマサービスのハイライト⑤
5番目のトピックスです。
ディー・エル・マーケットというグループ企業があります。
デジタル化された商品を誰でも簡単に売り買いができる日本最大のCtoCマーケットプレイス「DLmarket」を運営しています。現在約80万人の会員を擁しています。
こちらで、今1つの分野が盛り上がりつつあります。具体的には「ストックフォト」です。例えば、広告の制作をされる個人事業主やクリエイターの方は、いろんな写真素材を使いますが、この業界で世界最大級のストックフォト数の123RFという会社があります。こちらの会社と提携して、日本でのデジタルフォト素材の販売マッチングを始めています。
具体的には、7,000万点ぐらいの写真・イラストの扱いを開始しました。また、ソフトウェアのダウンロードで老舗のVector社との業務提携。こちらの取扱商品も、「DLmarket」で展開しています。今はとにかく、商品数とユーザーを好循環で増やしていくというフェーズです。
ストックフォトは、通常は法人会員がやや高額の定額制で契約しないと使えないものです。ただ、こちらは1点から買えますので、個人事業主・個人のクリエイターのみなさんを対象に、利用を広げていきたいと思います。
以上、少し細かいこともありましたが、2つのセグメントにおけるトピックをご紹介しました。
ディー・エル・マーケットというグループ企業があります。
デジタル化された商品を誰でも簡単に売り買いができる日本最大のCtoCマーケットプレイス「DLmarket」を運営しています。現在約80万人の会員を擁しています。
こちらで、今1つの分野が盛り上がりつつあります。具体的には「ストックフォト」です。例えば、広告の制作をされる個人事業主やクリエイターの方は、いろんな写真素材を使いますが、この業界で世界最大級のストックフォト数の123RFという会社があります。こちらの会社と提携して、日本でのデジタルフォト素材の販売マッチングを始めています。
具体的には、7,000万点ぐらいの写真・イラストの扱いを開始しました。また、ソフトウェアのダウンロードで老舗のVector社との業務提携。こちらの取扱商品も、「DLmarket」で展開しています。今はとにかく、商品数とユーザーを好循環で増やしていくというフェーズです。
ストックフォトは、通常は法人会員がやや高額の定額制で契約しないと使えないものです。ただ、こちらは1点から買えますので、個人事業主・個人のクリエイターのみなさんを対象に、利用を広げていきたいと思います。
以上、少し細かいこともありましたが、2つのセグメントにおけるトピックをご紹介しました。
成長戦略における事業領域
2020年に向けて、こちらの8つの領域において、基盤を作っていこうということを掲げています。
とくに、「ウェルネス(ヘルスケア)」領域です。ここが非常に大きな取り組みになると思っています。来期・再来期ぐらいで、これを大きなものにできないかなと考えています。
その中で近々で行うことについて、2点ご紹介したいと思います。
1つが、インターネットの広告ビジネス領域での新たな取り組みです。
テレビCMに流れていた大きな予算が、デジタルにきています。これは非常にチャンスです。
そのときに、「All About」というサイトで引き受けるだけでは、大きくはなりません。「All About」以外のサイトも含めて、「All About」のパートナーになっていただく。いわゆるアドネットワークですが、これを組成しようという動きを始めています。
例えば、Googleの検索結果の1ページ目に10個のサイトがあって、上位にAll Aboutのコンテンツがよく出ます。その時表示される残りの9個のコンテンツも、「All About」を使っているユーザーからするとニーズがあるサイトです。そういったサイトにアプローチして、そこにも広告面を作りネットワークに入っていただく。そのすべてに我々が、独自の広告配信をできるようにしていく取り組みです。
検索結果には比較的小規模なメディアも表示されており、自身で広告ビジネスの仕組みや体制を持つのが難しいところもあります。そこの収益化を支援することができます。また、その際に、先ほど申し上げたアドベリフィケーションツールもあわせて導入することで信頼性も担保します。
こうした、今まで「All About」だけが持っていた特性を、ユーザーの課題解決に役立つ良質なコンテンツを持つサイトに広げていき、ネットワークしていくことで、規模の拡大を飛躍的に図ることを始めています。
そして、これを支える独自のテクノロジーを構築しています。我々の強みであるコンテンツ型広告のマッチング、最適な配信をするようなロジックを持つシステムなどを独自に開発できており、準備が整っています。
とくに、「ウェルネス(ヘルスケア)」領域です。ここが非常に大きな取り組みになると思っています。来期・再来期ぐらいで、これを大きなものにできないかなと考えています。
その中で近々で行うことについて、2点ご紹介したいと思います。
1つが、インターネットの広告ビジネス領域での新たな取り組みです。
テレビCMに流れていた大きな予算が、デジタルにきています。これは非常にチャンスです。
そのときに、「All About」というサイトで引き受けるだけでは、大きくはなりません。「All About」以外のサイトも含めて、「All About」のパートナーになっていただく。いわゆるアドネットワークですが、これを組成しようという動きを始めています。
例えば、Googleの検索結果の1ページ目に10個のサイトがあって、上位にAll Aboutのコンテンツがよく出ます。その時表示される残りの9個のコンテンツも、「All About」を使っているユーザーからするとニーズがあるサイトです。そういったサイトにアプローチして、そこにも広告面を作りネットワークに入っていただく。そのすべてに我々が、独自の広告配信をできるようにしていく取り組みです。
検索結果には比較的小規模なメディアも表示されており、自身で広告ビジネスの仕組みや体制を持つのが難しいところもあります。そこの収益化を支援することができます。また、その際に、先ほど申し上げたアドベリフィケーションツールもあわせて導入することで信頼性も担保します。
こうした、今まで「All About」だけが持っていた特性を、ユーザーの課題解決に役立つ良質なコンテンツを持つサイトに広げていき、ネットワークしていくことで、規模の拡大を飛躍的に図ることを始めています。
そして、これを支える独自のテクノロジーを構築しています。我々の強みであるコンテンツ型広告のマッチング、最適な配信をするようなロジックを持つシステムなどを独自に開発できており、準備が整っています。
ネイティブアドネットワーク『All Aboutプライムアド』
これが、10月にリリースをしたの独自のアドネットワーク「All Aboutプライムアド」です。マーケティングソリューションセグメントにおいて今は堅調に売上が伸びていますが、もう1段成長できるような下支えをする大きな取り組みとしてチャレンジしていきます。
EC領域における日本テレビとの合弁事業
また、EC領域における日本テレビとの合弁事業で、地域のイベントとの連動を行っています。
「全国うまいもの博」というサイトも立ち上がりました。従来、サイトはなく、実際のイベントだけでした。
『ズームインサタデー』という朝の情報番組のコーナーで、それぞれの地域でイベントを告知して集客しています。これをイベントサイトにも誘導して、会員登録もしていただく。
これが、弊社の「サンプル百貨店」等、いろいろなものとも融合しながら、ECサイトが大きくなっていく。これも、近々取り組んでいく大きなポイントだと思っています。
長々とお話をさせていただきました。以上が、上期においての決算のハイライト・トピックのご紹介です。
「全国うまいもの博」というサイトも立ち上がりました。従来、サイトはなく、実際のイベントだけでした。
『ズームインサタデー』という朝の情報番組のコーナーで、それぞれの地域でイベントを告知して集客しています。これをイベントサイトにも誘導して、会員登録もしていただく。
これが、弊社の「サンプル百貨店」等、いろいろなものとも融合しながら、ECサイトが大きくなっていく。これも、近々取り組んでいく大きなポイントだと思っています。
長々とお話をさせていただきました。以上が、上期においての決算のハイライト・トピックのご紹介です。
現在の事業ステージと将来イメージ
これは毎回申し上げているのですが、現在の我々の戦略フェーズは、2020年の段階で、8つの領域である程度の足がかりができていることを目指すことです。
マーケティングソリューション・コンシューマサービスの中で言うと、8つのうちの2つがある程度大きな足がかりができています。
インターネットのメディア広告、あとはトライアルマーケティング&EC。
そこに続く大きな柱を、もう1つ2つ作っていきたいというのが今のフェーズですので、そこに対する投資を適正に行っていきます。
そういった投資が実際にどう効いてきたかは、やはり売上を見ていくことが、一番の重要なポイントです。そうは言っても、いくつか柱として育ってきているところで言うと、利益の水準をさらに上げていくということも実現していきます。来期に向けて、売上はもちろん利益も、もう1段上げていけると考えている次第です。
マーケティングソリューション・コンシューマサービスの中で言うと、8つのうちの2つがある程度大きな足がかりができています。
インターネットのメディア広告、あとはトライアルマーケティング&EC。
そこに続く大きな柱を、もう1つ2つ作っていきたいというのが今のフェーズですので、そこに対する投資を適正に行っていきます。
そういった投資が実際にどう効いてきたかは、やはり売上を見ていくことが、一番の重要なポイントです。そうは言っても、いくつか柱として育ってきているところで言うと、利益の水準をさらに上げていくということも実現していきます。来期に向けて、売上はもちろん利益も、もう1段上げていけると考えている次第です。
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