営業費用はご覧のとおり、固定費はあまり増えずに、グラフ一番上の変動費が増えているかたちとなりますが、インターネットの潮流がどんどん変わっていく中で、メディア開発にともなう人材、システムなどへの投資が増加しています。
主要トピックス
主要トピックスを3つご紹介して、それぞれ補足説明をします。
1つ目は、国内媒体で初めてアドベリフィケーションツールを導入し、健全な広告配信環境を提供。
2つ目は、オールアバウトナビと日本テレビ放送網によるネット(SNS)×TVの取り組み強化。
3つ目は、新たに立ち上げているサービスですが、インターネット上での購買を支援するコンテンツコマースサイト「PICUP」をご紹介します。
1つ目は、国内媒体で初めてアドベリフィケーションツールを導入し、健全な広告配信環境を提供。
2つ目は、オールアバウトナビと日本テレビ放送網によるネット(SNS)×TVの取り組み強化。
3つ目は、新たに立ち上げているサービスですが、インターネット上での購買を支援するコンテンツコマースサイト「PICUP」をご紹介します。
マーケティングソリューションのハイライト①
まず1つ目のアドベリフィケーションツールについてです。
先ほど広告主から、メディアの信頼性についての興味が大変強まっていると申し上げましたが、こちらは情報の品質の問題です。
こちらに加えて、実はもう1つの問題が起こってきています。
世界的にアドネットワークを通じて、いろんな広告が配信されるのにしたがって、人ではなくボットと呼ばれるシステムがサイトに自動アクセスしています。
人が見ているわけではないけれども、情報を取得する行為がかなり広がっている中で、例えば、そのボットが閲覧したものも全部カウントして「うちのサイトにはこれだけユーザーがきています」という報告をすると、広告主からは「それは人が見てないですよね」という疑問が出てきています。
アドフラウド(広告詐欺)と言われているのですが、実際に調べてみたらそれほどユーザーが見ていないという話が世界的に増えてきています。
もう1つは、広告配信の仕組みができあがったことにより、広告主さんから見て、自社の広告がどこのサイトに出ているかわからない状態になっています。
もしかすると、自社の悪口を言っている掲示板の横に広告が出てしまっているかもしれないのですが、そのような掲載を防ぐのがブランドセーフティーです。
もう1つは、ビューアビリティと言いまして、実際に人はそのページを訪れているけれども、訪れてすぐに去ってしまうのでなく、掲載した広告をちゃんと見ているのかを計測するものです。
この3点を計測する仕組と、その仕組みを第三者機関が認証する。このような動きがアメリカを中心に始まっています。これは業界にとってすごくいいことです。
なぜこのようなことが起こっているかと言いますと、生活者のネット利用が当たり前になる中、テレビ広告を大量に出されているナショナルブランドの広告主さまが、テレビCMだけではなく、デジタルでも自社のブランディング広告をやっていくというシフトが起こってきています。
そうした流れを受け、健全な広告配信をやっているサイトにのみ、広告を出すという動きがあらためて始まっています。これは業界にとっても良いことです。
その動きに応じて、中立的な団体が認証している計測の仕組みが出始めています。今3社ぐらい大きなところがあるのですが、その内の1つにIAS(インテグラル・アド・サイエンス)という会社があります。
前述した不正クリックなどを確認し、配信を制御する仕組みをアドベリフィケーションツールと言います。我々は信頼性の高いサイトを標榜して、そこを一番の強みだと思っていますので、Webメディアとしては、他社に先駆け日本で初めて導入しました。
これはインターネット広告に取り組んでいるメディアにとって、すごく大きなことです。我々は積極的に対応することで、広告主のみなさまからの信頼性、オンライン広告における透明性・安全性の担保を、これまで培ってきた情報の品質、信頼性に加えて取り組んでいきます。
これが1つ目のポイントです。
先ほど広告主から、メディアの信頼性についての興味が大変強まっていると申し上げましたが、こちらは情報の品質の問題です。
こちらに加えて、実はもう1つの問題が起こってきています。
世界的にアドネットワークを通じて、いろんな広告が配信されるのにしたがって、人ではなくボットと呼ばれるシステムがサイトに自動アクセスしています。
人が見ているわけではないけれども、情報を取得する行為がかなり広がっている中で、例えば、そのボットが閲覧したものも全部カウントして「うちのサイトにはこれだけユーザーがきています」という報告をすると、広告主からは「それは人が見てないですよね」という疑問が出てきています。
アドフラウド(広告詐欺)と言われているのですが、実際に調べてみたらそれほどユーザーが見ていないという話が世界的に増えてきています。
もう1つは、広告配信の仕組みができあがったことにより、広告主さんから見て、自社の広告がどこのサイトに出ているかわからない状態になっています。
もしかすると、自社の悪口を言っている掲示板の横に広告が出てしまっているかもしれないのですが、そのような掲載を防ぐのがブランドセーフティーです。
もう1つは、ビューアビリティと言いまして、実際に人はそのページを訪れているけれども、訪れてすぐに去ってしまうのでなく、掲載した広告をちゃんと見ているのかを計測するものです。
この3点を計測する仕組と、その仕組みを第三者機関が認証する。このような動きがアメリカを中心に始まっています。これは業界にとってすごくいいことです。
なぜこのようなことが起こっているかと言いますと、生活者のネット利用が当たり前になる中、テレビ広告を大量に出されているナショナルブランドの広告主さまが、テレビCMだけではなく、デジタルでも自社のブランディング広告をやっていくというシフトが起こってきています。
そうした流れを受け、健全な広告配信をやっているサイトにのみ、広告を出すという動きがあらためて始まっています。これは業界にとっても良いことです。
その動きに応じて、中立的な団体が認証している計測の仕組みが出始めています。今3社ぐらい大きなところがあるのですが、その内の1つにIAS(インテグラル・アド・サイエンス)という会社があります。
前述した不正クリックなどを確認し、配信を制御する仕組みをアドベリフィケーションツールと言います。我々は信頼性の高いサイトを標榜して、そこを一番の強みだと思っていますので、Webメディアとしては、他社に先駆け日本で初めて導入しました。
これはインターネット広告に取り組んでいるメディアにとって、すごく大きなことです。我々は積極的に対応することで、広告主のみなさまからの信頼性、オンライン広告における透明性・安全性の担保を、これまで培ってきた情報の品質、信頼性に加えて取り組んでいきます。
これが1つ目のポイントです。
マーケティングソリューションのハイライト②
2つ目は、日本テレビとソーシャルメディアとの連携です。
我々のグループの中に、オールアバウトナビが運営する「Facebook navi」というメディアがございます。
アメリカのFacebook社が、世界で唯一認めている公認サイトです。
こちらのFacebookページは日本最大級の約440万人のユーザーを擁しています。
このソーシャルメディアでの発信基盤とテレビのコンテンツを掛け合わせてやっていこうということで、日本テレビの番組と連動して、いろいろな実験を始めています。ここでは、トピックスを2つご紹介したいと思います。
1つは、先日行われた「ワールドグランドチャンピオンズカップ2017」というバレーボールの世界大会。テレビで(試合が)放映されると同時に(会場を)360度カメラで撮影して、会場の臨場感をこのFacebook上で放映いたしました。この結果、関連投稿を含めたのべ再生回数が、約400万回・のべリーチ数は1,860万人ということで、かなり大きな影響が出ました。
我々はこういった実験を通じて、「SNSとテレビを組み合わせると、こうなるね」という知見を積み上げています。また、もう少し日常的なものでは、『ZIP!』という朝の情報番組があります。番組の人気コーナーを、スマートフォンやSNSでの視聴環境に最適化した内容に再編集して配信しています。
この再編集の最適化を数多くトライしています。その結果、関連投稿を含めたのべ再生回数が630万回・のべリーチ数が1,760万人ということで、非常に大きな影響をだす結果につながっています。こうした知見を積み上げて仕組化し、テレビとソーシャルメディアを組み合わせたメディア・コンテンツの展開や、ネイティブ広告の展開につなげていきたいと思っています。
我々のグループの中に、オールアバウトナビが運営する「Facebook navi」というメディアがございます。
アメリカのFacebook社が、世界で唯一認めている公認サイトです。
こちらのFacebookページは日本最大級の約440万人のユーザーを擁しています。
このソーシャルメディアでの発信基盤とテレビのコンテンツを掛け合わせてやっていこうということで、日本テレビの番組と連動して、いろいろな実験を始めています。ここでは、トピックスを2つご紹介したいと思います。
1つは、先日行われた「ワールドグランドチャンピオンズカップ2017」というバレーボールの世界大会。テレビで(試合が)放映されると同時に(会場を)360度カメラで撮影して、会場の臨場感をこのFacebook上で放映いたしました。この結果、関連投稿を含めたのべ再生回数が、約400万回・のべリーチ数は1,860万人ということで、かなり大きな影響が出ました。
我々はこういった実験を通じて、「SNSとテレビを組み合わせると、こうなるね」という知見を積み上げています。また、もう少し日常的なものでは、『ZIP!』という朝の情報番組があります。番組の人気コーナーを、スマートフォンやSNSでの視聴環境に最適化した内容に再編集して配信しています。
この再編集の最適化を数多くトライしています。その結果、関連投稿を含めたのべ再生回数が630万回・のべリーチ数が1,760万人ということで、非常に大きな影響をだす結果につながっています。こうした知見を積み上げて仕組化し、テレビとソーシャルメディアを組み合わせたメディア・コンテンツの展開や、ネイティブ広告の展開につなげていきたいと思っています。
マーケティングソリューションのハイライト③
3点目に、新しいコンテンツコマースサイト「PICUP(ピカップ)」を立ち上げています。
まだ立ち上げたばかりですので、本格的な展開はこれからですが、コンテンツコマースの分野になります。
我々はいろいろな分野で、専門家のネットワークを持っています。専門家の方が「この商品がオススメです」という情報に特化して、それだけを純度高く集めて、さまざまな商品の購買をお手伝いをするサイトです。
こういったコンテンツコマースは昨今、アメリカ等で伸びています。
「All About」の情報は多くの皆さまに信頼され役立っています。ただ、その情報を見て商品を買う場所は、今まで外部のECサイトになっていました。それを、ワンストップでできるよう取り込んでいくことで利便性と収益の獲得を拡大していきます。
以上、この期間のトピックスを3点、ご紹介しました。
まだ立ち上げたばかりですので、本格的な展開はこれからですが、コンテンツコマースの分野になります。
我々はいろいろな分野で、専門家のネットワークを持っています。専門家の方が「この商品がオススメです」という情報に特化して、それだけを純度高く集めて、さまざまな商品の購買をお手伝いをするサイトです。
こういったコンテンツコマースは昨今、アメリカ等で伸びています。
「All About」の情報は多くの皆さまに信頼され役立っています。ただ、その情報を見て商品を買う場所は、今まで外部のECサイトになっていました。それを、ワンストップでできるよう取り込んでいくことで利便性と収益の獲得を拡大していきます。
以上、この期間のトピックスを3点、ご紹介しました。
コンシューマサービスの売上・営業損益推移(四半期)
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