ビニール袋が●●に!?夏のレジャーに備えて知っておきたい応急処置7選まとめ
総合情報サイト「All About」が誇る900人の専門家(ガイド)に色々聞いて、教えてもらうこちらのコーナー。 今回は、All About「防災」ガイドの和田隆昌さんに、夏のレジャー時に有用な応急処置について教えていただきました。
こんにちは、「ガイドと●●してみた」レポーターのナッツ(@nuts612)です。
もう本格的に夏ですね! みなさん、この夏は何をして過ごしますか?
バーベキュー? やっぱり海水浴? 川辺でキャンプとかもいいですよね。
開放的な気分になる夏だからこそ、思う存分はじけたい!
しかーし!
夏のレジャーには危険が付き物。
海や川での水難事故から、陸でも毒虫やら熊やら危険がいっぱい。
そこで今回、防災ガイドの和田隆昌さんに「夏のレジャーに備えて知っておきたい応急処置」を7つ、教えていただきました!
もう本格的に夏ですね! みなさん、この夏は何をして過ごしますか?
バーベキュー? やっぱり海水浴? 川辺でキャンプとかもいいですよね。
開放的な気分になる夏だからこそ、思う存分はじけたい!
しかーし!
夏のレジャーには危険が付き物。
海や川での水難事故から、陸でも毒虫やら熊やら危険がいっぱい。
そこで今回、防災ガイドの和田隆昌さんに「夏のレジャーに備えて知っておきたい応急処置」を7つ、教えていただきました!
All About「防災」ガイド 和田隆昌さんプロフィール 災害危機管理アドバイザー。感染症で生死をさまよった経験から「防災士」資格を取り、災害や危機管理問題に積極的に取り込んでいます。専門誌編集長を歴任。長年のアウトドア活動から、サバイバル術も得意。主な著書に『大地震 死ぬ場所・生きる場所』(ゴマブックス)があり、講演会ほかTVなどマスコミ出演多数。 |
■海でのトラブル時、かけるべき電話番号は119ではなかった!知っておくべき緊急時の応急処置7選まとめ
今回は、防災ガイドの和田さん(写真中央)指導のもと、デモンストレーションをしながら、シーン別に7つの応急処置をご紹介いたします。
参加いただくのは、オールアバウトグループ社員の新米パパトリオ、徳永さん(写真右)、飯田さん(写真右から2番目)、古金さん(写真左から2番目)です!
いざという時家族を守るためと、お父さんたちは意気込んでいます!
すでに応急処置済み感たっぷりの写真に仕上がっていますが、なぜこうなっていったのか、順番にご紹介いたします。
参加いただくのは、オールアバウトグループ社員の新米パパトリオ、徳永さん(写真右)、飯田さん(写真右から2番目)、古金さん(写真左から2番目)です!
いざという時家族を守るためと、お父さんたちは意気込んでいます!
すでに応急処置済み感たっぷりの写真に仕上がっていますが、なぜこうなっていったのか、順番にご紹介いたします。
【応急処置その1】海でのトラブルに遭遇した場合(溺れる、漂流など)
はじめに問題です。海上における事件・事故の緊急通報電話番号はなんでしょう?
お手元の紙にお書きください。
お手元の紙にお書きください。
(クイズ番組風の来た……!)
119に109ね。へ~みんな知らないんだね。 正解は……
「118」です!
これは海上保安庁に接続される海の緊急電話です。
人が溺れている、流されているなどの海難人身事故はもちろん、密漁、不審船の発見など様々な「海のもしも」を通報するように設置されています。
まぁ、ビーチに近く、管理された海水浴場であれば必ずライフガードがいるので、まずはライフガードに助けを求めましょう。
そもそも海で遊ぶ場合、沖へ流されないために、「離岸流」が起きる場所を知っておくべきですね。
これは海上保安庁に接続される海の緊急電話です。
人が溺れている、流されているなどの海難人身事故はもちろん、密漁、不審船の発見など様々な「海のもしも」を通報するように設置されています。
まぁ、ビーチに近く、管理された海水浴場であれば必ずライフガードがいるので、まずはライフガードに助けを求めましょう。
そもそも海で遊ぶ場合、沖へ流されないために、「離岸流」が起きる場所を知っておくべきですね。
離岸流……。
・離岸流に気をつける!防波堤周辺は特に注意が必要。
海水浴場で泳いでいたら、いつの間にか沖の方に引っ張られるように海岸から遠ざかってしまった、という経験はない?それが「離岸流」です。
離岸流は海岸から沖へ向かう速い潮の流れのことで、どんな海岸でも程度の差こそあれ、必ず発生しています。
岸に打ち寄せられた海水が沖に戻ろうとするときに発生する流れで、海水浴場でおきる事故の原因の多くがこれ。時に毎秒2m/sにもなり、水泳選手でもかなわないくらいなんだよ。
離岸流は海岸から沖へ向かう速い潮の流れのことで、どんな海岸でも程度の差こそあれ、必ず発生しています。
岸に打ち寄せられた海水が沖に戻ろうとするときに発生する流れで、海水浴場でおきる事故の原因の多くがこれ。時に毎秒2m/sにもなり、水泳選手でもかなわないくらいなんだよ。
すいません、離岸流ってどうやって見極めるんですか?
海をよく観察していると、波があまり立っていない場所があったり、ゴミなどが集まっている所や、海岸線が大きく浸食されている所があるでしょ?そこが離岸流の発生ポイントです。
特に堤防など、海に突き出した人工物の周辺は、より強い離岸流が発生しているから注意が必要。また、防波堤の周辺には消波ブロックなどの人工物が沈められているケースも多く、海底へ巻き込むようなさらに危険な流れも発生しているので、防波堤周辺で泳ぐのは絶対やめましょう。
特に堤防など、海に突き出した人工物の周辺は、より強い離岸流が発生しているから注意が必要。また、防波堤の周辺には消波ブロックなどの人工物が沈められているケースも多く、海底へ巻き込むようなさらに危険な流れも発生しているので、防波堤周辺で泳ぐのは絶対やめましょう。
▼離岸流が発生しやすい地形の種類 ・砂浜が削られたり突出しているなど変化のある場所付近 ・人工岸があるところ ・砂浜と離岸堤が接近しているところ |
▼離岸流を見極めるポイント ・ゴミが溜まっている場所 ・海岸線が大きく浸食されているところ ・サーファーが多い場所付近の海域 |
もし離岸流に流されちゃったら、どうすればいいですか?
離岸流は数10mの幅で、ほぼ岸と垂直に流れているので、そのまま岸と平行に(横に)泳いでいれば流れから逃れられます。
沖への流れを感じなくなったら、そこから岸へと向かうようにすれば比較的容易に岸へとたどりつくことが出来ます。
沖への流れを感じなくなったら、そこから岸へと向かうようにすれば比較的容易に岸へとたどりつくことが出来ます。
今年の夏は川遊びをしたいんですけど、海よりは安全そうですよね?
そんなことはない。 実は海よりも川のほうが危険なんだ。
まず淡水だから浮力がない。そして深みがあって岩もあるから、砂地の海よりも断然怪我の可能性が増す。
しかも、オトナはお酒が入っていることが多いからね。ついつい子どもから目を放してしまい、事故が起きてしまうことが多いんだよ。
まず淡水だから浮力がない。そして深みがあって岩もあるから、砂地の海よりも断然怪我の可能性が増す。
しかも、オトナはお酒が入っていることが多いからね。ついつい子どもから目を放してしまい、事故が起きてしまうことが多いんだよ。
なるほど……。
なので、当たり前ですが、子どもが川遊びするときは必ず目を放さないこと。
あとは、ライフジャケットを着用すること。ライフジャケットを着れば、落水したときに沈むことがないのはもちろん、水中につかる面積を減らすので体温の低下を遅らせてくれるんだよ。
それじゃあ、ライフジャケットがあるので、ちょっとデモンストレーションしようか。
両腕をライフジャケットに通して、肩と横のベルトを締めてから、前のファスナーを閉めます。
(ベルトやファスナーの有無はライフジャケットによって異なります)
あとは、ライフジャケットを着用すること。ライフジャケットを着れば、落水したときに沈むことがないのはもちろん、水中につかる面積を減らすので体温の低下を遅らせてくれるんだよ。
それじゃあ、ライフジャケットがあるので、ちょっとデモンストレーションしようか。
両腕をライフジャケットに通して、肩と横のベルトを締めてから、前のファスナーを閉めます。
(ベルトやファスナーの有無はライフジャケットによって異なります)
重要なのは、ライフジャケットを体にちゃんとフィットさせること。
水の中に入ると緩むので、少しきついくらいに調整するのがいいでしょう。
じゃないと浮力で浮いてきたり、落水した時に脱げちゃうから。こんな感じで。
水の中に入ると緩むので、少しきついくらいに調整するのがいいでしょう。
じゃないと浮力で浮いてきたり、落水した時に脱げちゃうから。こんな感じで。
入水前に、必ずライフジャケットの肩を持ち上げて、ずり上がらないか、適切に着られているか確認するといいでしょう。股下にベルトがある場合は必ず通すこと。
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