【応急処置その4】出血したときの場合
さて、次は止血の方法について。
基本的には「圧迫止血」という、出血している箇所を押さえつける方法で行う。
出血している箇所を、心臓よりも高い位置にしながら押さえつけるのがポイントだ。
基本的には「圧迫止血」という、出血している箇所を押さえつける方法で行う。
出血している箇所を、心臓よりも高い位置にしながら押さえつけるのがポイントだ。
足を出血した場合は、足の付根の動脈を押さえつけると、血流を止めることができる。
めちゃくちゃ血が止まってる……!
続いては、頭から出血した場合の応急処置について教えよう。飯田さん、いいかな?
はいっ!
緊急時に頭から出血した場合、長袖の服やタオルなどを使おう。
今回は長袖シャツを使った止血方法を紹介します。
今回は長袖シャツを使った止血方法を紹介します。
単純に袖の部分で結んであげて、止血したい箇所を押さえつけよう。
余っている服の部分は……
こうやって被せてあげて、結び目の箇所に折り込み、結び目をキツく補強してもいいね。
……。
ファッションじゃないからね、見た目は気にしない。
頭頂部から出血した場合は、このように結ぶ位置を変えてあげよう。
頭のてっぺんは止血がしづらい。出血がひどい場合は、上から手で押さえてあげて圧迫止血することも忘れずに。
止血の方法、体で覚えました。ありがとうございます。
【応急処置その5】骨折した場合
続いて骨折した場合の応急処置について。
骨折した場合は、骨折した箇所を動かさないよう固定してあげることが大切だ。腕を骨折した場合は、このように雑誌を巻いて、ガムテープで固定するといいだろう。
骨折した場合は、骨折した箇所を動かさないよう固定してあげることが大切だ。腕を骨折した場合は、このように雑誌を巻いて、ガムテープで固定するといいだろう。
そして、ここで便利なのがビニール袋。持ち手の横を切ってあげて……
腕を通して……
持ち手を首にかけてあげると……
三角巾に早変わり!
す、すごい! これは便利!
骨折時は何よりも動かさないことが大事なので、この即席三角巾で対応しよう。
さらにガムテームで体にグルグル巻きにしてあげると、完全に固定できる。
はっはっはっ! まったく右手が動かせません!
足を固定したときも一緒。いまは傘を使っているが、レジャー時に長傘を持っていることは少ないと思うので、実際は杖や枝を使って、ガムテープで固定してあげよう。
これで骨折したときの対処法はバッチリだね。
完全にけが人ですね。
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