2品目:天ぷらの盛合せ
次は天ぷらの盛合せよ。さあ、どう食す?
・・・・・・・。では、一番左のキスの天ぷらから……。
これはマルですーーーー!
やった、はじめての正解!
淡白な味のものから食べる、これさえ覚えておけば天ぷらも同じね。
通常は、手前や左側に淡白なものが盛られているので、その順に召し上がっていけば問題ないわ。
通常は、手前や左側に淡白なものが盛られているので、その順に召し上がっていけば問題ないわ。
天ぷらにまで食べる順番があったとは……。マナーの世界は奥が深いぜ……。
3品目:焼き魚
3品目は焼き魚。これは食べる機会も多いんじゃないかしら。
焼き魚にもマナーなんてあるんですか? フツーに醤油をかけて……
惜しい……! 大根おろしが備え付けられている場合は、大根おろしにお醤油をかけるのがスマートな食し方ね。
へぇ、そうなんですね(ポリポリ)。
はい、バーーーーーツ!
えっ?! なにが?!
この生姜はね、はじかみ生姜と言って、魚を食べた後に、口をさっぱりさせるためにあるの。だから、口にするタイミングは最後が正解よ。
(はじかみって呼ぶんだ。知らなかった)では、いただきますー!
はい、バツーーー! 実は魚の身のほぐしか方にも、マナーがあるんです。
見ててね。
見ててね。
食べる前に魚の身を全部ほぐしちゃうと、見た目も美しくないですね。
ですから、こうやって焼き魚は片面をすべてほぐすのではなく、上下どちらか半分をほぐしていただくというのがマナー。
ですから、こうやって焼き魚は片面をすべてほぐすのではなく、上下どちらか半分をほぐしていただくというのがマナー。
たしかに、全部をほぐすよりも何倍も上品な印象……!
さっ、食べ終わりました。ここで “いい大人” なら懐紙を使いましょう。
懐紙……?!
懐紙とは文字通り、懐(ふところ)に用意しておく紙のこと。お茶席で使われるものですが、食事終わりのお皿を見苦しくないようにするためにも使うと大人の品が感じられます。
このように魚の頭や骨を懐紙で隠してあげることで、綺麗にまとまりますよね。
おお、一気に上品な感じになってる……!
ちょっと懐紙、買ってきます。
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