はい。ポイントは主語述語を必ずつけさせること。
でも一行日記って、どこどこにいった。よかった。で全部終わっちゃうんですよね。
そこで、お父さんとお母さんの出番です。具体的に何がよかったか掘り下げていく。そうすると親子の会話も増えるし、子どもたちが自分の感情を表現できなくて、わかんないってモヤモヤしていたら、それはこういうこと?って言ってあげる。その積み重ねでボキャブラリーも増えますよ。
実は、最近学校行事のときに廊下に張り出されていた遠足に行ったときの作文をみて、あまりにもほかの子と差があって愕然としてしまったんです。そこから土日だけ交換日記をやっていますが、毎日となるとキツいなと感じていたんですが、一行日記ならできるかも。
交換日記! すてき。
うちの娘の場合、「花火がきれいでした」としか書いてなくて。なので「パパだったら、パチパチ音がしてと書くなあ」なんて返信で書いていたんです。こういうやりとりも、一行日記なら負担なくできそう。土日は長い交換日記を今までのまま、毎日のトピックスは毎日一行でやればいいんだ。
箕作さんの、「パパだったらこう付け加えるなあ」というやり取りすごくいいですね。私だったら「はい。書きなおしなさい」ってなっちゃう。息子も「え?書き直し?これ、消すの?」となって、雰囲気が悪くなる。きっと私、子どもを追い詰めているかも。
こういう風に書いたらいいよと親が教えていくと、どんどん文章力が向上すると思いますよ。たぶん親子のやり取りひとつで全然変わって来るんじゃないかな。
言葉を教えてあげる。そうするとボキャブラリーが増えていく。結局子どものボキャブラリーは親からでしか、増やす方法はないんですよ。
一同:(どよめき)えー!?
これは! 怖い話ですね! 強烈ですよ!
■そもそも本を読まない子はどうしたらいいの?
先ほども言ったんですが、小松さんのところと違って、うちはまず本を読まないんです。自分は幼少の頃から本が大好きで、読書をすることでコミュニケーション力だったり、いろいろな力をつけられたと思っているので、それがツライんです!
家族で図書館にいくのはおススメです。
うちは2週間に1度、本を返すタイミングで行っていますね。子どもたちが借りる本を選ぶ間、大人は勝手に読んでいて、何か聞かれたら行ってあげる。
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