うちは毎週、海に行っちゃってます……(笑)。土日は親同士仲のいい、地域の友達がいて学校ではない友達と遊んでいます。
それはそれで全然いいと思いますよ。いろいろな人と付き合うのは人間的に幅ができますし、広い海を見せているのは、家族で図書館に行くのと同じくらいとてもよいことですよ。図書館に行くのが難しいのであれば、家の中にいろんなジャンルの本をそろえて、他の娯楽を少し少なめにするのがオススメです。テレビは思い切ってとっぱらうとか、スマホは家では見ないとか。そうすると手に取るものが本しかないから、読むようになりますよ。
生まれたときから環境を整えているならまだしも、このタイミングでシフトできるんですか。うちは、YouTubeがテレビにつないであって、四六時中見ているという状況なんですが。
うちは、家ではYouTube見せていませんよ。「YouTubeはすごくお金がかかる」といってある。
うちも、帰ってまずテレビをつけるという習慣はないです。テレビは基本的に録画しといて、見る。だからテレビを見ている時間ってたぶん30分、長くても1時間。子どももそれが終わったら消すので、ダラダラ見はしないです。
うわー。教えておいて欲しかったなー。YouTubeって、ボキャブラリー少なくて、全部「すごいすごい」で終わるから、子どものリアクションも「すごいすごい」止まりな気がする。内容も大人にはつまらなく感じるのに、娘は喜んで観ている。
YouTubeは狭い世界にひとりで没入するものなので、そればかりを見ていると感情の振れ幅がものすごく小さくなってしまう可能性はありますよね。しかも一度動画を見ると、次から次へと好みの動画が表示されますから、長い時間見ることにもつながる。それもちょっと問題ですよね。
どうせテレビを見るなら、NHKの「チコちゃんに叱られる!」とかいいんじゃないですか?
どうせテレビを見るなら、NHKの「チコちゃんに叱られる!」とかいいんじゃないですか?
ああ。なるほど。
うち大好きで観ています。
チコちゃんってなあに?
一同:え!?(笑)
うち大好きで観ています。
チコちゃんってなあに?
一同:え!?(笑)
チコちゃんは、当たり障りのない疑問に対して、ちゃんと問題提起をさせるというところが秀逸ですね。YouTubeって何も考えなくても観ていられますから頭は使わなくなりますよね。
あとは意外かもしれませんが、「お笑い」もオススメです。お笑いでも、音や動きで笑わせる一発ギャグではなく、ちゃんと言葉で笑わせる漫才がいいでしょう。
重要なのは笑って終わらせるのではなく「今の何が面白かった?」って聞くこと。笑いに解説を入れるのは野暮ですが、オチを理解することは読解力を高めます。日ごろの会話でダラダラ話す場合も、「で、オチは?」って聞くと話す力がつくと思います。YouTubeをどうせ見るならおバカ動画ではなく、サンドウィッチマンなどの漫才動画を見せるといいのでは。
重要なのは笑って終わらせるのではなく「今の何が面白かった?」って聞くこと。笑いに解説を入れるのは野暮ですが、オチを理解することは読解力を高めます。日ごろの会話でダラダラ話す場合も、「で、オチは?」って聞くと話す力がつくと思います。YouTubeをどうせ見るならおバカ動画ではなく、サンドウィッチマンなどの漫才動画を見せるといいのでは。
要点は?ということと同じなんですね。よく夫に言われます(笑)
私もです。笑いの要素のない会話をしないでくらいの勢いで言われちゃう。
それはご主人勉強不足! 奥さんの話はずっと聞いてあげないとだめですよ。
そのとおりです!(笑)
私もです。笑いの要素のない会話をしないでくらいの勢いで言われちゃう。
それはご主人勉強不足! 奥さんの話はずっと聞いてあげないとだめですよ。
そのとおりです!(笑)
―テレビやYouTubeも使い方次第なんですね! ますます白熱する座談会。中学受験する? しない? 子どもに合った失敗しない塾選びなどなど、後編に続きます!
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