







■本は読むのに文章題が苦手なのはなぜ?



![]() ポイント① 書く力を鍛えるには、主語と述語を必ず入れた一行日記を今日から始めましょう! 書く力を鍛えるのに、一番いいのは日記です。すぐ始められるのは、一行日記。その日に一番印象に残ったことを書かせます。それを毎日続けて添削をしていくだけでも、全然変わって来ますよ。 ポイント② 本を読んだら、誰に共感をしたか聞いて、そこから世界を構築させる 塾では、小説の読み方として、登場人物をとらえるという方法を指導しています。中心人物がだれか、他の登場人物とは、どういう関係か。そういう相関関係をとらえさせるのです。お子さんへの聞き方としては、まず、登場人物の誰に共感をしたのかとたずねます。「誰が好き?」と聞いて、ひとりにフォーカスするんですね。大体主人公と答えますけど。中には、脇役のこの子が好きだという子もいるんです。それでもOK。まずは共感をした人にスポットを当て、その人を中心に世界を構築させてあげると、説明もしやすくなります。 ポイント③ 文章題では、最初は、答えを教えてあげるのも手 国語の文章題が苦手の子には、先に答えを教えちゃうのもいいかなと思います。うちの塾でも取り入れていますが、最初に答えが書いてある段落を教えるんです。そうすると、子どもたちはだんだん要点が書いてある部分を見つけやすくなる。指示語であれば直前に重要な要素があるなど、テクニック的なものは割と簡単に身に付けることができます。それは国語の本質論と少しずれるかもしれないんですけれど、国語嫌いな子って、どこに何が書いてあるかよくわからず、問題を解けないために嫌いになるパターンが多い。まずは正解させる喜びを教えてあげる。マルがたくさんつくとモチベーションも上がりやすいかなと思います。 |

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