子育て社員みんなで“教育にかかるお金”をAll Aboutの専門家に聞いてみた ～子どもの教育費セミナーレポ～

今回講師に招いた西山さんは、人気ファッション雑誌「Oggi」で働く女性のマネー診断の連載を持つなど、女性ならではの視点で貯蓄法や子育てにかかるお金の貯め方などを専門にしているガイド。また、2019年度の「Red Ball Award～ドコモコンテンツ部門」の受賞者でもあり、All Aboutでも大活躍をいただいています。

教育費というと、子どもの年齢や人数、進路によって大きく変わるもの。今はまだ未知数の子どもの将来のために、今、どのように備えればよいのか。ご自身も2児の母という西山さんが、FP＋ご自身の一般的な感覚も織り交ぜ、とても分かりやすく解説してくれました。

教育費は公立の学校に進むか、私立かなど、子どもの進路によって大きく金額が変わるため、まずは、小学校・中学校・高校・大学において公立、私立それぞれの学費の目安を解説いただきました。

小学校から大学まで、全て私立の学校を選ぶと公立との差はなんと約4倍！ 「進路を考える時には、私立はお金がかかるということを子どもに伝えておくことも重要。国公立も含めて考えることにもなり、本人の選択肢を広げることにも繋がります。」とアドバイスをいただきました。

学費の備え方については、毎月の収入でやりくりするべきものと、子どもが小さいうちから貯金をしておくべきものを分けて備えるべきとの解説に参加者もメモをとっていました。

そして、教育費だけ考えてられないのも今どきのマネーの悩み……。保険や、住まい、車、そして老後など、今後のマネープランを見据えた”貯めどき”についてもアドバイスをいただきました。また、いつまでに、どのくらい貯めるかを把握したうえで、どう貯めるかを以下のタイプ別に分けて解説をいただき、銀行の便利なサービス、つみたてNISA、学資保険についてもそれぞれのタイプに合わせた活用術を教わりました。

『お金が貯まる「体質」のつくり方』という著書を出版されている西山さん。ストレスなく、幸せになりながらお金が貯まる人になるためのシンプルな気づきや、人生をより豊かに、自由に生きるための37のコツを纏めた本です。

セミナーの最後には「子育てがより楽しくラクになる”お金に好かれる体質”の作り方」として、貯蓄の仕組化の大切さやその方法など教えていただきました。