ゆるく かしこく ジブンらしく - Chill tv(チルテレ)
チルタイムに、チルカルチャーを。チルテレは、「自然体に、自分らしく生きる」人を応援します。インフルエンサーと共にお届けするカジュアル動画メディア「Chill tv(チルテレ)」
——「チルテレ」の立ち上げ背景について教えてください。
テレビ局としては、若者のテレビデバイス離れの中で、スマホあるいはSNS経由でユーザーとつながっていく必要性を感じていましたし、一方でオールアバウトナビとしては、Facebook naviやcitrusで培った強みを活かしつつ、今のターゲット中心層である30代〜40代から若者へもリーチして動画広告市場を取っていきたいという思惑がありました。
テレビのコンテンツをネットで配信するという取り組みはすでに行われているのですが、おそらくデバイスや視聴環境が変わると、届けるべきコンテンツのフォーマットも変わってくると思うんですよね。テレビだったらくつろぎながら1時間くらいボーッと見ていられるけど、スマホは常にいじりたくなっちゃうので、長時間そのまま見続けるのはなかなか難しい。
だからこそ、オールアバウトグループの強みであるタイアップ広告の実績と、日本テレビが培った質の高い動画コンテンツの制作ノウハウを組み合わせたオリジナル番組を作りたいと考えたのです。
テレビのコンテンツをネットで配信するという取り組みはすでに行われているのですが、おそらくデバイスや視聴環境が変わると、届けるべきコンテンツのフォーマットも変わってくると思うんですよね。テレビだったらくつろぎながら1時間くらいボーッと見ていられるけど、スマホは常にいじりたくなっちゃうので、長時間そのまま見続けるのはなかなか難しい。
だからこそ、オールアバウトグループの強みであるタイアップ広告の実績と、日本テレビが培った質の高い動画コンテンツの制作ノウハウを組み合わせたオリジナル番組を作りたいと考えたのです。
——BS日本テレビでも「チルテレ」が毎週水曜23時からのレギュラー番組として始まっていますよね。
そうですね。僕らはオールアバウトグループでもあり日本テレビグループの一員でもあるので、日本テレビの映像資産や人的リソースを活用させてもらいながら、一緒に作っていくことは今後も取り組んでいきたいですね。「アナBAR」については、青木アナウンサーや森アナウンサーから直々に「俺、ネット向けにしゃべりたいです」と相談があったところから生まれた番組です。
——「チルテレ」では、日本テレビの人気アナウンサーが番組関連のゲストを招いてトークを展開する「アナBAR」など、日本テレビの資産を活用した番組もあるようですが。
これまでテレビ局のデジタル施策としては、テレビ番組がありきで、そのおこぼれ情報をネットに流すというやり方が主流でしたが、BS日テレはあくまでも「チルテレ」の配信先のひとつとして捉えていて。ネット向けに作られた番組をテレビ最適化するというか、きちんとスタジオ部分も作ってテレビ的な再編集をしたものになっています。BS日テレで放送することで見逃し視聴アプリのTVerや日テレTADAでも流れますので、家でテレビを見ない人にもリーチできるようになる。営業的にはネットにもテレビにも出るというパッケージ商品を作っているので、そういった新しい広告商品の開発にも積極的に取り組んでいます。
■チルカルチャーを後押しする若者応援メディアを目指して
——「チルテレ」はテレビデバイス離れした若者をターゲットにしているということですが、テレビが好きな人とスマホで見る人では、趣味嗜好や興味関心も異なっているものですか?番組を企画する際に大切にしていることはありますか?
“若者のテレビ離れ”と言われていますが、ほとんどの人はテレビも見るし、スマホも見ると思うんですよね。ただ生活スタイルが忙しくなったり、スマホでリッチな映像が見られるようになった中で、テレビという“デバイス”に触れる機会が減っているというだけで。だから、“こんなコンテンツが見たい”といった中身の部分は変わらないんじゃないかと思っています。
その上で、今の若者向けに何を発信していこうかというときに、「建前」「権威」「縦社会」といった昭和的な価値観ではなく、もっと自然体で自分らしい生き方を届けたいなと。「チルテレ」では“チルカルチャー”と呼んでいますが、「もっと好きなように自分らしく生きていいんじゃないの?」というメッセージを発信することで、それを見た人の背中を後押ししていきたいと思っています。
例えば「Female Rapper's Delight」というシリーズでは、あっこゴリラさんのような女性ラッパーにフィーチャーして、力強いメッセージをもらったりしていて。そんなチルカルチャーを代表するインフルエンサーの方たちと一緒に番組を作っていきたいなと考えています。
その上で、今の若者向けに何を発信していこうかというときに、「建前」「権威」「縦社会」といった昭和的な価値観ではなく、もっと自然体で自分らしい生き方を届けたいなと。「チルテレ」では“チルカルチャー”と呼んでいますが、「もっと好きなように自分らしく生きていいんじゃないの?」というメッセージを発信することで、それを見た人の背中を後押ししていきたいと思っています。
例えば「Female Rapper's Delight」というシリーズでは、あっこゴリラさんのような女性ラッパーにフィーチャーして、力強いメッセージをもらったりしていて。そんなチルカルチャーを代表するインフルエンサーの方たちと一緒に番組を作っていきたいなと考えています。
「言いたいことが言えないタイプだった」あっこゴリラがラップを初めてきっかけとは? | チルテレ
あっこゴリラ単独インタビュー。
元々は周りの目を気にしてしまって、言いたいことを言うことができないタイプだったというあっこゴリラ。
そんなウジウジしていたときに出会ったのがラップだったという。「自分を誇る」というHIPHOPの思想にSHOCKをうけ、自分自身をもっと発していきたいと思えるようになったという。
——インフルエンサーというのは、単にフォロワーが多いというのが基準ですか?
いえいえ、そうではありません。うちではチルテレ・インフルエンサー・ネットワークの略で“CIN”と呼んでいるのですが、何かしらの専門性を持ってSNSで活躍されている方を選んでいます。加えて、ただ拡散をお願いするのではなく、僕らと一緒にコンテンツ作りをしてくださる方にお願いしています。
好きなものをやり続けた結果、暮らしている、まさに“Work as Life”を体現しているチルカルチャーの象徴として、彼らのアイデアや美的センス、感度といったものは、チルテレのトーク部分にもすごく活きていますね。今度、新たにインフルエンサーさんが好きな街を紹介する旅企画をやろうと思っているのですが、彼らと一緒に番組を作ることで、見ている人のエンゲージメントはより高まるのではないかと期待しています。
一方、「チルテレ」に広告をご出稿いただく企業に対するメリットとして、TV制作のプロによる信頼性が高いタイアップ動画をお届けできるということと、番組単位あるいはシリーズ単位で番組の世界観を活かしたタイアップ広告を提供できることです。ネットだからチープでいいみたいなことではなくて、一般の人が作るものとは異なるクオリティの高さは武器にしていきたいですね。
好きなものをやり続けた結果、暮らしている、まさに“Work as Life”を体現しているチルカルチャーの象徴として、彼らのアイデアや美的センス、感度といったものは、チルテレのトーク部分にもすごく活きていますね。今度、新たにインフルエンサーさんが好きな街を紹介する旅企画をやろうと思っているのですが、彼らと一緒に番組を作ることで、見ている人のエンゲージメントはより高まるのではないかと期待しています。
一方、「チルテレ」に広告をご出稿いただく企業に対するメリットとして、TV制作のプロによる信頼性が高いタイアップ動画をお届けできるということと、番組単位あるいはシリーズ単位で番組の世界観を活かしたタイアップ広告を提供できることです。ネットだからチープでいいみたいなことではなくて、一般の人が作るものとは異なるクオリティの高さは武器にしていきたいですね。
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