• ヒト
    • Leaders
    • Players
    • Quotes
    • 部署紹介
  • コト
    • ゴチエビス
    • イベント
    • 人事制度
  • お知らせ
  • 専門家
    • ガイドと●●してみた
    • Human Dept
    • ライフカレッジ
    • Red Ball Award
  • モヤフォー研究所

About All About

Follow Us

採用情報

  • HOME
  • ヒト
  • Leaders
  • やるべき方向性を的確に示し、様々な角度から戦略・戦術をチョイス。「All About」過去最高のセッション数に導く!

Leaders

SHARE ON
  • Twitter
  • Facebook
  • はてなブックマーク

■読者に必要とされるメディアを長く続けたい

―この20年で、様々なWebメディアが乱立してきました。この業界の現状と課題について、考えをお聞かせください。

業界について語るような立場ではないですが、敢えていうと、インターネットを含めたメディア事業には昔からある根本的な問題があります。それはそもそも収益を上げるモデルがほぼ広告なので、ある程度「量」というテーマから逃れられません。

テレビなら視聴率(どれだけ多く見られたか)という「量」が重要ですし、新聞や雑誌であれば部数、インターネットメディアであればPV数。とにかく広告モデルでは「量」を増やすと基本的には収益は増加し、媒体の価値も上がっていくので、必然的に如何に効率よく「量」を増やすかということがテーマになりがちです。

ですが、メディアはそもそも社会の公器としての側面もありますし、伝えるべき情報につねに「量」が伴うかどうかは分かりません。

一方でビジネスとしてのメディアは広告モデルであれば「量」がないと存続すらできません。

当然「量」的な側面と両立させた運営ができればベストではありますが、どのメディアもそこの部分で苦しんでいて、その結果やらせ問題やフェイクニュースなどの問題も発生していると思います。

このメディアを事業として存続させるための「量」的な問題と、読者にとって価値ある情報かどうかのある種「質」的な問題はトレードオフのような関係にも見えますが、決してそうではなく、ビジネスモデルとしての解決の方向性もあれば、「質」を読者にとってどのような価値に定義するかによってトレード関係をなくす方向性もあると思います。
まずビジネスモデルとしては、「量」によらずコンテンツ1つ1つの換金性を上げる会員制のような仕組みもあれば、コンテンツを直接販売するような形もあり、海外では広告モデルと合わせてハイブリッドで戦略を立てる方法がむしろ一般的です。

しかしこれにも難しい点はあって、広告モデルほど読者の数は求められないものの、換金性を上げるためにコンテンツを純化すればそれだけ“刺さる”人は限られてくるので、事業として毎年成長を維持するのはとても大変で、コンテンツにその分コストもかかるので、継続性が何よりも難しい。

また「質」の定義については、もちろん媒体としての「良い」コンテンツはきちんと意見を持つことが重要ですが、本来的な意味で「良い」コンテンツを決定できるのは読者です。そして読者にもコンテンツを体験するシーンによって様々な「良い」が存在し、それは1つに定義できるものではありません。

自分だって常に社会的な意義のある記事を読みたいわけではないですし、時には癒しやエンタメ性のあるコンテンツも読みたい。要は自分一人にしたって多様な側面があるわけで、多くの読者にとっても同様だと思います。

なので、個人的な考えとしては「量」「質」「ビジネスモデル」を常に同時に考えるというか、現状の広告モデルにおいては、様々な読者の利用シーンを想定し、常に読者起点で「良い」コンテンツを定義しながら「量」を増やすことでトレード関係をなくし、それを最大限事業的な成功に導くためにも多様なビジネスモデルをメディアの中に保有することが重要だと思っています。

それらを通して、とにかく読者に必要とされるメディアを長く続けたいですね。

■“徳永文庫”で思考を手助け。部下にも勧める本とは

―常に考えているというイメージの徳永さんですが、やはり思考の手助けをしてくれるのは、本でしょうか。オフィスの“徳永文庫”が書籍でいっぱいなのは有名です。

ある程度まとまった知識を手軽に得られるのが本だと思うので、仕事で迷ったら本を読むことも多いです。会社の仕事の本に関しては、次のテーマの仕事をするときに、後で引用できそうだということでとりあえず買っておくことも多く、メンバーの仕事を見て、この本が参考になるかなといった理由で買うこともありますね。

娯楽的な意味で読む本は、ミステリー小説とかSF小説が好きです。大体、風呂の中とか寝る前とか、移動中に読みます。

―部下のために本を選んでいるという徳永さんですが、若手メンバーのためにおすすめの本があれば、ぜひ教えてください。

今年は宮崎駿監督の新作映画が話題になっていたので、ジブリの本を。スタジオジブリの代表取締役でもありプロデューサーの鈴木敏夫さんの弟子だった石井朋彦さんの書いた「自分を捨てる仕事術」(石井朋彦著 WAVE出版)。

石井朋彦さんがまだスタジオジブリに入社したばかりの頃、「自分の意見は言わなくていい。とにかく3年間は人の真似をしろ」と鈴木敏夫さんに言われるのです。でも、そんなのはイヤですよね。自分の意見を言いたいじゃないですか。石井さんも最初はそんな風に思うのですが、だんだんと変わっていきます。

この本で言っていることが全部いいと思うわけではないですけれど、昨今は「いかに自分を捨てずに上っていくか」みたいな本がすごく多いので、その逆を行くこの本を読んでおくと、気持ちが楽になっていいかなと思います。

もう1冊は「ジブリの仲間たち」(鈴木敏夫著 新潮新書)。今までの作品ごとの経緯と宣伝について話しているので、メディアで働いている人間にとっては面白いです。今取材してくれている広報の方も多分読んで楽しいと思いますよ。

■真正面からぶつからず、問題解決の糸口を多方向から探る

―社内の若手メンバーから、働き方や考え方を参考にしたいという声もいただいています。働き方や考え方で工夫している点はありますか?

とにかくストレスから逃げることでしょうか。ストレスから逃げるというのは、現実逃避をするということではなくて、真正面からぶつかる以外の解き方がないか考えてみたらどうかなという意味です。ストレスからうまく逃げる考え方ができると自分も楽だし、いいやり方が見つかれば、それはそれでいいですよね。といっても、自分でもうまくできないことのほうが多いですが。

―参考になります。最後に、総合情報サイト「All About」がこれから目指していくべきことを教えてください。

いろいろと堂々巡りや試行錯誤はしつつ、本筋は変わりません。ユーザーにとって「知らなくて損することをなくす」という世界の実現のために、メディアだけではない表現方法であったり、サービスも含めて進化していきたいですね。

また会社で働く人にとっては、自己実現と課題解決のために、いくらでもチャレンジできる環境を整えていきたいと思っています。

―常に視座高く様々な方向から物事を見て考え、メンバーたちの仕事の成果が最も良い形で出るように道を整える。それでいて肩に力が入っていない、自然体の徳永さんにすっかり魅せられました。これからもますますご活躍ください。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

オールアバウトでは一緒に働く仲間を募集しています

オールアバウトグループの採用情報

オールアバウトグループの採用情報

株式会社オールアバウト 新卒採用

株式会社オールアバウト 新卒採用
株式会社オールアバウトの新卒採用情報です。社長メッセージ、募集要項、社員紹介、オフィスツアーなどを掲載しています。
54 件
  • 1
  • 2
PAGETOP

Back Number

オペレーション部門は事業を支える「最後の砦」 進化し続けるための創造と挑戦
柔軟な対応力でSREチームの底力を引き出し、事業のポテンシャルをより高めていく
やるべき方向性を的確に示し、様々な角度から戦略・戦術をチョイス。「All About」過去最高のセッション数に導く!
徹底した“他者志向”。グループのアセットを活かしてクライアントの課題解決に真摯に取り組む、オールアバウトパートナーズ社の未来
新編集長が挑む、新しいインバウンドメディアのカタチ。日本の魅力をさらにディープに伝えたい! 「日本好き(like)」を「日本数寄(love)」へ
オールアバウトグループにおける“ほど良い異物”であり続けたい。
第3の柱に見据える「ライフアセットマネジメント領域」とは
ナカムラ流「負けるが勝ち」のススメ ~人生100年時代を生き抜く! 心が折れないキャリアの積み上げ方~
志をカタチにする「アスピレーション型」新規事業の作り方~後編
志をカタチにする「アスピレーション型」新規事業の作り方~前編
経験と勘にデータという武器をプラス。クライアントの課題にクリエイティブで応えたい
正しいことをして儲けることの大切さ。ガイドとともに作る新たな専門家基盤。
<リーダーズvol.14> 多様な価値観が溢れる時代にAll Aboutが目指す"One to One"の提案
<リーダーズvol.13> 目指すべきは持続可能なエコシステムの構築
<リーダーズvol.12> 不確実な世の中で”長く続く会社”になるために
<リーダーズ vol.11>「チルテレ」流“Work as Life”な動画コンテンツの作り方
<リーダーズ Vol.10>オールアバウトグループ成長の牽引役、『サンプル百貨店』の取り組み
<リーダーズ Vol.9>PVからの脱却を目指して!営業と制作が一体となって成果にコミットする組織づくり
自称“前向きな社内ニート”役員が描くオールアバウトのバーティカルメディア構想
トップ営業から新規事業の立ち上げまで。新卒一期生・弘中が歩むイバラの道
CAO森田が向き合う「成功」の定義 <リーダーズ Vol.6>
<リーダーズ Vol.5>WEBメディアのコンテンツ流通に新たな形を生む「citrus」の挑戦
<リーダーズ Vol.4>ビジョナリーな創業代表 江幡が目指す“スキルワーカー”が活躍する社会(後編)
<リーダーズ Vol.4>ビジョナリーな創業代表 江幡が目指す“スキルワーカー”が活躍する社会(前編)
<リーダーズ Vol.3>人望の厚いナンバー2が部下とのコミュニケーションで大切にしていること
<リーダーズ vol.2>信頼性を武器に戦うオールアバウトの広告ソリューションの真価とは?
<リーダーズ vol.1> 新編集長、大塚が見る「All About」の今と未来 

Related関連記事

  • 人事制度

    2024.12.24

    第6回 よく踏み込んだで賞 須藤さんの「わたしの踏み込み」

    第6回 よく踏み込んだで賞 須藤さんの「わたしの踏み込み」

  • Leaders

    2024.10.8

    オペレーション部門は事業を支える「最後の砦」 進化し続けるための創造と挑戦

    オペレーション部門は事業を支える「最後の砦」 進化し続けるための創造と挑戦

  • Players

    2024.10.3

    読者のリアルを届けるコンテンツ制作。編集×新規事業の経験を生かし、ヒット記事を連発するプロジェクトを牽引

    読者のリアルを届けるコンテンツ制作。編集×新規事業の経験を生かし、ヒット記事を連発するプロジェクトを牽引

  • Leaders

    2024.9.12

    柔軟な対応力でSREチームの底力を引き出し、事業のポテンシャルをより高めていく

    柔軟な対応力でSREチームの底力を引き出し、事業のポテンシャルをより高めていく

  • 人事制度

    2024.1.11

    第4回 よく踏み込んだで賞 矢野さんの「わたしの踏み込み」

    第4回 よく踏み込んだで賞 矢野さんの「わたしの踏み込み」

Recommendオススメ

  • Leaders

    2024.9.12

    柔軟な対応力でSREチームの底力を引き出し、事業のポテンシャルをより高めていく

    柔軟な対応力でSREチームの底力を引き出し、事業のポテンシャルをより高めていく

  • 人事制度

    2025.4.2

    新卒2年目で受注総額が“億”に到達!? 若手ホープの活躍の秘訣に迫る!

    新卒2年目で受注総額が“億”に到達!? 若手ホープの活躍の秘訣に迫る!

  • 人事制度

    2024.12.19

    社員間のネットワークをもっと広げて欲しい! オールアバウトグループ横断ではじまった「ネットワーキングランチ」とは?

    社員間のネットワークをもっと広げて欲しい! オールアバウトグループ横断ではじまった「ネットワーキングランチ」とは?

  • 人事制度

    2024.12.24

    第6回 よく踏み込んだで賞 須藤さんの「わたしの踏み込み」

    第6回 よく踏み込んだで賞 須藤さんの「わたしの踏み込み」

  • Leaders

    2024.10.8

    オペレーション部門は事業を支える「最後の砦」 進化し続けるための創造と挑戦

    オペレーション部門は事業を支える「最後の砦」 進化し続けるための創造と挑戦

Rankingランキング

  • MONTH
  • WEEK
  1. ライフカレッジ

    値上がり続きの今、どう貯める?「新NISAやiDeCoも解説!失敗しない資産形成術講座」

    値上がり続きの今、どう貯める?「新NISAやiDeCoも解説!失敗しない資産形成術講座」

  2. ライフカレッジ

    インフレ・円安も味方につける!「やることは3つだけ!お金を守る仕組み作り講座」

    インフレ・円安も味方につける!「やることは3つだけ!お金を守る仕組み作り講座」

  3. ライフカレッジ

    はじめてでも怖くない!「注目銘柄や購入のポイントも解説!米国株講座」

    はじめてでも怖くない!「注目銘柄や購入のポイントも解説!米国株講座」

  4. ライフカレッジ

    支出を減らす5つのテクニックも解説!「NISAからポイ活まで丸わかり!最新マネー活用術講座」

    支出を減らす5つのテクニックも解説!「NISAからポイ活まで丸わかり!最新マネー活用術講座」

  5. Human Dept

    なぜ、不満の多い人生になるのか?心の中にあるカギを見つける、手助けをしたい【ストレスガイド 大美賀 直子】

    なぜ、不満の多い人生になるのか?心の中にあるカギを見つける、手助けをしたい【ストレスガイド 大美賀 直子】

  1. ライフカレッジ

    支出を減らす5つのテクニックも解説!「NISAからポイ活まで丸わかり!最新マネー活用術講座」

    支出を減らす5つのテクニックも解説!「NISAからポイ活まで丸わかり!最新マネー活用術講座」

  2. ヒト

    <新入社員への10の質問>オールアバウトナビ ソーシャルメディア戦略部 アカウントグロースグループ・倉持

    <新入社員への10の質問>オールアバウトナビ ソーシャルメディア戦略部 アカウントグロースグループ・倉持

  3. ヒト

    <新入社員への10の質問>メディア事業部 開発部 メディア開発グループ・川崎

    <新入社員への10の質問>メディア事業部 開発部 メディア開発グループ・川崎

  4. ライフカレッジ

    はじめてでも怖くない!「注目銘柄や購入のポイントも解説!米国株講座」

    はじめてでも怖くない!「注目銘柄や購入のポイントも解説!米国株講座」

  5. Human Dept

    なぜ、不満の多い人生になるのか?心の中にあるカギを見つける、手助けをしたい【ストレスガイド 大美賀 直子】

    なぜ、不満の多い人生になるのか?心の中にあるカギを見つける、手助けをしたい【ストレスガイド 大美賀 直子】

Column連載コラム

Leaders

  • 2024.10.8

    オペレーション部門は事業を支える「最後の砦」 進化し続けるための創造と挑戦

  • 2024.9.12

    柔軟な対応力でSREチームの底力を引き出し、事業のポテンシャルをより高めていく

  • 2023.9.21

    やるべき方向性を的確に示し、様々な角度から戦略・戦術をチョイス。「All About」過去最高のセッション数に導く!

もっと見る

Players

  • 2025.2.18

    ピンチをチャンスに変える仕事術。「ママテナ」「コノビー」移管プロジェクト成功の舞台裏

  • 2024.10.3

    読者のリアルを届けるコンテンツ制作。編集×新規事業の経験を生かし、ヒット記事を連発するプロジェクトを牽引

  • 2023.12.27

    メディア広告に興味があって飛び込んだオールアバウトで「データエンジニア」として大活躍!

もっと見る

ゴチエビス

  • 2025.5.29

    【ゴチエビス vol.39】パン食べ放題のお店! お腹いっぱい食べたいときはここ! @恵比寿ガーデンプレイス

  • 2025.5.8

    【ゴチエビス vol.38】異国気分が味わえる! 店内の雰囲気が楽しい、本格タイ料理ランチ!

  • 2025.3.25

    【ゴチエビス vol.37】創業50年の老舗洋食店で味わう、牛タンオムライスが絶品!

もっと見る

Opinion

  • 2018.9.21

    <オピニオンvol.3>イルカ問題の裏にある問題から、私たちが学ぶこと ― 意見の違いの、その先 ―

  • 2018.8.31

    <オピニオンvol.2>日本はいかにして“支えが必要な人”を減らし、“支える人”を増やすのか ― 生涯学習の新たな可能性 ―

  • 2018.6.22

    <オピニオンvol.1>正しいデータに向き合わなければ、デジタル広告市場は崩壊する ― デジタルマーケティングの未来 ―

もっと見る

ガイドと●●してみた

  • 2020.10.15

    人生も仕事もうまくいく。幸せになるコツは筋トレにあり!? 稼ぐトレーナーを養成するプロに話を聞いてみた!

  • 2020.9.11

    住宅ローンで地獄を経験したFPだからこそ言える、コロナに負けないお金との向き合い方

  • 2020.8.13

    日本人の根っこである和文化を、暮らしに落とし込んで楽しむ 「暮らしの歳時記」ガイドに聞いてみた

もっと見る

イベント・制度

  • 2025.4.2

    新卒2年目で受注総額が“億”に到達!? 若手ホープの活躍の秘訣に迫る!

  • 2025.2.20

    Way推進の新たなシンボル! ロゴ誕生の軌跡

  • 2024.12.24

    第6回 よく踏み込んだで賞 須藤さんの「わたしの踏み込み」

もっと見る

  • 広告商品のご案内
  • PrimeAd
  • 専門家サーチ
  • オールアバウトTech Blog
  • モヤフォー研究所
  • 採用情報
All About
  • 運営会社
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ
  • 採用情報

Copyright © All About, Inc. All rights reserved.