■健康であれば可能性は無限に広がることを実感。予防医療に興味を持つ
――佐渡島のプロジェクトはじめ、そもそも健康関連のビジネスに興味を持ったのはなぜですか?
実は1歳ごろからかなり激しいアレルギー体質で、小学校に入る前は体の9割が包帯という感じでした。アトピーも喘息もひどくて、夜もつらいし、好きなスポーツもできない。
4年生の頃はマラソン大会にも出られませんでした。ですが、6年生くらいになると一気に体質が改善。以前は走ると喘息も今まで高山トレーニングのような状態だったのか、足も速くなって最後16位で入賞だったんですよ。それまで「あれもダメ。これもダメ」と制約ばかりだったのが、「あれもできる。これもできる」と無限に可能性が広がった感覚を覚えています。そこで、「病気との付き合い方や健康を管理して自分を守っていく」「ベストな状態を保ってその人の可能性を広げていく」予防医療に関心をもつようになったんです。
4年生の頃はマラソン大会にも出られませんでした。ですが、6年生くらいになると一気に体質が改善。以前は走ると喘息も今まで高山トレーニングのような状態だったのか、足も速くなって最後16位で入賞だったんですよ。それまで「あれもダメ。これもダメ」と制約ばかりだったのが、「あれもできる。これもできる」と無限に可能性が広がった感覚を覚えています。そこで、「病気との付き合い方や健康を管理して自分を守っていく」「ベストな状態を保ってその人の可能性を広げていく」予防医療に関心をもつようになったんです。
■「なにもないから面白い!?」イチから作りたくてオールアバウトへ入社
2社目では、主に先輩たちが事業計画を描いていたこともあり、もっと自分で新しい事業計画を作りたいという思いから転職を決意。オールアバウトともう1社ヘルスケア系ベンチャーから内定をいただきましたが、大きく3つの理由から最終的にオールアバウトを選びました。
もし予防医療をずっとやって行くのなら、自ら「事業を作っていく」のでなければ面白くはない。しかし、ヘルスケア系ベンチャーでは、経営陣が出来上がっているため、それはできそうもありませんでした。一方オールアバウトは、これからヘルスケア分野を立ち上げるフェーズだったこともあり、ある意味なにもない状態(笑)。「なにが必要なのかイチから考えることができる」というのが、1つ目の理由でした。
2つ目は、オールアバウトの「専門家と手を携えていく」という姿勢に共感したことです。
5年半くらい医療従事者や介護従事者の方と仕事をしてきて、その専門性、パッション、献身的な姿勢、そういったものに、非常に敬意を感じるようになりました。ヘルスケア系サービスを展開するベンチャー企業には「医者は不要」といった風潮も一部ありますが、「メディカルな世界と一緒にやって行かないとちゃんとしたものはできない」というのが、自分の実感です。
3つ目は、様々なプロジェクトをするうえで、「誰とやるか」というのがやっぱり大事。最終的には代表の江幡の人柄です。江幡自身も、過去にご家族の健康面での問題などで大変な思いをされて、 健康領域に強い思いを持って取り組んでいるということを知り、ぜひ一緒に仕事をしたいと思いました。
もし予防医療をずっとやって行くのなら、自ら「事業を作っていく」のでなければ面白くはない。しかし、ヘルスケア系ベンチャーでは、経営陣が出来上がっているため、それはできそうもありませんでした。一方オールアバウトは、これからヘルスケア分野を立ち上げるフェーズだったこともあり、ある意味なにもない状態(笑)。「なにが必要なのかイチから考えることができる」というのが、1つ目の理由でした。
2つ目は、オールアバウトの「専門家と手を携えていく」という姿勢に共感したことです。
5年半くらい医療従事者や介護従事者の方と仕事をしてきて、その専門性、パッション、献身的な姿勢、そういったものに、非常に敬意を感じるようになりました。ヘルスケア系サービスを展開するベンチャー企業には「医者は不要」といった風潮も一部ありますが、「メディカルな世界と一緒にやって行かないとちゃんとしたものはできない」というのが、自分の実感です。
3つ目は、様々なプロジェクトをするうえで、「誰とやるか」というのがやっぱり大事。最終的には代表の江幡の人柄です。江幡自身も、過去にご家族の健康面での問題などで大変な思いをされて、 健康領域に強い思いを持って取り組んでいるということを知り、ぜひ一緒に仕事をしたいと思いました。
■オールアバウトの強みを生かして実績を増やしていく
――オールアバウトに入ってからの実績について教えてください。
入社直後に厚生労働省のポータルサイトの運営を受託しました。佐渡島のような地域医療ネットワークの成功事例の発信をしたかった厚生労働省にとって、僕の専門性とオールアバウトが持つ情報サイトの運営ノウハウは、とても有効だったと思います。
2つ目は「趣味」を「健康事業」として展開できないか、という観点で生涯学習事業を展開するグループ会社のオールアバウトライフワークスと共同で、長野県の松本市に対して、2017年度に取り組んだプロジェクトです。地域の高齢者が積極的に社会に関わり、生きがいや自身の健康に繋げることを目指す実証事業として実施しました。
2つ目は「趣味」を「健康事業」として展開できないか、という観点で生涯学習事業を展開するグループ会社のオールアバウトライフワークスと共同で、長野県の松本市に対して、2017年度に取り組んだプロジェクトです。地域の高齢者が積極的に社会に関わり、生きがいや自身の健康に繋げることを目指す実証事業として実施しました。
長野県松本市での実証事業
グループ会社のオールアバウトライフワークスとともに、趣味講座の中間資格者を育成することで、趣味から就労へのスムーズな移行や、地域での活躍に関して可能性を調査しました。(題材:フラワーゼリーケーキ)
そして、今年度新しく取り組んだのが、「オンライン禁煙プログラムの推進」です。オンラインでの禁煙外来の仕組みを構築したベンチャー企業と一緒に、健康保険組合向けのソリューションを作っています。
具体的には、オンライン禁煙プログラムに参加してもらうために、禁煙に対するリテラシーを高めたり、態度変容してもらうための禁煙情報サイトを、約20の健康保険組合に向けて提供しています。禁煙プログラム中や終了後にもサポートを続けることで禁煙の成功率を高めます。これは、厚生労働省の公募事業としても採択され、実証実験として手掛けています。
この3つをいわば名刺代わりの実績とし、最終的なゴールである予防医療プラットフォーム構想にいかに近づけるかというところを目指しています。
具体的には、オンライン禁煙プログラムに参加してもらうために、禁煙に対するリテラシーを高めたり、態度変容してもらうための禁煙情報サイトを、約20の健康保険組合に向けて提供しています。禁煙プログラム中や終了後にもサポートを続けることで禁煙の成功率を高めます。これは、厚生労働省の公募事業としても採択され、実証実験として手掛けています。
この3つをいわば名刺代わりの実績とし、最終的なゴールである予防医療プラットフォーム構想にいかに近づけるかというところを目指しています。
■メディア運営で蓄積した、無関心の人の背中を押すノウハウと実積
――そういった経験を通じて感じたオールアバウトならではの強みはなんですか?
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