■ないない尽くしのSNSプロジェクトで、流入を増やす
ーSNSの運用プロジェクトでは、キャンペーンの設計から広告運用まで実施し、フォロワー数を増加させたことを評価されました。詳しく教えてください。
SNSの運用はもともとは1つ上の先輩方が若手の視点を生かして流入を増やそうと始めたプロジェクトでした。当時はTwitterにモーメントという機能があり、記事が取り上げられると流入が増えて軌道に乗っていました。
私も2年目の上半期からメンバーとして参加していたのですが、下半期から先輩が抜けリーダーを引き継ぎ、新卒の後輩と私の2人体制になった矢先にTwitter社の方針変更でモーメントの機能自体がなくなってしまいました。
もともとモーメントに取り上げられるために頑張るプロジェクトだったのに、その機能自体がなくなってしまい士気も下がり、目的も見失ってしまいました。でもこのプロジェクトはなくならない、と。
そこで、一からプロジェクトの立て直しを考えなくてはならなくなり、Twitterにこだわらず、そもそも「All About」にとって何が必要なのかということから考え直すことにしました。いろいろな候補は出たのですが、やっぱりSNS流入は優先度が高いという結論に至りました。
それでもモーメントはないので、どうやって流入を稼ごうかというところからまた考え直していて、アクティブフォロワーが少ないことが最大の課題だと思いました。そこでフォロワーを増やす方針を立てて、増やし方を一から勉強し、施策やキャンペーンを通じて3ヵ月で数千単位のフォロワー数を増やすことができました。
まだまだフォロワーは増やし続けている段階ではありますが、少しずつ流入へも良い影響が出始めています。
私も2年目の上半期からメンバーとして参加していたのですが、下半期から先輩が抜けリーダーを引き継ぎ、新卒の後輩と私の2人体制になった矢先にTwitter社の方針変更でモーメントの機能自体がなくなってしまいました。
もともとモーメントに取り上げられるために頑張るプロジェクトだったのに、その機能自体がなくなってしまい士気も下がり、目的も見失ってしまいました。でもこのプロジェクトはなくならない、と。
そこで、一からプロジェクトの立て直しを考えなくてはならなくなり、Twitterにこだわらず、そもそも「All About」にとって何が必要なのかということから考え直すことにしました。いろいろな候補は出たのですが、やっぱりSNS流入は優先度が高いという結論に至りました。
それでもモーメントはないので、どうやって流入を稼ごうかというところからまた考え直していて、アクティブフォロワーが少ないことが最大の課題だと思いました。そこでフォロワーを増やす方針を立てて、増やし方を一から勉強し、施策やキャンペーンを通じて3ヵ月で数千単位のフォロワー数を増やすことができました。
まだまだフォロワーは増やし続けている段階ではありますが、少しずつ流入へも良い影響が出始めています。
―どん底からの巻き返しがすごかったんですね。新人賞では、校正でミスがほとんどないというところも評価されていましたが、何か秘訣があるのでしょうか。
基本的に記事は自分の一次チェックの段階で、公開しても大丈夫な状態までに完璧にするのが当たり前だと思っています。記事が公開されるまでのフローは、筆者→編集→校正→公開という流れで、私の編集が一次チェック。校正は二次チェックです。
一次チェックで完璧に編集、校正をしたつもりでも二次チェックで何か見つかれば「よかった、校正があって」であって、「自分のあとに校正の人が見てくれるからこのくらいでいいか」と楽するためのフローではありません。誤字は信用に関わってくるところだから、しっかりしなくてはいけないと肝に銘じています。
一次チェックで完璧に編集、校正をしたつもりでも二次チェックで何か見つかれば「よかった、校正があって」であって、「自分のあとに校正の人が見てくれるからこのくらいでいいか」と楽するためのフローではありません。誤字は信用に関わってくるところだから、しっかりしなくてはいけないと肝に銘じています。
■読者目線で情報収集が好きな人を求む
―今年も後輩として新入社員のメンバーがガイドメディアグループに入りました。入社してすぐ社内に溶け込み、すでに実務で活躍していると評判ですが、櫻井さんは彼女が内定者アルバイト時の教育担当だったとか。何か心掛けていたことはありますか?
元々優秀な後輩ですが、バイト業務が入社後にも役立つようにと思って伝えていた部分はあります。読者から見るとこういう風に見えるからこうしようねと理由を明確にしてアドバイスをしたり、リモートでのアルバイトで基本はSlack上でのやりとりでしたが、たまにオンラインで業務を伝えるときにはついでに入社までに不安なことはないか聞いてみたりなどはしていました。
彼女はこちらの意図をすぐに汲み取ってくれるし、細かい作業も素早くやってくれるのでとても助かっています。
彼女はこちらの意図をすぐに汲み取ってくれるし、細かい作業も素早くやってくれるのでとても助かっています。
<新入社員への10の質問>メディアビジネス部 ガイドメディアグループ・森田 - About All About
2023年度ガイドメディアグループに配属された新入社員、森田さんの入社エントリー
―これからWebメディアの編集者を目指す学生へアドバイスをお願いします。
同じ編集者でも紙メディアとWebメディアでは少し違うと思います。
Webメディアの編集者は、記事を量産しなくてはならないので、ひとつひとつにかけられる時間が少ない。紙メディアのことは憶測になりますが、「次の雑誌の発売に向けてみんなで作り込んでいこう!」というのをやりたい人は雑誌などの紙メディアの方が向いているのかなと思います。Webは個人作業が結構多いです。
また、「何か特定の自分のこだわりを発信したい!」という気持ちが強すぎると、それだけではビジネスとして回らないのでジレンマに陥ったりしそうですね。自分で発信したい物事が強くある人よりも、ネットサーフィンや情報収集が好きでドライにウケる記事を追える人の方がなじめる仕事ではないかなと思います。
Webメディアの編集者は、記事を量産しなくてはならないので、ひとつひとつにかけられる時間が少ない。紙メディアのことは憶測になりますが、「次の雑誌の発売に向けてみんなで作り込んでいこう!」というのをやりたい人は雑誌などの紙メディアの方が向いているのかなと思います。Webは個人作業が結構多いです。
また、「何か特定の自分のこだわりを発信したい!」という気持ちが強すぎると、それだけではビジネスとして回らないのでジレンマに陥ったりしそうですね。自分で発信したい物事が強くある人よりも、ネットサーフィンや情報収集が好きでドライにウケる記事を追える人の方がなじめる仕事ではないかなと思います。
■編集者の視点で幅広い業務をこなしたい
―櫻井さんの今後の目標、なりたい姿を教えてください。
やりたいことはたくさんあります。メディア企画グループがやっているプログラマティック広告の運用もやってみたいですし、もっと数字にこだわった分析などもやりたい。あとはUI/UXにも興味があります。ほかにもエンジニアにも憧れるし、今取材をしてくれている広報も面白そうです。
編集としてまだやってみたいこともありますが、一生編集のままで終わりたいとは思っていません。ただ、今後広告業務をやるにしても、エンジニアをやるにしても、編集者をやったからこその視点での施策や折衷案、改善案などを考えられるのではないかな、と。そういう立場の人は今会社にいないから、私がそうなれたらいいなと思っています。
編集としてまだやってみたいこともありますが、一生編集のままで終わりたいとは思っていません。ただ、今後広告業務をやるにしても、エンジニアをやるにしても、編集者をやったからこその視点での施策や折衷案、改善案などを考えられるのではないかな、と。そういう立場の人は今会社にいないから、私がそうなれたらいいなと思っています。
―櫻井さんが将来どんなふうに成長を遂げていくのかとても楽しみですね。本日はどうもありがとうございました。
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