―どう解決したんでしょう。
守崎(せ)
シンプルですが、上司に何度も時間をもらってこまめに相談しました。それから、毎週金曜日の夕方に同期だけでの新卒定例会というのをやっていました。そこで、1週間で悩んだことや学んだことをみんなで共有して、相談に乗ってもらったり、ヒントをもらったりして乗り越えていったように思います。
■頭が追いつかないならとりあえず行動! 自分から動かないとチャンスはない
―壁を乗り越えた今、気づいたこと、考えが変わったことはありますか?
守崎(せ)
壁を乗り越える前の自分に言えるとしたら、「頭が追いつかないならとりあえず行動しよう」ですかね。わからないから、自信がないからと足を止めているよりも、アポをいっぱいとって、チャレンジして、どんどん自分でやらないと壁も壊せないし、チャンスはないというのがわかったことです(笑)。そういう意味でも、1年目から好き勝手にやらせてもらえたのはありがたかったですね。
星野(七)
うん。私は、今年の2月に大きな案件の担当をさせてもらえたんです。そのときに、「誰も正解を持っていない」とわかった瞬間があって、それがターニングポイントだったと思います。そもそも1年目の最初のころは提案していいものは、All Aboutのガイド(専門家)を起用した施策だけと思いこんでいたんです。あるとき提案書を見た先輩から「視野狭いな」って言われたことがあって(笑)かなりショックだったんですが、それ以降は規定の商品だけでなく、本質的にクライアントの課題を解決する提案を、商品を組み合わせて行えるようになりました。
そうすると提案できるクライアントも広がっていって、楽しくなってきたんですが、今度はどこまで自由に動いていいのかがわからなくなったんです。例えば、グループ会社の商品を提案してもいいんだっけ?とか、グローバル推進室が別部署としてあるけど、インバウンド案件取り扱っていいんだっけ?とかです。
正解を求めて「これで合ってますか?」と社内で聞くも、正解は無いわけです。正解が無いなら自由に動こうと思い、部署や会社の垣根を取っ払って何ができるのかを考えるようになりました。だんだん違う部署の人が何の情報を持っているか、誰に聞いたら何を教えてくれそうかというのを目星がつけられるようになり、自由に動きやすくなりました。なんでも売れる、チャレンジし放題という風に考えが変わりました。
そうすると提案できるクライアントも広がっていって、楽しくなってきたんですが、今度はどこまで自由に動いていいのかがわからなくなったんです。例えば、グループ会社の商品を提案してもいいんだっけ?とか、グローバル推進室が別部署としてあるけど、インバウンド案件取り扱っていいんだっけ?とかです。
正解を求めて「これで合ってますか?」と社内で聞くも、正解は無いわけです。正解が無いなら自由に動こうと思い、部署や会社の垣根を取っ払って何ができるのかを考えるようになりました。だんだん違う部署の人が何の情報を持っているか、誰に聞いたら何を教えてくれそうかというのを目星がつけられるようになり、自由に動きやすくなりました。なんでも売れる、チャレンジし放題という風に考えが変わりました。
守崎(せ)
もうひとつわかったことはやることが多いということ。売って終わりじゃなくて、むしろ売ってからが広告の始まりというのが、想像と違いました。
営業って「アタックして決めて終わり」というイメージだったんですけれど、うちの営業は違う。提案時もクライアント課題を整理して、仮説を立てて、都度カスタマイズで提案していく。施策実行後は効果検証して、次回の課題を洗い出し、次の施策を提案するという流れですが、マーケティングの基本的なことが学べるんですよね。問題解決型の思考癖は、広告業界以外どこでも使えるものかなと思います。
営業って「アタックして決めて終わり」というイメージだったんですけれど、うちの営業は違う。提案時もクライアント課題を整理して、仮説を立てて、都度カスタマイズで提案していく。施策実行後は効果検証して、次回の課題を洗い出し、次の施策を提案するという流れですが、マーケティングの基本的なことが学べるんですよね。問題解決型の思考癖は、広告業界以外どこでも使えるものかなと思います。
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