■いかに飽きずに最後まで視聴させるか、満足度の高いコンテンツへの強い確信
―企画する氏家さんは当初から満足度の高いコンテンツにできる確信があったと聞いていますが、なぜそう思われたのでしょうか。
氏家
新卒のころはイベント制作プロダクションにいて、万博みたいな世界的なイベントから、記者会見や株主総会など堅いイベントまで幅広くやっていました。どんなイベントにも共通して言えるのは「いかに飽きさせないで最後まで参加してもらい、満足して帰っていただけるか」なんです。
当然、「RSP」に対する社内外の懸念は「プログラムを最後まで見てくれるか」です。ステイホームの間には私自身、動画チャンネルやテレビのお昼の情報番組などいろいろ見ましたが、情報番組では大体MCがいてコメンテーターがいて、映像のVTRを展開する。動画チャンネルでは、自分が興味のないコンテンツだとどんなに有名なYouTuberでも、10分で飽きてしまいますが、興味があれば1つのカメラでずっとしゃべっていても長時間見ることができてしまう。興味の有無で、視聴する体感時間って変わってくると実感しました。
当然、「RSP」に対する社内外の懸念は「プログラムを最後まで見てくれるか」です。ステイホームの間には私自身、動画チャンネルやテレビのお昼の情報番組などいろいろ見ましたが、情報番組では大体MCがいてコメンテーターがいて、映像のVTRを展開する。動画チャンネルでは、自分が興味のないコンテンツだとどんなに有名なYouTuberでも、10分で飽きてしまいますが、興味があれば1つのカメラでずっとしゃべっていても長時間見ることができてしまう。興味の有無で、視聴する体感時間って変わってくると実感しました。
その点、「RSP」の参加者は、CMや広告媒体で伝わらないような商品のこだわりや、開発秘話をリアルで聞くことにすごく興味を持っている方々なので、ちゃんと見てもらえるはずだと次第に確信を持つようになりました。
ただ、一方的に商品プレゼンしてもなかなか良さは伝わらないと感じたので、バーチャルスタジオで、よりテレビ番組風にして、プレゼンテーターの説明をMCが参加者に伝わるよう会話形式で飽きのない演出にしました。結果的に参加者の反応もとても良く、クライアントからも「いつものように緊張したけれど、なごませるようなキャッチボールがあったので、リラックスしてしゃべれました」というお声もいただきました。
ただ、一方的に商品プレゼンしてもなかなか良さは伝わらないと感じたので、バーチャルスタジオで、よりテレビ番組風にして、プレゼンテーターの説明をMCが参加者に伝わるよう会話形式で飽きのない演出にしました。結果的に参加者の反応もとても良く、クライアントからも「いつものように緊張したけれど、なごませるようなキャッチボールがあったので、リラックスしてしゃべれました」というお声もいただきました。
―実際に作り込む上でどのあたりに苦労しましたか?
中川
まだ実績がないので、厳しい質問や指摘をいただくこともありました。そこで、クライアントから指摘された質問事項を一覧にして、企画チームとも全員で共有して、ひとつひとつ不明点をつぶしていく作業を急ピッチで行いました。営業もクライアント目線にたって、厳しく企画の人に意見をぶつけていたと思います。
氏家
部署も目線も違う立場の人間が、ストレートにお互いぶつけあって、必死に考えて、いろんな解決策を用意して、企画もさらによくなったという、すごくいい場だったと思っています。
■離脱なく、常に1000名以上が視聴。コメント数はいつもの3倍以上!
―イベント当日は問題なく進行しましたか?
氏家
リアルではプレゼン中に、チャットで「この商品使いたい」、「うちの子どもにほしい」といった意見がどんどん出てきます。そのチャット機能がクライアントには好評だったので、オンラインでもその機能は設定しました。当初は「飽きた」、「つまんない」などの意見があがらないか不安でしたが「あっという間に10分すぎた」「いつもよりも理解できる」など、ポジティブな意見がたくさん出て、書き込みも通常より3倍ぐらいあり、それも嬉しい要因のひとつでした。幸いトラブルもほぼなく無事終了しました。
―終了後のクライアントおよび参加者の反応はいかがでしたか?
中川
クライアントからは、想定以上のクオリティだったと大変高評価でした。1,200人前後の人が最後まで常に視聴してくれ、参加者のSNSやブログでの口コミ投稿数も、1.2~1.5倍といういい結果が出ました。この規模でサンプリングイベントをやっているところは他にはないので、自信をもって今後に活かせると感じています。
実際のコメントとしては「司会の方とプレゼンターの方がとてもリアルな会話で、商品特徴がわかりやすかった」、「自宅の落ち着いた環境で見られる」、「子どもができて行けなかったけど、また参加できるようになった」、「雨だと帰りが大変だし、新しい生活様式に合っている」などがありました。コロナ禍でのオンライン転換の素早さに言及したものも具体的なコメントとしてはいただいています。
実際のコメントとしては「司会の方とプレゼンターの方がとてもリアルな会話で、商品特徴がわかりやすかった」、「自宅の落ち着いた環境で見られる」、「子どもができて行けなかったけど、また参加できるようになった」、「雨だと帰りが大変だし、新しい生活様式に合っている」などがありました。コロナ禍でのオンライン転換の素早さに言及したものも具体的なコメントとしてはいただいています。
【参考記事】6月に開催した「RSP Live」のイベントレポート
オールアバウトグループで、日本最大級のサンプリングサービス「サンプル百貨店」を運営する、オールアバウトライフマーケティングは、YouTube上で、サンプリングを活用したプロモーションイベント「RSP Live(リアルサンプリングプロモーションライブ)」を2020年6月24日(水)に開催しました。今回はその模様をレポートします。
■リアルとオンラインの強みを両方生かして
―次回は9月開催です。意気込みや改善すべき点を教えてください。
氏家
今回は社内外からも高評価をいただいたので、次回は数字にコミットすることを目指します。出展企業を今回の6倍くらいまで増やして、長尺の「RSP Live」を作っていく予定です。新しい撮影方法ができるスタジオ、プレゼン以外のお役に立ちコンテンツ、長尺でも見飽きないような構成を検討しています。
中川
営業としては、きちんと実績が出せたことを全面に出しつつ、いただいたご要望・ご意見を、新たな企画にどう盛り込んでいけるかを考えています。今後は、コロナの収束具合もあると思いますが、すべてオンラインに移行するわけではなくて、リアルの強みも並行して提案していきたいですね。
―リアルとオンラインの両方の強みを生かせたらいいですね。まずは、9月に向け頑張ってください。今日はありがとうございました。
次回9月開催分の応募は締め切っていますが、12月 4th・5thの参加権はこちらからお申し込みできます。
日本最大級のサンプリングサイト。無料で試せるRSP Live 12月 4th・5th参加権が無料でお試しできます
Back Number
Rankingランキング
- MONTH
- WEEK