■マネジャーと二人三脚で、アイディアを形に
ーマネジャーの中村(友弥)さんに、「田川さんにキャッチコピーをつけるとしたら?」と事前に質問したところ、“鑑定もできる宝石研磨職人”とおっしゃっていました。
友弥さんは、10歳近く離れた年下の上司なんです。2018年、彼が当時の部署のジェネラルマネジャーに抜擢されて以来、大変な時期も一緒に乗り越えてきました。どんどん新しいアイディアを出して、臆することなく進んでいくのが友弥さんのすごいところだと思います。私なら「知識がないから」「恥ずかしいから」と躊躇するような場面でも、彼はためらわずその道の専門家に話を聞きに行き、すぐに取りかかるんです。
私自身は、友弥さんに比べると保守的で慎重なタイプだと思います。新規事業や編集という業務の特性もあり、外からだと新しいことをやっているように見えると思うのですが。自分から積極的にアイディアを出すよりも、むしろ友弥さんが出してくれたアイディアをどうやって実現するかを考え、世の中に出せる形を整えるほうが得意ですね。おそらく友弥さんは、「アイディアが成功するかどうかを見きわめ、実現することができる」という意味で“宝石研磨職人”と言ってくれたのだと思います。
私自身は、友弥さんに比べると保守的で慎重なタイプだと思います。新規事業や編集という業務の特性もあり、外からだと新しいことをやっているように見えると思うのですが。自分から積極的にアイディアを出すよりも、むしろ友弥さんが出してくれたアイディアをどうやって実現するかを考え、世の中に出せる形を整えるほうが得意ですね。おそらく友弥さんは、「アイディアが成功するかどうかを見きわめ、実現することができる」という意味で“宝石研磨職人”と言ってくれたのだと思います。
ーお互いの強みを理解して、役割を分担しておられるのですね。
仕事の上で成果を出すには、「事業の上でインパクトに直結すること」「自分にしかできないこと」に集中するのが鍵だと思っています。私自身、何もかも自分でできるほど器用ではないので。エピソード記事の例で言えば、まず編集スキルのある私がプロトタイプを作って世に出さないとプロジェクトが進んでいかないので、走り出しの時期はとにかくたくさんのコンテンツを作ることに集中していました。当初は友弥さんに、CMSを使った写真や記事の入稿作業など、雑務を全部やってもらっていたんですよ。
ー社内の和やかな雰囲気が伝わってきます。
フラットでコミュニケーションがとりやすいのは、オールアバウトの良さだと思います。上下関係というより、マネジメントも含め、みんながそれぞれの役割を担っているという感じです。
■うまくいくときも、大変な時期も、自分を好きでいる
ー「慎重な性格でも、自分の強みを生かして結果を出せる」というお話に勇気づけられます。
人生もキャリアも、「右肩上がりを続けなければ」と考える必要はないと思うんです。私自身、社会に出た時期も遅かったですし、編集者になってからも、オールアバウトに入ってからもいろいろなことがありました。目の前で起こる一つひとつの出来事に、あまりこだわらなくていいんじゃないかと思います。うまくいっているときも、大変な時期も、どんなタイミングの自分も好きでいられたら気持ちが軽くなりますよね。
何でも器用にこなせる人は、会社でも評価され、重要な仕事を任される機会が多いと思います。一方で不器用な人ほど、事業の本流から少し離れた業務を選ぶ傾向があるのではないでしょうか。でも、不器用だからこそ会社の事業の「真ん中」に近い場所を選ぶほうが、自分にできることを生かして、結果につなげられるかもしれません。
今この瞬間、思うような成果が出せなかったり、なかなか評価されずに悩んだりしている方も、きっと来年には違う景色が見えていると思いますよ。
何でも器用にこなせる人は、会社でも評価され、重要な仕事を任される機会が多いと思います。一方で不器用な人ほど、事業の本流から少し離れた業務を選ぶ傾向があるのではないでしょうか。でも、不器用だからこそ会社の事業の「真ん中」に近い場所を選ぶほうが、自分にできることを生かして、結果につなげられるかもしれません。
今この瞬間、思うような成果が出せなかったり、なかなか評価されずに悩んだりしている方も、きっと来年には違う景色が見えていると思いますよ。
ー最後に、田川さんがこれからオールアバウトで実現したいことを教えてください。
「All About Research」については、外部と連携する動きも出てきているので、ほかのサービスと組み合わせながら広げていきたいと考えています。エピソード記事施策についても、作り上げた記事制作体制が軌道に乗り、今期も継続して結果が出ています。個人的な目標として、BtoBとBtoC、両方で価値を生み出すことを掲げてきたのですが、ある程度実現することができました。新しいことに挑戦している自分が好きなので、これから、また次の目標を探していきたいですね。
ー肩の力が抜けて、何だか気持ちが楽になりました。素敵なお話、ありがとうございました。
(取材・文/高橋三保子)
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