■地道な「踏み込み」が評価され、MVP受賞
ー膨大なタスクを取りこぼさずやり切るための具体的な工夫などあれば、ぜひ教えてください。
例えば今日やらなければならないタスクが10あるとしたら、いきなり取りかかるのではなく、まずは全体を俯瞰して、それぞれのタスクの手順を分解してイメージします。「Googleアナリティクスを使うタスクが3つあるな」とわかったら、それらの業務はまとめて、効率的に処理してしまうのです。頭を切り替えずにできる作業を一気に終わらせることで、かなり業務スピードが上がります。頭を使う作業や時間がかかる作業は、いったん後回しにするのもおすすめです。
本来は一つひとつの作業を丁寧に行うことが基本なので、「どうしても一時的に作業量が多くなってしまい、ピンチ!」というときに、皆さんもぜひ試してみてください(笑)。
本来は一つひとつの作業を丁寧に行うことが基本なので、「どうしても一時的に作業量が多くなってしまい、ピンチ!」というときに、皆さんもぜひ試してみてください(笑)。
ーそんな地道な積み重ねがあったからこそ、ママテナ、コノビーの運営を無事に引き継ぐことができたのですね。移管プロジェクトでのお仕事ぶりが評価され、イナツネさんは2024年度上期のMVPを受賞されています。
MVPは「すごいアイディアを出したり、大きなことを成し遂げた人が受賞するもの」というイメージがあったので、初めは「僕でいいのかな」という気持ちがありました。オールアバウトでは「Way」という仕事のやり方、「すべてに、踏み込む。」ことを大切にしていますが、それは大きなことだけじゃなく、目立たないところで地道にやってきたこともちゃんと評価されるんだな、とあらためて感じています。
今回のプロジェクトを振り返って、ターゲティングメディアグループのメンバーはもちろん、開発チームのメンバーにもあらためてお礼を言いたいです。作業を進める中で、開発担当の方が運営チームのタスクにも気を配り、「大丈夫ですか?」とアラートを出してくれたこともありました。大変な局面を一緒に乗り越えたことで、立場や職種の違いを超え、ひとつのチームになれたと感じています。
今回のプロジェクトを振り返って、ターゲティングメディアグループのメンバーはもちろん、開発チームのメンバーにもあらためてお礼を言いたいです。作業を進める中で、開発担当の方が運営チームのタスクにも気を配り、「大丈夫ですか?」とアラートを出してくれたこともありました。大変な局面を一緒に乗り越えたことで、立場や職種の違いを超え、ひとつのチームになれたと感じています。
■新しい取り組みを後押ししてくれるオールアバウトで、仕事の幅を広げていきたい
ー上司の前島さんから、イナツネさんにキャッチコピーをつけるとしたら、“Googleスプレッドシートの魔術師”だというコメントをいただいています。「事業推進のための数値管理やシミュレーションなど、関数や数式を駆使して高速で出力されるシートが神業」だと。
そんなに難しい関数を使っているわけではないんですよ。ただ、大量のデータを集計してきた結果、自分の頭の中に何パターンかレシピができているのは確かです。「この数字をまとめて」と依頼されたら、どのデータを使ってどういうシートを作ればいいか、すぐにイメージが浮かびます。スプレッドシートを有効活用する上でも、先ほどお話したタスク管理と同様、「まず最終形をイメージして、全体を俯瞰する」ことが大切だと思います。
ーもともと、数学的な思考が得意だったのですか?
数学は得意でしたね。中でも、記述式の問題が好きでした。まず全体をイメージして、そこにたどり着くまでの手順を考え、言語化するという動き方は、タスク管理やスプレッドシートの活用にも通じるかもしれないです。
ー最後に、今後イナツネさんがオールアバウトでやってみたいことを教えてください。
移管プロジェクトは一段落しましたが、まだ終わったわけではありません。安定してメディアを運営し続けられるよう、今後やるべきことはたくさんあります。上期は手を動かす業務に追われ、頭を使ってじっくり考える仕事にあまり時間を割くことができなかったので、下期以降は単純な作業をできる限り効率化し、企画などクリエイティブな領域で力を発揮していきたいです。
新しい取り組みへの挑戦を否定せず、一緒に考えてくれる、背中を押してくれるのが、オールアバウトという会社の特徴です。「All About」は老舗メディアなので、入社前は「硬い雰囲気なのかな」というイメージを持っていましたが、意外にベンチャー感があるというか、野心的に挑戦するメンバーが多いんですよ。
私自身、これまでのキャリアでは、広告の仕事に携わる機会が多かったですが、今後は専門性をとことん突き詰めるというより、新規施策や編集など、興味のある分野に挑戦し、仕事の幅を広げていきたいですね。
新しい取り組みへの挑戦を否定せず、一緒に考えてくれる、背中を押してくれるのが、オールアバウトという会社の特徴です。「All About」は老舗メディアなので、入社前は「硬い雰囲気なのかな」というイメージを持っていましたが、意外にベンチャー感があるというか、野心的に挑戦するメンバーが多いんですよ。
私自身、これまでのキャリアでは、広告の仕事に携わる機会が多かったですが、今後は専門性をとことん突き詰めるというより、新規施策や編集など、興味のある分野に挑戦し、仕事の幅を広げていきたいですね。
ー今日から仕事に役立つ「踏み込み」のヒントがたくさん詰まったお話、ありがとうございました。
(取材・文/高橋三保子)
ーーーーーーーーーーーーーーーー
オールアバウトでは一緒に働く仲間を募集しています
株式会社オールアバウト 採用ページ

株式会社オールアバウトの採用情報です。社長メッセージ、募集要項、社員紹介、オフィスツアーなどを掲載しています。
Back Number
Rankingランキング
- MONTH
- WEEK