―次に進むべきか、もう少し掘り下げて話すか考えながら話している?
そう。表情とか反応を観察して「聞いてないな」とか「この手の話は興味ないんだな」と思ったら、一方的に話さずに質問したり。相手の興味のあるところを探って、それに対して話していくというのをやっていますね。
―営業部のメンバーからも相澤さんは勘がいいというか。相手の求めていることを感覚的に把握できるといった声もありました。それについてはどうお考えですか。
うーん。そうなのかな(笑)。まぁでも、小さいときから、人を喜ばせるのが大好きで。漫画描いて友達にあげたり、いじめっ子をやっつけるとか。人が喜ぶことをすると「しんちゃん、しんちゃん」って、みんな寄って来る。注目を浴びる快感を覚えちゃったのかもしれないですね(笑)。だから常に周囲に気を配るし、相手のコトよく見て、考えています。あとは起業した経験もあって、いろんな人と会ってきたというのもあるかもしれないですね。
■トップになりたいと思うことは大切
―コミュニケーションの側面以外で、営業として成果をあげるうえで重要だと思うことはありますか?
色々あると思いますが、自分の場合は1番になりたいと思うことが大事だと思います。あとは常識にとらわれないこと。たとえば誰かが、「ここのお客さんは無理」といったときに、「じゃあ無理なんだ」ではなく「無理というのをどうにかこうにかしてできたら、俺すげえな」と思えるか。僕は人が無理と思っていることにチャレンジするのが大好物だから、そういうところが結果につながっているのかなと思っています。それから、1番の人が何をしているのか、ものすごく調べますね。
―分析して、わかることはありますか。
1番になっている人って、それほどすごいことは実はしていないんです。基本的なことを継続してやっているだけだったりする。スポーツも、うまい人ってめっちゃ基本ができている。その上でちょっと柔軟な発想だったり、ちょっと勢いつけてやってみたりすると結果が出てくるんじゃないかな、と。
だから、今のこの環境でこの人に結果がでているのは、どういう要因があるのだろうか。提案数がめっちゃ多いのか。コミュニケーションが抜群にうまいのか。得意先を見つける方法があるのか、商品の売り方、トークに何かあるのか、細かいところをちょっと見たり、真似していくと、2番くらいまではいけるかなと思います。あとは1番になりたいという思いの強さかな。
だから、今のこの環境でこの人に結果がでているのは、どういう要因があるのだろうか。提案数がめっちゃ多いのか。コミュニケーションが抜群にうまいのか。得意先を見つける方法があるのか、商品の売り方、トークに何かあるのか、細かいところをちょっと見たり、真似していくと、2番くらいまではいけるかなと思います。あとは1番になりたいという思いの強さかな。
■転んでもただでは起きない。爪痕を残す
―なるほど。営業で、これはもうお手上げみたいな苦労したことはあるんですか。
めちゃくちゃあります。最近も、こちらが相手のメリットと感じていたことが相手にとって全然メリットじゃなくて、まったく刺さらず「これどうやって使ったらいいのか私にはわかりません」みたいなこと言われて、お手上げ(万歳)。うははは。
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