―そういうときって、どうするんですか。
今後の方向性を聞いたりしながら、別な商品の提案をしたり、必ず勝ち筋をどこか見つけて終了するようにはしています。でも何をしてもダメなときでも、相澤個人が「こいつ使えないな」と思われたら次は絶対にないので、相澤個人を売って来るというか。こいつなんか面白いなあ、また会いたいなと思ってもらう方向にもっていけるよう頑張ります。ただで転ばないようにというのもポリシーかもしれないですね。芸人さんでいうところの、爪痕はちょっとでも残すというか。
■たまにはさぼればいい。息抜きも超重要。
―相澤さんの印象について、社員がみな口をそろえて「ポジティブ」「明るい」「たとえ数字が悪くても、常に明るく空気づくりしてくれる」と言います。常に明るくいられるコツ、心掛けていることなどを教えてください。
子どものときからそういう性格ですけど、空気作りとかは、多少意識してやっています。暗くなっていても、ネガティブになっても何も生まれないし、みんなで楽しい方が生産性があると思うので。
―そもそも、相澤さんって、落ち込むことってあるんですか。
そりゃあ、人間だし(笑)。落ち込むときはあります。でもそんな長期ではないですね。長くても半日あるかないか。お酒飲んで忘れるか、サーフィンですね。
―あ。サーフィンは大会にも出ている腕前ですよね。
息抜きはすごく重要だと思います。サーフィンのいいところは、体力的に健康になれること。心身ともにリフレッシュもできるし、スポーツだから、役職とか年齢とか関係なしに実力勝負なんですよ。それこそ威嚇してくるやつとかと忖度なしで戦っていると、野生的なパワーが生まれてくる(笑)。実力で切り抜けていくと自分の自信にもなるし。平日の朝サーフィンしてから出勤することもありますよ。
―仕事のストレスをうまく解消するのも実力のうちなんですね。
そう。息抜きが下手くそな人は意外に多いなと思います。たまにサボるのも重要です。ずっと集中していられないでしょ。自分のリズムがあるから、頑張るのは頑張るけど、頑張りすぎてダメになってもしょうがないから、息抜きも超大事ですね。逃げるのではなくて、切り替え。つらいときの対処法を持っていると強いですよ。
■常識を打ち破り、目の前の仕事に疑問を持って改善し、人情深く。
―どんな仲間と仕事がしたいですか?
常識を打ち破れる人。目の前の仕事で疑問や課題があったら、改善できる人。そして、人情深い人。一言でいえば「一緒にいると成長できる人」。営業って、アーティストでもないし、自分でプロダクトを作る人でもなく、ジェネラリストだから、いろんな人を巻き込んで進めていく仕事です。
だから、舟久保さん(取締役)みたいに、えらくなっても、営業の数字が悪いときは俺も営業に行くぞ! と現場に出てくれる気持ちを持ってくれる人、情けのある人に、自分もなりたいし、そういう人たちと仕事がしたいですね。
だから、舟久保さん(取締役)みたいに、えらくなっても、営業の数字が悪いときは俺も営業に行くぞ! と現場に出てくれる気持ちを持ってくれる人、情けのある人に、自分もなりたいし、そういう人たちと仕事がしたいですね。
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