■「踏み込み」によってチームの雰囲気が変わり、工数を大幅に短縮
ーまさに「踏み込み」の瞬間ですね。チームの皆さんの反応はどうでしたか?
メンバーに見せる前は、「そんなことわかってるよ」と言われてしまうかもしれないと少し不安でした。でも、実際には「これはちょっと作ってきたというレベルじゃないよ」とみんなが認めてくれて。自然と「このロードマップを使って工程表を組もう」という流れになりました。チームの空気が、ポジティブに変化したと思います。その場でタスクを割り振って、気づいたらリリースまでのカレンダーが完成していたんです。
ー泉さんの「踏み込み」によって、流れが変わったんですね。
後からPrimeAdのプロダクトマネジャーと話したとき、「泉さんのロードマップは、みんなに『できるかもしれない』という勇気を与えたよ」と言われました。本当にうれしく、誇らしかったです。「勇気を出して踏み込んでよかった」と思いました。
ー新たなテンプレートを実装するプロジェクトは、期日に間に合ったのでしょうか?
ロードマップにしたがって開発を進める中で、みんなのスピードがどんどん加速して。当初は3カ月でも不安を感じていたのに、構想からリリースまで2カ月間で完成させることができました。最終的に、2月に予定されていた展示会にも間に合ったんです。
ー素晴らしい成果ですね。泉さんの「踏み込み」はもちろんですが、意見を尊重しあうチームの雰囲気も素敵です。
日頃からグループ内で踏み込みの振り返りを実践しているので、「この動きがいいな」と思ったらすぐに褒める雰囲気が醸成されているのだと思います。
■小さな「踏み込み」が、てこの原理で大きな変化につながる
ー自分も「踏み込み」を実践したいと思っている方へ、メッセージがあればお願いします。
私の行動は、決して特別なことではないと思っています。私がやらなければ、ほかの誰かがタスクの洗い出しや整理をしていたかもしれません。ただ、「今やるべき」と感じたタイミングで躊躇せず行動に移したことで、てこの原理のようにプラスの影響が広がり、チーム全体の変化につながったのだと思います。
今回の経験を通じて、私自身も、Wayを体現する、「踏み込み」をするということは、必ずしも大きなことではないのだと理解できました。小さいことでも、勇気を出して行動すれば、それが踏み込みにつながるのではないでしょうか。
今回の経験を通じて、私自身も、Wayを体現する、「踏み込み」をするということは、必ずしも大きなことではないのだと理解できました。小さいことでも、勇気を出して行動すれば、それが踏み込みにつながるのではないでしょうか。
ー最後に、泉さんがこれからオールアバウトでやってみたいことを教えてください。
私には、大変な状況に直面したとき、つい自分ひとりで何とかしようとする癖があります。ロードマップを作成したときもそうでしたが、誰かの時間をもらうのは申し訳ないと躊躇してしまうんです。でも、協力によってスピード感が生まれたり、大きな成果を得られたりすることもありますよね。状況に合わせ、適切に人を巻き込んで行動することが、私にとって次の「踏み込み」になるのかなと思います。
ー泉さんの軽やかな「踏み込み」が、周りにもプラスの影響をもたらしていることが伝わってきました。勇気が出るお話、ありがとうございました。
(取材・文/高橋三保子)
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Way~オールアバウトが大切にする仕事のやり方~「わたしの踏み込み」
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