新入社員に聞いてみた! 「1年経って、どうだった?」
2023年度新入社員が入社して早くも1年が経ちました。 今回は、入社2年目を迎えた社員の中から3名に座談会に参加してもらい、このオールアバウトでの1年を振り返り、仕事や人間関係について「ぶっちゃけ、どうだった?」という率直な感想や気持ちを聞いていきます!
◆座談会参加者◆
石原さん:開発部 マーケティング開発グループ所属 「PrimeAd BMP」の開発を担当。趣味は料理。最近好きなYouTubeチャンネルは「武島たけしの極み飯」、最近友達に作って喜ばれたのは桃と生ハムの白和え。 入社1か月後に掲載したインタビュー「新入社員への10の質問」 阪井さん:メディアビジネス部 マーケティングソリューショングループ所属 メディア「All About」の広告営業やウェビナーを担当。野球観戦やアニメなど基本多趣味だが現在はWEST.に熱中。福岡までライブ参戦し、開始10秒で大号泣。 「新入社員への10の質問」 森田さん:メディアビジネス部 メディアプロデュースグループ所属 メディア「All About」「All About ニュース」の記事制作・編集を担当。給料のほとんどが櫻坂46などアイドルのCD代、ライブ代で消え去る(9月はライブに3回参戦予定)。 「新入社員への10の質問」 柴原さん:経営管理部 人事総務グループ 採用や教育、オンボーディングを担当。趣味はダイビングと筋トレ、サウナ。最近はアーチェリーに手を出しはじめ、何になりたいのか分からなくなっている。 |
■オールアバウトでの仕事は多種多様
まず、皆さんの担当業務から教えてください。
オールアバウトのDX事業である「PrimeAd」を開発している開発部に所属し、広告代理店とメディアのビジネスマッチングを支援する「PrimeAd BMP」(※1)の開発を担当しています。具体的な業務としては、日々上がってくる「PrimeAd BMP」の課題に対して、技術的にどのように解決できるかを検討し、サービスの課題を解決しています。検討した内容を基に、試作ページを作成し、プロダクトオーナーからの承認を得て、実装という流れです。
2、3名のチームで日々話し合いながら、この検討から実装までの流れを2週間単位で回し、「PrimeAd BMP」の新規機能の開発や既存機能のアップデートを行います。 ほかにも技術検証として、「PrimeAd」にAIを導入する取り組みやリファクタリング(※2)なども担当しています。
「PrimeAd BMP」の開発をしているのは知ってたけど、AIの導入も?……。いろんなことをやってるんですね!
私はメディアビジネス部に所属しています。メディアビジネス部は、「All About」と「All About ニュース」を運営していて、ユーザーが「知らなくて損することを無くす」ことをミッションとしています。私はそこで編集者として、日々ユーザーの生活を豊かにする記事を書いています。記事制作は、企画から始まり執筆、編集、校正(文章の違和感や誤字脱字の確認)、そして公開の流れで進みます。定期的にグループのメンバー全員で集まって話し合いをする“ネタ会”をしたり、自身でネタを探してきたりして記事を企画しています。
記事の内容が決まるとガイド(オールアバウトがパートナーシップを結んでいる専門家)やライターに執筆を依頼し、原稿が納品されたら編集作業に入ります。編集者の役目は、読者が記事を読みやすくすることなので、難解な表現を分かりやすく変えたり、写真やイラストを使用したりして読者にイメージが湧きやすくなるように工夫をしています。校正の後は、「All About」への掲載や大手ニュースサイトへ記事配信を行っています。
私は「恋愛」と「レシピ」を担当しています。ほかにも「All About ニュース」では、Q&A記事という専門家が身近な疑問や悩みに答える記事の制作を行っています。
森田さんと同じメディアビジネス部に所属していますが、やっていることは少し違って、オールアバウトが培ってきたメディアとしての信頼性・専門性やガイドの方々とのリレーションを生かして、クライアントの課題解決をお手伝いしています。具体的には、メディア「All About」の記事広告の営業活動と、ガイドの方を講師として招きユーザーに向けて定期的に開催しているウェビナー「ライフカレッジ」の業務を行っています。営業は、「All About」と親和性が高そうなクライアントに対して、記事広告の提案をします。提案する際は、クライアントの課題解決ができるようにしっかりヒアリングすることを心掛けています。
ウェビナーでは、コンテンツの企画から運営まで幅広く任せていただいています。企画はグループのメンバー全員で考えますが、それ以降の準備や実施後のアンケート回収・振り返りは、ほぼひとりで行えるようになりました。
皆さん、担当している業務が全然違いますね! 仕事を進めていく上で、気を付けていることはなんですか?
気を付けているというか、やはり普段からネタ集めにはとても敏感ですね。「恋愛」のカテゴリーを担当しているので、恋愛のネタ集めのためにも友達の恋バナはめっちゃ聞いています(笑)。
あとは、SNSなどを中心に世間で話題になっている出来事をチェックしたり、大手ニュースサイトの動向を常にチェックしたりするようにしています。
私は、“爆速開発”を意識しています。これは開発部の今期のミッションなんですが、自分自身の仕事にメリハリをつけてしっかりやるべきところにはこだわるけど、スピードが求められる場面ではライトにアウトプットをしてチームメンバーからフィードバックをもらい、実装スピードを高められるように取り組んでいます。
私は、タスク管理を意識して取り組んでいます。ウェビナーを実施する中で作業漏れがないか不安を感じることが多々あったので、カレンダーにタスクを入れて管理しています。あと、マニュアルづくりを徹底しています。ウェビナーは月に1度ぐらいしか行わない業務や細かい作業が多いので、手順を明確にして忘れないようにしたり、チェックリストを作成したりして見落としがないように気を付けています。マニュアルには実施する中で見えてきた課題もメモするようにしていて、より良い運営ができるように工夫しています。
いいですね! 常にアンテナを張って情報収集したり、仕事のメリハリをつけたり、マニュアルを作成して誰が担当しても高いクオリティの成果が出せる仕組みづくりをしたりなど、新入社員研修で皆さんにお伝えしたことを実践してくれていてとても嬉しいです!
オールアバウトのDX事業である「PrimeAd」を開発している開発部に所属し、広告代理店とメディアのビジネスマッチングを支援する「PrimeAd BMP」(※1)の開発を担当しています。具体的な業務としては、日々上がってくる「PrimeAd BMP」の課題に対して、技術的にどのように解決できるかを検討し、サービスの課題を解決しています。検討した内容を基に、試作ページを作成し、プロダクトオーナーからの承認を得て、実装という流れです。
2、3名のチームで日々話し合いながら、この検討から実装までの流れを2週間単位で回し、「PrimeAd BMP」の新規機能の開発や既存機能のアップデートを行います。 ほかにも技術検証として、「PrimeAd」にAIを導入する取り組みやリファクタリング(※2)なども担当しています。
「PrimeAd BMP」の開発をしているのは知ってたけど、AIの導入も?……。いろんなことをやってるんですね!
私はメディアビジネス部に所属しています。メディアビジネス部は、「All About」と「All About ニュース」を運営していて、ユーザーが「知らなくて損することを無くす」ことをミッションとしています。私はそこで編集者として、日々ユーザーの生活を豊かにする記事を書いています。記事制作は、企画から始まり執筆、編集、校正(文章の違和感や誤字脱字の確認)、そして公開の流れで進みます。定期的にグループのメンバー全員で集まって話し合いをする“ネタ会”をしたり、自身でネタを探してきたりして記事を企画しています。
記事の内容が決まるとガイド(オールアバウトがパートナーシップを結んでいる専門家)やライターに執筆を依頼し、原稿が納品されたら編集作業に入ります。編集者の役目は、読者が記事を読みやすくすることなので、難解な表現を分かりやすく変えたり、写真やイラストを使用したりして読者にイメージが湧きやすくなるように工夫をしています。校正の後は、「All About」への掲載や大手ニュースサイトへ記事配信を行っています。
私は「恋愛」と「レシピ」を担当しています。ほかにも「All About ニュース」では、Q&A記事という専門家が身近な疑問や悩みに答える記事の制作を行っています。
森田さんと同じメディアビジネス部に所属していますが、やっていることは少し違って、オールアバウトが培ってきたメディアとしての信頼性・専門性やガイドの方々とのリレーションを生かして、クライアントの課題解決をお手伝いしています。具体的には、メディア「All About」の記事広告の営業活動と、ガイドの方を講師として招きユーザーに向けて定期的に開催しているウェビナー「ライフカレッジ」の業務を行っています。営業は、「All About」と親和性が高そうなクライアントに対して、記事広告の提案をします。提案する際は、クライアントの課題解決ができるようにしっかりヒアリングすることを心掛けています。
ウェビナーでは、コンテンツの企画から運営まで幅広く任せていただいています。企画はグループのメンバー全員で考えますが、それ以降の準備や実施後のアンケート回収・振り返りは、ほぼひとりで行えるようになりました。
皆さん、担当している業務が全然違いますね! 仕事を進めていく上で、気を付けていることはなんですか?
気を付けているというか、やはり普段からネタ集めにはとても敏感ですね。「恋愛」のカテゴリーを担当しているので、恋愛のネタ集めのためにも友達の恋バナはめっちゃ聞いています(笑)。
あとは、SNSなどを中心に世間で話題になっている出来事をチェックしたり、大手ニュースサイトの動向を常にチェックしたりするようにしています。
私は、“爆速開発”を意識しています。これは開発部の今期のミッションなんですが、自分自身の仕事にメリハリをつけてしっかりやるべきところにはこだわるけど、スピードが求められる場面ではライトにアウトプットをしてチームメンバーからフィードバックをもらい、実装スピードを高められるように取り組んでいます。
私は、タスク管理を意識して取り組んでいます。ウェビナーを実施する中で作業漏れがないか不安を感じることが多々あったので、カレンダーにタスクを入れて管理しています。あと、マニュアルづくりを徹底しています。ウェビナーは月に1度ぐらいしか行わない業務や細かい作業が多いので、手順を明確にして忘れないようにしたり、チェックリストを作成したりして見落としがないように気を付けています。マニュアルには実施する中で見えてきた課題もメモするようにしていて、より良い運営ができるように工夫しています。
いいですね! 常にアンテナを張って情報収集したり、仕事のメリハリをつけたり、マニュアルを作成して誰が担当しても高いクオリティの成果が出せる仕組みづくりをしたりなど、新入社員研修で皆さんにお伝えしたことを実践してくれていてとても嬉しいです!
■2年目で新規プロジェクトや新規機能開発に、果敢にチャレンジ!
やっぱり、担当している仕事が違うと普段から心掛けていることも大きく変わってくるんですね。では、この1年を振り返って思い入れのある仕事について教えてください。
「All About ニュース」のQ&A記事プロジェクトです。このプロジェクトは、2023年10月から担当しており、私を含めた若手社員3名で行っています。経験したことがないことも多かったですが、試行錯誤して何とか形にし、目標の180%と大幅に達成することができました。新規のプロジェクト推進を若手3人でできるのか!? という不安もありましたが、いま考えてみるとプロジェクトをイチから経験できたことはとてもラッキーなことだったと思っています。何よりプロジェクトを形にしたことを評価してもらえたし、ちゃんと結果も出たことがとても嬉しかったです。私、数字が大好きなので……(笑)。
180%はすごいね……! 入社してからずっと話を聞いていたので、自分のことのように嬉しいです! 私は、協賛ウェビナー(※3)です。クライアントに話をお伺いすると、これまでオールアバウトで行ったことがない対応が求められるような内容だったため、ニーズに応えるために上司のアドバイスのもと、企画書を何度も作り直して提案し、無事に受注することができました。
そこでは初めての経験がたくさんありました。ウェビナーで使用する動画を作るための絵コンテやカンペの作成、動画撮影や編集の指示をクライアントのニーズを汲んで実施しました。分からないことだらけだったので、担当の方にアドバイスをもらいながら何とか形にすることができました。ウェビナーの準備期間がとても短かかったこともあり、とても濃い仕事だったなと感じています。実はこのウェビナー、今夜に本番があるんです。いまもめちゃくちゃヒヤヒヤしています。
それはドキドキですね……。 でも、阪井さんならきっと大丈夫! 無事成功させて、今日はおいしいお酒を呑んでください(笑)。石原さんはどうですか?
この1年で、いろんな機能の実装や設計の見直しを経験しました。その中でも“エントリーとQ&Aの回答を辞退する”という機能を実装したことに、一番思い入れがあります。「PrimeAd BMP」では、広告代理店が参画メディアにオファー・Q&A質問ができます。この機能は当初から課題があり、広告代理店から「メディアからの反応が少ない」というお声をよくいただいていました。広告代理店から「こういうプロモーションをしたいのですが、貴社ではできそうですか?」という相談があり、それがメディア側として明らかに不可能である場合、メディアからテキストで辞退の連絡をするのはハードルが高いというのが原因でした。
エントリー・Q&A辞退機能は、ボタンで簡単に質問への回答の辞退ができるため、メディアの方々から非常に喜んで使っていただき、結果として広告代理店からの次の質問にもつながり、エンジニア冥利に尽きるなと感じています。エンジニアが自信を持って実装した機能であっても、ユーザーに使ってもらえなかったということもあることなので、この機能の実装はとても印象的な仕事です。
■決して楽しいことばかりではない……苦しいことや失敗だってあった
皆さん、とても良い経験をされましたね! 思い入れのある仕事以外にもこの1年でいろいろ経験されたと思いますが、仕事でつまずいたことや失敗したことはありましたか?
苦労したことは、業務を進めるために行う情報共有や相談、実装の承認を得るといったコミュニケーションですね。入社当初は、それを行うための前提となるグループ内での認識合わせや、広告業界の知識が足りていませんでした。特に実装の承認を得るフェーズは認識合わせがとても大切で、プロダクトオーナーと私の認識が合わず、実装の承認が下りませんでした。
最近では、課題検証の段階でプロダクトオーナーの考えを直接聞きに行くようにし、認識の齟齬を無くすように心掛けています。また、「分からないことが分からない」という状態だったので上司や先輩に質問し、「PrimeAd」を一緒に創っているマーケティングチームのミーティングに参加して広告業界の知識を得るようにしています。
石原さんが言ってくれた「分からないことが分からない」は本当に新入社員あるあるですね。新入社員の配属後に定期的に行っている“配属後面談”でも、よくその話を聞きます。石原さんの自分から積極的に情報を取りに行くという姿勢はとても素晴らしいですね。
私の失敗は、仕事を早く進めようとするあまり、ミスが多くなってしまったことです。入社する前に読んでいた本に「仕事のクオリティを追求するよりも早く提出する方が大事」とあり、それを意識しすぎて誤字脱字や細かいミスを重ねていました。先輩が優しくて、ただの誤字について「これは何か意図があるのではないか?」と考えてくださっていることを知って、とても申し訳ない気持ちになりました……。それからは、なぜミスを起こしたのか? を考え、再度起きない業務手順を実行することでミスを無くすようにしています。
私は、メディアとの向き合い方が難しいなと日々感じています。編集者は、読者の生活をより良くするために記事を書いています。ただWebメディアの特性上、私たちの作った記事で読者がどれだけ豊かになったか? が測りにくいので、そこにモヤモヤすることがあります。また、悲しいニュースが続くと自分の気持ちが沈んでしまうので、向き合い方が難しいと感じています。私は、一つひとつのニュースに感情移入してしまうタイプで、上司や先輩にアドバイスをもらいながらメディアとの適切な距離感を模索しています。
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