■「マインドフルネス」を実践!
そしていよいよ、久賀谷先生の指導のもとマインドフルネス実践です!
まずは背中をまっすぐに伸ばして、目を閉じ、数回軽く呼吸をします。
なるべく体の力は抜いて、特には力が入りやすい顔、顎や眉間などはゆるめるよう心がけるのがコツです。
次に、体の感覚に注意を向けます。
呼吸は普段どおり行いながら、頭のてっぺんから足先まで、普段と違う感覚がないか、痛みや疲れなどがないか注意を向けます。
次に左足の親指に意識を向け、靴下や靴に触れている感覚、隣の指に触れている感覚など普段、注意を向けていないものを意識しましょう。
体の感覚に注意が向けられたら、次は呼吸に注意を向けてみます。
鼻からでも口からでもどちらでも構いません。自分が心地よく感じるかたちでやってください。
鼻から空気が入る感覚、あるいは空気が口や喉を通ってお腹に入っていく感覚を意識しましょう。
これをやっている最中、頭に、何かしらの考えが浮かんでくるはずです。それはすごく自然なことで、いいか悪いかなど考える必要はありません。もし何かしらの考えが頭の中に湧いてきたら、その自分が考えている事象に気づくことが大事。考えている事に気づいたら、またゆったりと呼吸に注意を向けてください。また別に考えが浮かんだら、同じことをする。それを繰り返してみてください。
先生によると、こうやっている間にも、脳には変化が起きているのだとか。
眠くなる人も多くいるそうですが、それも自然なこと。最初は眠くなったり、リラックス効果を感じなかったり、「これでいいのかな?」と半信半疑の人でも、だまされたと思って継続すると、効果を感じられるのでは、とお話されました。
眠くなる人も多くいるそうですが、それも自然なこと。最初は眠くなったり、リラックス効果を感じなかったり、「これでいいのかな?」と半信半疑の人でも、だまされたと思って継続すると、効果を感じられるのでは、とお話されました。
■紅茶を使った「マインドフルネス」
基本的なマインドフルネスのステップを確認した次は、紅茶を使った実践方法を教わりました。
何か飲み物を飲むという行為を意識することで、マインドフルネスを実践しやすいのだとか。やり方を先生が解説します。
何か飲み物を飲むという行為を意識することで、マインドフルネスを実践しやすいのだとか。やり方を先生が解説します。
それでは紅茶を手に持ち、”紅茶を飲む”という行為に対して注意を向けてみましょう。
まずは紅茶を眺めます。ここでは五感を使います。色、湯気の様子、コップの熱さ、香り、そして味。苦味や甘みなど、複雑な味を感じられると思います。口に含んで、口の粘膜でも感じてみてください。飲み込んだときの、口から食道を通ってお腹に入るときの感覚にも気をつけてみましょう。
呼吸法だけだと思っていた「マインドフルネス」ですが、このように食事をする際に五感を使って“今”に注意を向けるというもの、その手法の一つになるそう。いずれもポイントは、“今”に注意を向けることだそうです。
■セミナーを受けてみて
参加した新入社員にセミナーの感想を聞くと、ほとんどの人が自分に意識を向ける事の難しさを感じたものの、Mindをfullにするのではなくmindful(意識して)で生活する大切さを意識していきたいと話していました。
また先生の話の中では、マインドフルネスで心にゆとりをもてば、弱みをオープンにさらけ出す事ができるというのも印象に残った様子。自分の強みを活かし、弱い部分は得意な人に頼ることが大切であるとう先生の言葉に、チームで働く・活動するうえで重要な要素を見出したようです。
新入社員に限らず、日々の生活のなかで、またいざという時、集中力を発揮したい時など、
長い社会人人生をよりよく過ごすために、「マインドフルネス」を活用してみてはいかがでしょうか。
また先生の話の中では、マインドフルネスで心にゆとりをもてば、弱みをオープンにさらけ出す事ができるというのも印象に残った様子。自分の強みを活かし、弱い部分は得意な人に頼ることが大切であるとう先生の言葉に、チームで働く・活動するうえで重要な要素を見出したようです。
新入社員に限らず、日々の生活のなかで、またいざという時、集中力を発揮したい時など、
長い社会人人生をよりよく過ごすために、「マインドフルネス」を活用してみてはいかがでしょうか。
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