■「やるべき」と思ったら、即「踏み込む!」のが山本流
―山本さんが、自ら手を上げて行動を起こしたのはどうしてだったのでしょうか?
私は2013年に新卒入社をして、オールアバウト歴は今年で10年目です。実は途中1年ほど離れ、また戻ってきたという経緯があるので空白期間はあるのですが、勤続年数は長いのでオールアバウトのシステムに対する理解度もあるし、プロジェクトマネジメントを担当している関係でいろいろな部署に顔が利くんです(笑)。
ここまで大きな対応は、多分全体を把握している自分が適しているだろう。そして、「気づいた人が声をあげて巻き込む、ベストエフォートを目指そう」というチームなので、いま旗振りをするのは自分しかいないなと思いました。
ここまで大きな対応は、多分全体を把握している自分が適しているだろう。そして、「気づいた人が声をあげて巻き込む、ベストエフォートを目指そう」というチームなので、いま旗振りをするのは自分しかいないなと思いました。
―「普段から、フットワークが軽く、率先してさまざまなチームや部署へ積極的に踏み込みをしてくれている」とか「常に全体を見て、先を読んで動いている」といった推薦コメントもたくさん見られました。自分の仕事が増えれば、負担や責任が増えるという懸念もあると思いますが、山本さんの仕事に対する考え方を教えていただけますか?
仕事が増えるのが嫌だなというよりは、いま優先すべきことをやるという感覚でいつも仕事をしています。
「どちらを選んでいいかわからないときは、自分がやるべき方を選ぶ」というのがポリシーです。面倒くさくてやりたくないと思っても、自分がやった方がいいよねということは極力やります。
「どちらを選んでいいかわからないときは、自分がやるべき方を選ぶ」というのがポリシーです。面倒くさくてやりたくないと思っても、自分がやった方がいいよねということは極力やります。
山本さんのQuotes
社員が大切にしている言葉を紹介する連載企画「Quotes」。第21回に登場していただくのは、開発部の山本さん。今回のQuotesはより後悔を少なくして生きていくための秘訣です。
いざとなれば上司が助けてくれるし、やりすぎた時には首根っこを掴んでくれるという安心感があって、好き勝手にやっています。ジェネラルマネジャーの田中さんにはいつも助けられています(笑)。
Players Vol.12 田中賢志
重要なのはポリシーと決定力。レガシー化した社内CMS移行プロジェクトの舞台裏 - About All About
■価値観の違う人の声に耳をすませ、近づいていくのがこれからの「私の踏み込み」
―当初、山本さんは「Way」をポジティブに捉えていらっしゃったとのことでしたが、実際に「Way」が始まって、何か変化や感じられた課題はありましたか?
実はいろいろ発見がありました。もともと私は、信じた正解に向かって周りをなぎ倒して一直線に進んでいくタイプなんです。ついてこない人には「なぜついてこないのだろう?正しいのに」とか「そこに感情はいらないでしょう。正解があるんだから」などと思っていました。
ところが「Way」が始まってみると、私はポジティブに「いいじゃん」と思っていたのですが、そう思っている人ばかりではないことがわかりました。話をしてみると、「うまくやっていきたいのに、相手にどしどし踏み込んでいくのはちょっと……」とか、「自分を変えていかなきゃいけないというのは、自分を否定されているように感じる」という人もいました。
「Way」という形で言語化されたことで、いろいろな考え方も気づけるようになり、自分も視野が狭くて、相手のことを考えていないというところを自覚して、学び直しをする機会になったと思っています。
正論を言ったら世の中の人は動くと思っていたんですが、そんなことはないんですよね。その人それぞれの考えがある。多様な価値観があるというのは、おそらくみなさんは学生時代に気づくと思うのですが、この年になりようやく気がつきました(笑)。
ところが「Way」が始まってみると、私はポジティブに「いいじゃん」と思っていたのですが、そう思っている人ばかりではないことがわかりました。話をしてみると、「うまくやっていきたいのに、相手にどしどし踏み込んでいくのはちょっと……」とか、「自分を変えていかなきゃいけないというのは、自分を否定されているように感じる」という人もいました。
「Way」という形で言語化されたことで、いろいろな考え方も気づけるようになり、自分も視野が狭くて、相手のことを考えていないというところを自覚して、学び直しをする機会になったと思っています。
正論を言ったら世の中の人は動くと思っていたんですが、そんなことはないんですよね。その人それぞれの考えがある。多様な価値観があるというのは、おそらくみなさんは学生時代に気づくと思うのですが、この年になりようやく気がつきました(笑)。
―山本さんの今後の「踏み込む」について教えてください。
今回の受賞は、「自分で思ったことを突き進められる。実行力がある。巻き込める」というところを評価いただきましたが、実は課題も同じところにあると感じています。これからの私にとっての「踏み込む」は、価値観の違う人たちを切り捨てるのではなく、言葉を探して交わして、私からも近づいていくということなのではないかと思います。
■様々な価値観の人が、新しいことに挑戦できる環境を作りたい
―今後目指していることがありましたら教えてください。
私は今「All Aboutリアーキチーム」のメンバーとして業務に携わっています。長い歴史のあるメディア「All About」のシステムを大刷新すべく進めているので、まずはそこを完成させたいですね。
そして、今後はシステム面でも会社の雰囲気としても「新しいことに挑戦できる環境や、やりたいことをさっとできるような体制」を作っていきたいと思っています。もともとオールアバウトには、挑戦したいことを認めたり、応援できる社風はありますが、そこをさらに強化していきたいと思います。
そのひとつとして、「Way」を会社にもっと浸透させて文化にしていくためのプロジェクトに首を突っ込んでいます。「Way」が始まって1年になりますが、各自がどう動いて、どう考えたかということについて、もっと対話する機会を作ろうとしています。
私、マイナスのものやダメなところをよくしていくのが得意なんです。オールアバウトが完璧で直すところが全くなくなってしまったらやることがなくなっちゃうんですが(笑)。自分が評価されなくなるような会社を作っていきたいです。
自分とは違う価値観や行動の人も大切にして、一緒に働いて、みんなが居心地よくなるようにしていきたいと思っています。
そして、今後はシステム面でも会社の雰囲気としても「新しいことに挑戦できる環境や、やりたいことをさっとできるような体制」を作っていきたいと思っています。もともとオールアバウトには、挑戦したいことを認めたり、応援できる社風はありますが、そこをさらに強化していきたいと思います。
そのひとつとして、「Way」を会社にもっと浸透させて文化にしていくためのプロジェクトに首を突っ込んでいます。「Way」が始まって1年になりますが、各自がどう動いて、どう考えたかということについて、もっと対話する機会を作ろうとしています。
私、マイナスのものやダメなところをよくしていくのが得意なんです。オールアバウトが完璧で直すところが全くなくなってしまったらやることがなくなっちゃうんですが(笑)。自分が評価されなくなるような会社を作っていきたいです。
自分とは違う価値観や行動の人も大切にして、一緒に働いて、みんなが居心地よくなるようにしていきたいと思っています。
―すてきなお話、ありがとうございました!
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<部署紹介 Vol.19>開発部
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