■少し先の未来のために「踏み込み」続ける
ー「よく踏み込んだで賞」では、会社の財産を活かし、これまで誰もやらなかったことに取り組む矢野さんの姿勢と行動力が評価されました。
記事本数を増やす取り組みの他、チームのリーダーとして、目標や戦略の見直しも行いました。メンバーの努力をなるべくスピーディに、わかりやすい形で成果に結びつけたいという思いからです。リソースを集中するポイントを絞り込んだ結果、数字の上でも大きな成長につなげることができました。
一方で、これまで誰もやったことがないことに挑戦する大変さや孤独感があったことも事実です。かつてないほどいろんなことにチャレンジしましたし、つらいこともありました。そんなとき、周囲の人が話を聞いてくれたり、他の部署の人が「こんな取り組みをしているんだって?」と声をかけてくれたりしたことが支えになりましたね。
一方で、これまで誰もやったことがないことに挑戦する大変さや孤独感があったことも事実です。かつてないほどいろんなことにチャレンジしましたし、つらいこともありました。そんなとき、周囲の人が話を聞いてくれたり、他の部署の人が「こんな取り組みをしているんだって?」と声をかけてくれたりしたことが支えになりましたね。
ー大変なことがあっても一歩踏み込む、矢野さんのモチベーションになっているのはどんなことなのでしょう?
僕自身は、ヒーローアニメの主人公のようにいつも情熱を燃やしているタイプではないんです。どちらかと言えば、「踏み込まないほうが怖い」と思っていて。
ーどういうことでしょうか?
事業や組織を維持していくのは、すごく難しいことだと思います。維持するためには、アクセルを踏み続けなければならない。アクセルから足を離した瞬間、下降してしまうリスクがあると思っていて。僕の場合、成長しないことへの恐怖が強いので、少し先の未来のために「踏み込み」を続けているのだと思います。踏み込むことは、時に大変さをともないますが、みんなをハッピーにしたかったら、ある程度の苦労は必要なのかな、と。
■まずは身の回りの小さなことから、踏み込んでみる
ー自分も一歩踏み込みたいと思っている方へ、何かメッセージはありますか?
僕の場合、自分のやり方が今の社会情勢や会社の状況に運良くフィットして、今回の成果につなげることができました。でも、踏み込みって、そんなに大きなことじゃなくてもいいと思うんです。たとえば、業務を楽にしたいから運用フローを変えるとか、隣の人に思い切って声をかけるとか。一つひとつの小さなトライが積み重なり、チームや会社全体の変化につながっていくのではないでしょうか。
ー最後に、矢野さんがこれからオールアバウトでやりたいことを教えてください。
コンテンツの作成スキルをさらに上げていきたいです。読者の方に価値のある情報、今までにないような面白い話題を、より読みやすい形で届けるため、まだまだ勉強するべきことがたくさんあると思っています。
ー「踏み込み」へのヒントがたくさん詰まった素敵なお話、ありがとうございました。
(取材・文/高橋三保子)
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これまでの「わたしの踏み込み」はこちら
Way~オールアバウトが大切にする仕事のやり方~「わたしの踏み込み」
日常にある「自分の良い行動」や「周囲の人の良い行動」を投票し、その中から特に「Way=オールアバウトが大切にする仕事のやり方」を体現した“踏み込んだ行動”を称える「よく踏み込んだで賞」。受賞者のインタビューを掲載しています。
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