長谷川
服部さんって、数字へのコミットがハンパないじゃないですか(笑)。そのための戦略を考える企画案のスピードが速い。毎日のように新しいことを考えて、言葉にしてSlackで伝えてくれるので、日々発見があります。そこが全体のスピード感にもつながっていますよね。
服部 テレビ制作会社でのAD時代、毎週会議に出すネタを探すために一日中考えていたので、それからずっとその癖がついてしまって(笑)。
――情報収集のために、何かやっていることってありますか?
服部 毎シーズン、新しいドラマは意識的にみています。ドラマってテレビ局がかなりお金をかけてリサーチして作っているだけあって、あの1時間の中で得られる情報って実は多いんですよ。
――ちなみに数字にそこまでコミットするというのは何なんでしょう?
服部 負けず嫌いですね。負けたらくやしいです。
高貝 服部さんは、課題に感じたことをうやむやにしないで、掘り下げるところが徹底していますよね。
足立 意見を誰にでも言える「NO忖度スタイル」(笑)。他部署のことでちょっと聞きづらいことがあって、それを服部さんにやんわり相談したら、次の瞬間には他部署相手にガンガン突っ込んでくれました。解決する方向に周りを巻き込んでやってくれますね。
服部 これでもすごく忖度しているつもりなんですけどね……(笑)。
――周りが、もしや服部さんを利用している?(笑)
みんな それはあるかもしれない!(笑)
足立 ある程度数字が安定しているのに、そのルーティーンを壊したり、記事の編成もあえて変えたりしますよね。
服部 新しいテーマを入れていかないと、読者が飽きてしまう。強みにしていないジャンルでも、新しいところを探っていくことはあります。
――それをやると下がるリスクもあるわけじゃないですか。それでもやはり、チャレンジするほうが、得策だと思う?
服部 失敗は本当に勉強になるので。
Back Number
Rankingランキング
- MONTH
- WEEK